風邪をひいて早退する途中「長引いたら本が必要だ」と購入。
病欠は読書の唯一のチャンス!
以前から注目していた伊坂氏の作品をはじめて読みました。
未読ですが『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも
支持され1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となったのが
記憶に新しいです。
2008年本書で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。
本格的なミステリながら、上から目線じゃない洒脱なユーモア、
ビートルズはじめ音楽好き、そして権力嫌い?が漂う作風。
例をあげるのは、無粋なのでやめますが、
本書も随所に、クスリとさせる仕掛け(?)がたくさん。
また、おそらく、本質的に権力とかが嫌いであろう性質が
行間ににじみ出ていて、実に味のある文章です。
また、この人「偉い作家さん」になんかなりたくないんだろうな、
となんとなく思い、小さくまとまってしまわないであろうと
確信しました。
なんだか後輩を応援するように、「伊坂くん頑張ってね」
なんて心の中でつぶやきました。
良い作品、良い作家との出会いがあった今回の風邪。
たまには風邪をひくのも悪くありません。
仕事をフォローしてくださった方々に感謝をこめて。
早めに休んだので治りが早かったです。
病欠は読書の唯一のチャンス!
以前から注目していた伊坂氏の作品をはじめて読みました。
未読ですが『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも
支持され1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となったのが
記憶に新しいです。
2008年本書で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。
本格的なミステリながら、上から目線じゃない洒脱なユーモア、
ビートルズはじめ音楽好き、そして権力嫌い?が漂う作風。
例をあげるのは、無粋なのでやめますが、
本書も随所に、クスリとさせる仕掛け(?)がたくさん。
また、おそらく、本質的に権力とかが嫌いであろう性質が
行間ににじみ出ていて、実に味のある文章です。
また、この人「偉い作家さん」になんかなりたくないんだろうな、
となんとなく思い、小さくまとまってしまわないであろうと
確信しました。
なんだか後輩を応援するように、「伊坂くん頑張ってね」
なんて心の中でつぶやきました。
良い作品、良い作家との出会いがあった今回の風邪。
たまには風邪をひくのも悪くありません。
仕事をフォローしてくださった方々に感謝をこめて。
早めに休んだので治りが早かったです。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) | |
伊坂 幸太郎 | |
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