☆素晴らしきかな負け犬Life☆~夢の途中~

意外にも楽しい三十路生活♪夢を叶える為、日々奮闘中!

予期せぬ喪失感と今後の悩み

2008年04月21日 | 日々徒然

ご無沙汰しております。
先日、じいちゃん(86歳)が亡くなってバタバタしていました。
去年、叔父と父方の祖父が亡くなったのも4月でした。
こういうことって重なるものなんですね・・・。

先日亡くなったじいちゃんというのが、これはもう近所でも有名な頑固ジジイ(^^;
気に入らない事があると、大暴れします。
ちゃぶ台ひっくりかえす事なんて日常茶飯事。
娘である母と孫の私とは、とっても仲が悪くて、しょっちゅう喧嘩していました。
80歳までは車の運転もバリバリで、お洒落して良く出かけていったものです。
あの横暴なじいちゃんにつきあっていたら、こっちが先に死んじゃうよ・・・っていうくらい、とにかく威勢のよい人でした。
だけど、3年位前から、認知症を患い、施設に入所していて、やはりあの頑固さも次第に弱まり、最後はもう家族の事も分らなくなる位、病状は進行していました。
一緒に住んでいた頃は、とにかく欠点ばかりが目立って、穏やかな父とは対照的過ぎる程、 亭主関白のじいちゃんが、受け入れられなくて、きっと、じいちゃんが死んでも私は悲しむことはないかもしれないって思う程でした。
それなのに、この喪失感といったら・・・。
今、じいちゃんが居なくなって、初めてその偉大さに気が付きました。
口うるさい人というのは、言うだけの事はきちんとやっているのですね。
生前、じいちゃんに感謝なんてこれっぽちもしたことなかったけど、じいちゃんが私達に残してくれたものが、どれだけの苦労の上に培われたものだったのか、今は理解できます。
元気なときに、もっと打ち溶け合えればよかったのかもしれないけど、施設に入所したことで、少し距離をおいて、じいちゃんと接してきたことが、私達の気持ちの距離を縮めてくれたのかもしれないって思っています。

人っていうのは、悪い事はどんどん忘れていく生き物なんですね。
あんなに、大嫌いだったじいちゃんが、今では愛しく、私達の為にしてくれた事ばかりが、蘇ってきます。
とっても頑固だったけど、実は人情にあつく、面倒見の良い人だったと思っています。
色々な事があったけど、じいちゃんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
じいちゃん、ありがとう!



そしてじいちゃんは、よくもいじめてくれたなと云わんばかりに、この世にいる私にたいそうな土産を置いていきました(^^;
それが今、抱えている悩み・・・。
実は我が家は、父が母の実家に入っています。
じいちゃんは長男(享年36歳)に先立たれてから、後継者のことをずっと気にかけていました。
長男である父と結婚した母が、実家に戻ったのも、長男の死がきっかけでした。
我が家には子供が3人いるから、だれか1人、この家を継いで欲しいということは生前良く口にしていました。
その意思を尊重してという訳ではなかったんだけど、4年位前に、継ぐとか、継がないとか、そういう具体的な事とは関係なく、とりあえず名前だけと思って、私が、じいちゃんと養子縁組して、苗字を変えることになったのです。
正直、当時はじいちゃんもピンピンしていたし、死んだ後の事なんて、深く考えてはいませんでした。
だけど、こうしてじいちゃんが亡くなった今、この家は誰かが守っていかなければいけないんだって いう責任も感じるようになってきました。
というのも、家の敷地内にじいちゃんの先祖代々のお墓があるので・・・。
弟は、父の苗字を継ぐべく人だし、実質、じいちゃんの苗字を残せるのは私しかいないんですよね・・・。
亡くなったじいちゃんの為に、私が唯一してあげられる事は、じいちゃんが築いたこの家を私が継いでいく事なのかな・・・???
かといって、私はまだ未婚。
彼だって、一家のご長男です。
簡単にお婿さんに来て頂く訳にもいきません。
彼は、今の時代、夫婦別姓も有りじゃないか?って言っていたけど、それって、結局は事実婚って事だし、夫婦二人だけの問題ならまだしも、子供ができたら、今の法律が変わらない限り、その選択肢は厳しいと思うんです・・・。
若い頃は、結婚なんて簡単に出来るものだと思っていました。
それが年齢重ねる毎に、色々な変化が訪れて、そこに踏み込む事自体が難しく思えて、今度はどうすれば、お互いに幸せな結婚が出来るのかっていう方法を必死に探すようになる。
もちろん、私は彼との結婚しか考えていないんだけど、何だか、一筋縄にはいかない状況に嵌ってしまった感じがしています。
人生最大の悩みに直面してしまったか・・・???

