記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

ハーモニー:調和

2011年06月22日 10時07分35秒 | Weblog
今朝天気予報を見ていたら、予報士さんの口元、さらには右側の前歯に焦点がパチッと合った

何故かその一本だけが、まわりの歯の色と明らかに異なる黄みがかかった色

初対面で歯並びや歯の色が気になるのは職業柄だと友達には言われるが、そうでもなさそうだと今、気づいた

先日見た「たけしのニッポンのミカタ!」で 柿木隆介先生(生理学研究所 教授/医学博士、顔認知と脳のスペシャリスト)が仰っていた示差性(集団の中で印象が残ること)そのものだ。

スマイルマークがたて×よこ並んだ中に一つだけ困った顔のマークがある画像を見せられると、人はその一枚だけに目が吸い寄せられる。
たくさんあるスマイルマークはもう眼中になくなってしまう。
(番組で使用した画像をまねて書いてみましたよ

今の現象もまさに同じこと。

メディアで活躍する人、政治家等々、多くの人の前で話す機会のある人は、特に気にかける必要がある。オフィスの顔となる受付もしかり。
なぜか。それはたった一か所の不調和により、集中して耳を傾けることを阻害してしまうからだ。

杜甫が楊貴妃を例えたという(さっき知りました)「明眸皓歯」というコトバにも、美しく澄みきった眸(ひとみ)と白くととのった歯は美しさの象徴のひとつ。

何も真っ白い歯とキレイに並んだ歯がいいと言ってるんじゃない。
肌の色が黒いのに真っ白い歯じゃ、笑顔がかえって怖い
入歯みたいに整然とした歯並びが必ずしも自然感を与えるとは言い切れない。
自然な歯並び、自然な色、つまり違和感を与えないことがいちばん大切。

調和がとれていれば、気にならないのだ。


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