記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

ユニバーサルカラー

2010年06月12日 21時49分20秒 | Weblog
帝国ホテルタワー7階セミナールームでAFT主催のセミナー。

30分遅刻したが、私が聞きたい内容には充分間に合った。
左右の脳は体幹に対し反側支配である。眼だけは投射された空間支配を受ける。
脳梗塞などで右麻痺になった場合はからだの右側に麻痺を生じるのはご存知かと思う。脳は左側に病変を生じている。左脳に病変があると右側に麻痺を生じる。左脳は言語中枢、論理的思考を司るので言語障害を伴う。失語症である。

ここである実験をした研究者がいた。左右の脳を連絡する脳梁を切断した男性に女性のヌード写真見せた。するとにやけた表情をしたのでなぜにやけたかを尋ねると、言葉に表現することが出来なかった。つまり目で見た情報を右脳で感情表現したものの言語中枢である左脳に伝えることが出来なかったというわけだ。
講義は色覚異常の仕組みと見え方について進んだ。はやくユニバーサルカラーについて話をして欲しいのになぜ色覚異常の話をしているのだろうか。明るさと色を認識する錐体細胞、明るさを認識する幹細胞など、初めて聞く人にとっては退屈かもしれない。現に私のお隣さんはずっと船を漕ぎ続けている
だがやっとわかった。そう!ユニバーサルカラーとは色覚異常のあるひとにも優しくなければならないのだ。色覚異常の場合、赤と緑の区別が困難な場合が多い。正常な人でも反対色で同じ明度の場合、輪郭がぼけて見えてしまう。
一方、青と黄色は区別可能。この2色なら微妙な色の違いでも見分けることができると言う。
参考までにコチラをどうぞ。
地下鉄路線図の見やすさのアンケートと色覚バリアフリーの観点からの改善策
地下鉄路線図は私でもすぐに目的の駅をみつけることが出来ない。しばらく上を向いて立ち止まってしまう
複雑すぎるのだ
今回のセミナーを受け、自分が五体満足に生まれてきたことに改めて感謝した
次回は年齢別、性別による嗜好色について、またヒトの細胞レベルで色を認識しているのかどうか、またそうだとしたら色別による作用の違いを知りたい。こんなセミナーあったら即参加します!
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