記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

夜がコワイ

2014年04月25日 20時13分18秒 | Weblog
今回の入院に限らず、今までも大部屋の病室を希望してきた。
もちろん個室も魅力的だけど、ひとりぼっちはなんだか寂しいじゃない。個室割増料金もピンからキリまでだし

カーテンでしきられた空間だから、面会時に賑やかに聴こえてくる家族や知人のほのぼのとした会話も悪くない
他人の家族を通して、親のありがたさを実感することもある
ただ、大部屋でいちばん怖いのは夜寝静まった頃…

元から鼻が悪いのか、処方されている薬のせいなのか、おっそろしく響き渡るイビキの患者さんがいる時だ

残念なことに、今回もその方がいらしたのだ。入院初日の昼過ぎ、母と一緒に病室で話をしていると、向かいから聞こえてくる規則正しいリズムのいびきがまさかとは思ったが、不安は的中した
翌日は朝イチの8:45から手術だと言うのに、一睡も出来ない訳にはいかない

なんとかねばってみたが、真夜中の3:30で限界に達した
ちょうど見回りに来た看護士さんに訴えた。
「ごめんなさいね。眠れないですよね。良かったらこちらのお部屋を使って下さい」と、個室のお部屋に案内してくれた。
手術前の処置の6時まで2時間半だけど、無事に熟睡することが出来た

しかし、術後がある
いびきの方ももちろん変わらずに向いのベッドにいらっしゃる…
術後は、早々に看護士さんに伝えて、睡眠導入剤を点滴に加えてもらった。この時は絶対安静でベッドからは出られなかったので、早目に手を打ったのだ
さすがに薬の効果絶大
ただ、時間に限りがあった
朝方の4時半には目が覚めてしまい、また聞き慣れたいびきが眠気を吹き飛ばした。

これ、私だけじゃない
いびきの方以外、みんな眠れない状況だった。
痛みや、吐き気が強くて眠れない方もいたかもしれないけど、あのいびきの中を眠るには相当な神経の持ち主だけだと思う。

朝の検温時に、看護士さんに必ず質問される内容がある。
「睡眠はよくとれましたか?」
「はい、よくとれました

と、清々しく答えるのは決まってひとりだけ。

次回がない事を祈るけど、万が一あったら、初個室デビューかな


病室の窓から右斜め20度弱方向に見えるスカイツリー。
お掃除に来てくださるおばちゃんが教えてくれた
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