だけど『悩み』というのは、乗り越えられる人にしか与えられないと聞いた事があります。
きっと出口は見つかるはず。
結局私が一番望んでいるのは、他の誰でもなく、彼と私の幸せだから。
まずは、私達が幸せにならなくちゃ、周りの人を幸せにしてあげる事も出来ないよ・・・。

と、まあ、いかにも深刻そうですが、彼とのお付き合いはいたって順調ですし、離れる事はないと思っているので、多分、いや、絶対、大丈夫です(^^;


え~っと、書道の方はじいちゃんの事があったので、さぼり気味でしたが、学校には行ってますので、また後日レポートしますね(^^



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6 コメント

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Unknown (咲葉)
2008-04-22 00:39:37
そうでしたか…。
心よりお悔やみ申し上げます。
でも「ありがとう!」と今になって思えたのは、素敵な事ですよね。

おじい様が残して下さったお土産…確かに複雑ですね。
若い頃は考えもしなかったような問題が、次々に起こりますよねぇ、人生ってやつは…。
でも眞深華さんの文面から、「絶対何とかしてみせる!」というポジティブなものを感じました。そういう人には、絶対出口が見つけられると思いますし、見つけて欲しいです。
眞深華さんが望んでいる幸せの形に、一歩一歩近づいて行けますように!
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久々でした^^ (海月)
2008-04-22 01:44:02
色々と大変でしたね。私も心からお悔やみ申し上げます。
生まれた時にはもう祖母一人しかいなくて、その祖母も小さい時に亡くなってしまった私にとって、今の眞深華さんの年頃までおじいちゃんがいたっていうのが、何だかとても羨ましく思いました。
お話を聞けば色々とご苦労もあったみたいですけれど…でもこうして眞深華さんの心の中に何かを残してくれた存在っていうのはとても大きいって思うんです。
そしてそう思ってくれている事をきっとお祖父様も喜んでらっしゃると思いますよ^^

家を継ぐとか継がないとか…正直ややこしい話ですよね^^;
うちは父親がそういうのを取っ払ってしまうタイプで、しかも受け継ぐ家もないので(笑)ホントに眞深華さんのお話聞いて大変だな~って思いました。
でも、根本的に家を守ることって、名前ばかりを継いでいく事ではなくて、眞深華さんが幸せになって子供を産み育て、受け継いでいく事だって思うんですよね…。
だから彼にとっても眞深華さんにとっても最善の方法がきっとあるように思います。
形式よりも本質に目を向けて、そして大好きな彼ともよく話合えばきっと道は開けますよ!^^
影ながら応援してます。幸せになってくださいね^^
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咲葉様 (眞深華)
2008-04-22 23:00:27
こんばんは^^
温かなお言葉、ありがとうございます。
咲葉さんが仰ってくれたように、ポジティブ思考っていうのは大切だと思うんです。
何事も、前向きでいれば、きっと解決の糸口が見つかるはずですよね。
今回の事に限らず、これから先、色々な問題に直面する事もあるかと思いますが、立ち止まらずに、先に進める自分でありたいと思っています。
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海月様 (眞深華)
2008-04-22 23:27:15
こんばんは(^^
心温まる励ましをありがとうございます。
そうですね、海月さんの仰るとおり、名前だけにこだわって、本質を無視していたのでは、この問題の解決にはなりませんね。
家を継ぐとか継がないとか、そういう事は、今まで全く考えてもみなかったけど、こんな風に、自分の子孫を残し、後に繋げていくことを望んでいる自分がいるということは、それだけ、私も成長したという事なのでしょうか(^^;
全ての人にとっての幸せなんて、難しいかもしれませんが、まずは、彼と私の幸せを最優先に考えたいと思います。

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こんにちは (てるぼう)
2008-04-24 09:59:15
眞深華さん、色々大変でしたね。
心身ともにお疲れ様でした。。。

遺された家族には、色んな問題や悩みが出てきますよね。 わかります。。。
でも、亡くなったおじい様は、眞深華さんが家を継ぐことに悩んでるってことだけで、十分今までの感謝の気持ちが伝わってると思いますよ。
素敵な方をおじい様にもたれたんですね ^^

私も2年半前に37年間一緒に暮らした、最愛の父を病気で亡くして、ずいぶん辛い時期を過ごしました。
実家の商売のこと、私が大阪を離れて東京で結婚すること・・・色々悩んだり、葛藤もありました。

でも、故人が一番安心して喜んでくれるっていうのは、残された家族が故人を忘れずに、幸せで笑っていることだと今は思うようになりました。

家や名前を継がないことになっても、できることってきっとあると思います。
だって、ずっと同じ血が流れてて、心と体は継いでるんですから・・・。

何々しなきゃいけない!って考えると、苦しくなりますよね。
でも、あえて何々しなきゃいけないって思うべきことがあるなら、
「生きてる自分が幸せにならなきゃいけない」ってことです。

心強い彼もいらっしゃるので、一緒に考えて、ゆっくり幸せに向かって進んで行ってくださいね。
願っています (^^)
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てるぼう様 (眞深華)
2008-04-24 21:36:24
てるぼうさん、こんばんは。
心強いお言葉をありがとうございます。
そうですか、てるぼうさんもお父様を亡くされてお辛い時期を過ごしていたのですね・・・。
そしてご実家の事を抱えながら、東京へ嫁ぐのには大変な決心があったとお察しします。
てるぼうさんが仰るとおり、今を生きている私自身が幸せにならなくては、供養になりませんね。そして、私の幸せが故人(先祖)の幸せでもあるんですよね。
大変励みになりました。
前向きに、幸せの形を見つけたいと思います。
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