デモクラティックスクールまんじぇ まんじぇの仲間ブログ

何気ない日々の家庭から見えてくる(?)まんじぇ♪
保護者・生徒・ボランティアなど、まんじぇに関わる者たちで書いています

先駆者

2015-04-20 15:05:45 | のば

のばです。


うちから車で30分ほど山の方へ行くと
平飼いの養鶏場があり、
新鮮なたまごが売っています。

時々そこでたまごを買います。

   余談ですが、
   こうきが鶏を孵したいと言ったことがあったので
   そこで買ったたまごを温めたことがあります。

   そのたまごは結局ちゃんと孵せず、
   でもたまごの中では変化があり…
   そんな命の勉強をしたこともありました。


少し前に遡りますが、
そのたまご屋さんに向かいながらふっと、

「まんじぇのパンフ、置かせてもらえないかなぁ」

なんて思いつきました。

たまご屋さんに着き、たまごを注文。

そしてパンフのことをお願いしてみました。

すると、

「何?そんな私が理解できんもん、
 お役に立てるかね…」

説明しても

「ふ~ん。で、お宅はそこに行っとるの?」

「学校は?…ふ~ん。」

で、おしまい。

あちらもお客相手なのでこれ以上言えなかったのでしょう。

無理だと悟り、そのまま帰りました。

傷ついたとか、そこまでのことはないけれど
なんとも言えない気持ち…。


その時にふと、
Kyokoさんのことが頭に浮かびました。

まんじぇを立ち上げるまで、
そして立ち上げてからのこれまで、
きっといろんな思いをされてきたんだろうな…。

もちろん、賛同してくれる方たちもいたから
立ち上げることができたんだろうけど、
そうでない方たちの方が圧倒数で。

その中で自分の意思を貫くのは
よほど信念をしっかり持ってないと。

私だったら折れてただろうな…。

Kyokoさんとそんな話はしたことはありませんが、
そんなことを想像しながら帰宅しました。

考えてみれば、
まんじぇに限らずいろんなところで
いろんな方たちが自分の信念を信じ
”世間”と戦ってきてるんですよね。

私たちはそういった方たちの努力のお陰で
「今」を選択することができているんだな。


…ある方が教えてくれました。

『せめて自分だけは自分の味方になってあげないと』

先を走り、道を作ってくれている方たちに感謝を込めて

私も強くありたいと願うのでした。



のば