2/27 授業内容
仮名<和漢朗詠集>
師範クラスでは、先日受講した集中講座と、もう一つ、かな講座も通常授業とは別に受ける事になっています。
その1回目が本日。
集中講座は基本的に休日なんですが、かな講座は平日に設定されているため、会社は半休か、フレックスを使わないと間に合いません。
フレックスでも十分間に合うんだけど、今日は、学校へ行く前に実務の課題を仕上げておきたかったので、午後休暇をとっちゃいました(^^;
夕方から都内に出て行くのはちょっと大変だけど、ここは気合を入れて・・・。
授業が始まる30分前に到着。
さっそく墨をシャーコーシャーコーと磨り始め、準備にとりかかる。
たちまち先生がいらして、授業の説明を。
墨のすり方、筆のおろし方、持ち方など、一通り基本事項を教わり、いよいよ課題へ取り掛かる。
かなを書くのは数ヶ月ぶり。去年、書道クラスでやったのを最後に、封印していたから(^^;
やっぱり久しぶりだと、あの繊細な線は書けません。
直されまくりで、次回(1ヶ月後)までの宿題となりました。
2/22 授業内容
・課題9:慣用句(行書小文字)
今日も有休を使って学校へ行ってきました。
午前中の授業なので、会社へ行くときより早起きです(^^;
通勤ラッシュの電車に乗るのも少しだけ慣れてきました。
学校へはギリギリ10時に到着。
一通り、課題の説明を受けた後は、お話time。
以前、筆耕を仕事にするアドバイスは頂いていましたが、今回は開塾編。
地域密着方の書道教室というのは、口コミで広がっていくので、とにかく、近所の子供1人でもよいから、教えてみるとの事。
幼稚園生は通園時間も短く、帰宅したあとの時間が確保しやすいので、ターゲットにするとよいらしい。
募集方法は、ポスティング等。
とりあえずご近所にばらまく。
自信がついてからなんていっていたら、いつまで経っても始められないので、教えることによって自分自身の勉強にもなり、必ず力がついてくるので、将来、開塾を考えているなら、早めに飛び込んでしまおう!との事。
まだ自分の中で、方向性は決まっていないけど、何らかの形で書道を仕事にしていけたらいいな~と思っています。
2/17 授業内容
≪指導法≫
・初学者指導(こども)
・ひらがな指導
・かな交じり指導
(小学3、5年生毛筆手本)
(小学2、5年生硬筆手本)
師範クラスになると、通常授業とは別に理論や指導法を学ぶ集中講座も受講しなければいけません。
今日は第1回目の集中講座(指導法編)。
10時~15時半までビッシリ。
先生は男性(初)でした。
長い間教壇に立たれていたそうで、 だから実際の教育現場の話等、非常に興味深く、あっという間の5時間でした。
まだ、将来の事は分らないけど、開塾するにあたっては、参考になる話ばかりでした(下記参照)。
<こどもの指導法について>
★手本は、太く、大きく、のびのびと
余白などはさほど気にしなくて良いとの事。
手本が細いと、バカにされるらしい(^^;
とにかく、存在感たっぷりに、ぶっとく書くと、子供は単純に、
この先生すげぇ~と思うらしい(笑)。
写真『ふえ』ではまだ若干細いとの事。
★直すところは20%、80%は褒める
あまり朱をいれてしまうと子供のやる気を削いでしまう
★手本を書く時、筆は、高級なものは使わずに、生徒と同じ廉価なものを
羊毛などは使わない。
★落款は大筆で書かせる
小筆で書く癖をつけてしまうと、どうしても、落款が細くなりすぎて、
全体的なバランスが悪くなるため、最初は困難でも続けさせる。
大筆で落款が書けるようになったらしめたもの(笑)。
★字の概形を覚えさせる(○、△、□とか・・・)
添削時、単に、この横画はもっと長くなどと言ってもこどもは直ぐに
忘れてしまうので、特に幼児の気を惹くのには○や△は非常に
有効手段らしい。
すぐに食いつくとの事(^^;
高学年になってしまうと○△ごときでは注目してくれないとか(笑)。
★手本は絶対に間違えないように(止め、ハネ、払い等)
許容体は絶対ダメ
(例:のぎへん(ハネ有り)→許容体。小学校ではハネ無しで習う)
小学校学習指導要領に示された「学年別漢字配当表」が標準。
許容体は小学校では教えていない為、ちょっとでも間違うと、
『先生間違えてる~。学校ではこう習ったよ~』と
即座に指摘を受けるとか(^^;
★硬筆は3B~4Bのえんぴつで書かせる(しんは尖らせない)
お手本も同様
etc・・・。
・清書課題8提出
・清書課題9提出(理論問題)
・2月競書課題練習↓
今回、横書き課題を提出するのに、何度も自宅で練習したけど、最後の方は、書けば書くほど、駄目になっていったので、とりあえず5枚くらい取り置きしておいた。
日を改めればまた違ったものが書けそうな気がしていたので、当日学校で書くことに決めて、今日の授業に出席した。
添削の順番が回ってくる間に、2~3枚書いてみた。
自分としては取り置き分よりは、良い気く書けていると思っていたけど、先生が選んだのは、取り置きの方だった。
先生のチェックポイントとはやはりズレがあるみたい。
だけど、先生から指摘を受けると、そっちの方が良く見えてくるから不思議。
自分のレベルが上がってくれば、先生のポイントとピッタリ合うようになるのかな?
