長女がさりげなく促す。 実に上手だなあと思うのだが・・・。 「夫婦で一緒に山登りをして楽しんでいるなんて、すてきね」と言う。
主人と私がお城山に登り始めて、あれこれ話題が増えた。 体重計の機能が昔のように体重を測るだけのものではなくなったから、一般家庭でも「やれ、体脂肪が・・・、内臓脂肪が・・・」と言う話しができ、健康管理に注意を払える。 凄いものだ。
亡き母が生きていたら何というかしら。 「まあそんなものが分かるの？」と言うのではないかなあ。
主人曰く「あのままで放置していたら、きっと肝臓をやられていたよ。 下手をすれば肝臓がんにもなったかも」。 怖いことだ。 お酒を飲む方ではないし、ポコのお腹をしていて「少し凹まさないとねぇ」などと冗談ぽく言っていたけれど、身体の中まで数値で表されると、やはり用心しないといけないと思う。
毎朝、そして山登りの後計測しては、一喜一憂。 二人で体重計に乗るのが楽しみだ。
着実に数字にも出てきている。
私には「それ以上痩せてはいけないから、週に数回登れる日だけでいいよ」と言うが、上った後の爽快感は素晴らしい。 病みつきになりそうだ。
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