記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

"ホッ"としましょ!

2008年05月17日 21時12分56秒 | Weblog

お天気がいいから歩いてららぽーとまで来ました。
ぶらぶらウインドウショッピング。人混みでかなり疲れた。かつて遊覧船が出ていたららぽーと桟橋でひと休み。木のデッキを歩くのは気持ちががいい。特に足に伝わる木の感触と靴音が心地いい。
小学生の時に体育館へ続く渡り廊下に木の板があったからだ。走り抜ける時にいつも聞いていた音を思い出す。

デッキには犬の散歩に訪れる人、ジョギングではなく競歩で歩く人、マックを食べている家族連れ、本を読んでいる人、今の私みたいに海に向かって座り、ぼぉ~っとたそがれている人、さまざまだ。そして今まさに私の前で桟橋デビューで知り合ったと思われる、わんこの会が開かれている。ブルジョア風の真っ白いプードル、目がどこにあるかわからないシーズー、落ち着きのないパピヨン、とてつもなく痩せっぽちのワンコ。まるで拒食症みたいな体だけど、多分そういう種類なのだろう。ワンコ達は早々に挨拶を済ませると、早く歩き出したい様子。飼い主同士の井戸端会議なのだ。

こうしてぼーっとする時間が、パリではよくあった事を思い出した。セーヌ側沿いを歩きながらいろんな形の橋を見るのが好きだった。なかでもお気に入りの橋はPONTS DES ARTS。芸術橋だ。(下に載せているリンク先のHP ponts:3,6,7,8番目の橋)
休日には橋の上で絵を描く人、踊ってパフォーマンスする人、テレビカメラをまわしてなにやら撮影している様子も結構見かける。ここも木の地面になっている。

自分が立ち止まると、歩いていたときにはけっして見つける事が出来なかったものがみえてくる。
だからひとりの散歩はやめられない。


fine ART photographer Masumi
コメント
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