何処がどんな風に良いのか、悪いのかを早く見極められるようにならないとね!
2/9 授業内容
<集字聖教序>
・省略と近道の連続。折れの丸み。
・点画の省略と連続。
今日は夕方から雪がふるとの予報。
でも朝の感じからは、大丈夫かな?なんて思っていた。
大きな傘をもっていこうか、折りたたみにしようか迷っていたが、帰宅するまでは雪が降らないことを祈りつつ、折りたたみの方を持参。
自分が雨に濡れようと雪に降られようと風邪さえひかない様にすれば全く気にする所ではないんだけど、大事な書道用具が濡れるのが一番イタイ。
特に、紙は、濡れたらお仕舞いだから・・・。
学校へは30分前に到着。
準備を済ませ、授業が始まるのを待つ。
今日も導入レッスンから。
書き順や部分の名称(“しんにょう”とか)、ひらがなのもとの漢字などを一通りやったあと、本編授業へ。
まず、自宅で書いてきたものを添削してもらう。
法帖の細かい部分が不十分だったのを注意して、書き直し。
今度は丸をもらえた。
半紙横(9文字)は一発OKをもらえたところで今日の授業は終了(^^
気にしていた雪もまだ降り出していなかった。
だけど、安心していたのもつかの間、地元に戻ってくると、大雪が・・・
大事な書道用具が濡れないように、家族に迎えに来てもらい無事に帰宅した。
10月号課題出品分
①漢字部門(楷書の部)・・・秀作
②漢字部門(行書の部)・・・秀作
③実務書道部門(第3部)・・・準特選≪写真版≫
④ペン字縦書き部門(基本の部)・・・入選
【出品編】
1月号出品部門
①漢字部門(楷書の部)
②漢字部門(行書の部)
③実務書道部門(第2部)
④ペン字縦書き部門(応用の部)
競書をやるようになってから丸1年。
2年目に突入です。
バックナンバーも12冊になりました。
この競書雑誌はいったいいつまで保存しておけばよいのか?
スペースに限りがあるので、いつかは処分しなくてはいけないと思うが・・・。
だけど、自分が勉強したものを処分するのには少々気が引ける。
まだあと2年分くらいは保管場所がとれそうなので、そのときに考えるとして・・・(^^;
毎回、締め切り日ギリギリでの提出となったけど、とりあえずこれを継続してきたことで、多い、少ないは別としても練習したという事実は残った。
結果に一喜一憂して、果たして、競書の効果がどれ程のものか分らないけど、毎月参加したことに意義があったんだと自分に言い聞かせてみたりして・・・。
さてさて、本題へ。
1月号出品分からちょっと実務とペンの出品レベルを上げてみました。
実務:第3部→第2部
ペン:基本→応用
とまあこんな感じに・・・
これらの部門は初級レベルからは外れる為、添削は不可との事。
書道の方は昨年同様、楷書と行書部門へ出品。
本日無事に送付完了☆
今年一年、また頑張ろう!
・清書課題7提出
・横書き(行書)<清書課題8>
書道から流れ込むように、ペン字の授業へ。
自宅で清書してきた3枚の課題が何だかイマイチだったので、自分の添削が回ってくる間にもう一枚書いてみました。
自宅で書いていると自分のものしか目に入らないので癖を矯正するのが結構難しい。
学校へ来て、同じクラスの方の書いたものを目にして自分の悪いところに初めて気づく。
なんだか、他人の書いたものが上手にみえて仕方ない(実際にとてもお上手なんだけど)。
同じ指導を受けていながら、この差はなんなの~と少々、落ち込みました。
目の方が先に上達してしまうせいか、ずう~っと同じ場所に留まっているんじゃないかと不安に駆られる。
だけど、先生からは上手くなっているわよとお褒めの言葉をいただけました。
単純な私は、その一言でまたヤル気UP。
写真は、次回提出する課題。
横書きの場合、罫の中心ではなく、中心よりやや下がったことろへ、罫の幅の1/2位の大きさで書きます。
下の線にぜったいつけてはいけないそう・・・。
まず横書きの中心を通すのが至難の業。
ぐにゃぐにゃ曲がってしまう。
これはもう繰り返し練習するしか方法が無さそうです(^^;