記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

灼熱のヴェルサイユ宮殿 vol.2

2023年10月04日 18時01分15秒 | Paris

グランドトリアノンは、徒歩ではかなりの距離だと判明。

途中、プチトラン乗り場を見つけた。ただ、予めチケットを購入しておかないといけなかった。

「一体どこで買うの?」

チケットがない私は、チケット購入者全員が乗った後、空席があれば運転手からチケットをその場で購入し、乗車することが出来るとプチトラン案内のお兄さんが教えてくれた。

 

2回ほど乗れずじまいとなる

チケットを持たない私の後ろに並んだ、シカゴから来たMさんが、話しかけてきた。

「すごい!ひとりで来たの?怖くないの?」と。

20代くらいの女性で、お母さんと一緒に旅行に来たと言い、お母さんを紹介してくれた。おばあちゃんが日本人だから、私はクォーターなの!と。iPhoneからおばあちゃんの写真まで見せてくれた

次のプチトランが来るまで、たわいのないおしゃべりをしながら、お互いのインスタを交換し、「シカゴに来たら、必ず連絡してね!案内するから!私が日本に行った時は案内してね!」と言って、列から外れてお母さんとカフェに入って行った。

シカゴと言うと、大好きな海外ドラマ、「シカゴメッド、シカゴPD、シカゴファイア、シカゴジャスティス」の世界だ

Mさんの案内で、本物が見られるかも

 

プチトラン案内係のお兄さんが、さっきまでフランス語か英語を話していたけど、私に向かって「お待たせしてすみません」と日本語を喋った。

 

「えっ?!

 

と驚くと、インターンシップで日本に3年ほど住んでいたとのこと。

経済、マーケティングなどの勉強をしたそう。

そして「次のプチトランが来たら、乗せてあげます!1人だったら多分大丈夫だから!」と、笑顔で言ってくれた。

 

プチトランが到着し、チケット購入者が続々と乗り込む。座る席はどこにも空いてないからまたダメかなと思ったら、お兄さんが手招きをして案内してくれた。どう見ても座れるとは思えなかった
実はここに座っていた男性がとてもふくよかで、
4人席を3人で座っていたのだ。無理やり隙間を開けてもらって座れた!!

 

タイヤが硬いのか、物凄い轟音を響き渡らせながら走るプチトラン。風を切って走るのが気持ちよかった

 

無事に念願のグランドトリアノン到着。期待以上に薔薇色の大理石の列柱が素晴らしかった。やはりここも人物は入れずに撮影したい。

 

プチトリアノンまで再びプチトランに乗り、可愛らしいこじんまりとした城館を訪れたここでマリー・アントワネットは平和な日々を過ごせたのだろうか。

 

プチトラン乗り場には長蛇の列。

そばでミネラルウォーターを販売していた。正に喉から手が出る勢いで購入干からびかけた体に、冷たい水が染み渡っていった

しばらくして宮殿に向かうプチトランが来たが、それには乗れず。ただ、長蛇の列を見た運転手さんが、迎えのプチトランを要請してくれたので、さほど待つことなしに乗ることが出来た

 

次回は庭園だけで見に来たい

そして、プチトランのチケットは予め手に入れておくことを忘れずに

何より、気候がいい時を選ぶことが全てを制します

 

 


グランドトリアノン







王妃の寝室。これはベッドなのか?それにしては小さすぎます

アントワネットとフェルセンの密会の場所だった、愛の神殿

宮殿→グランドトリアノン→プチトリアノン→宮殿を巡回するプチトラン


 


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