ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

東京都千代田区にある日比谷公園では、鶴の噴水は淡々と水を噴き上げています

2020-12-24 00:00:05 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園では、12月下旬でも雲形池の鶴の噴水は淡々と水を噴き上げています。

 関東地方は一度、冷え込みましたが、12月23日は東京都内は暖かい初冬の日々でした。

 日比谷公園では、落葉樹は葉が落とし始め、見た目は晩秋の雰囲気です。

 日比谷公園の南西側にある雲形池の真ん中に設けられた鶴の噴水は、ある程度の勢いの水を噴き上げています。





 この雲形池を囲むカエデは見事に紅葉しています。





 その鶴の噴水を受ける部分には、ヒヨドリが数羽、水を飲みに来ています。





 雲形池を囲むツツジの植え込みには、スズメの群れが来ています。



 ほとんどが枯れているツワブキの中で、まだ花を咲かせているものもあります。


 
 12月下旬になり、イチョウの大木の葉は黄色くなっています。



 中には、葉をかなり落としたイチョウの大木もあります。



 日比谷公園を囲むビル群の中には、ホールなどにクリスマスツリーを飾っています。



 もう約1週間経つと、新年になります。新型コロナ感染対策によって、さまざまな行動が制限された1年が終わります。しかし、新型コロナ感染対策は残念ながら終わらないようです。

日本経済新聞紙の見出し「来年度予算案106兆円」を拝読しました

2020-12-23 12:00:05 | 日記
 2020年12月18日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面も見出し「来年度予算案106兆円」を拝読しました。

 この記事のサブ見出しは「今年度比4兆円増 新規国債43兆円」です。

 記事は「政府は2021年度予算案の一般会計総額を106.6兆円とする方向で調整する」と始まります。

 2020年度当初より4兆円増え、3年続けて100兆円を超えると続きます。

 新型コロナウイルス対策で予備費を5兆円積むほかに、社会保障費や防衛費が拡大した中身です。

 問題は、この膨らんだ来年度予算案は、新規国債発行額が3割増の43.6兆円近くまで膨らむことです。要はまた借金で予算案を支えるのです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞紙 電子版では見出し「21年度予算案106.6兆円、3年連続大台 新規国債43.6兆円」と報じています。



 2021年度の税収見積もりは57兆4500億円程度です。予想では11年ぶりに減ります。新型コロナによる企業業績の低迷によって法人税などが落ち込むからだ。

 実は2020年度の税収見通しも当初の63.5兆円から55.1兆円まで下方修正している。

 2021年度新規国債発行額は7年ぶりで40兆円を超し、過去最大だった2010年度の44.7兆円に迫っています。

 その一方で、社会保障費は2020年度当初より1500億円増える見通しです。

(追記)2020年12月22日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に見出し「来年度予算案 最大の106兆円」という記事が掲載されています。

 政府(菅政権)は12月21日の閣議で、一般会計総額106兆円6007億円の2021年度予算案を閣議決定したと報じています。
 


埼玉県川越市の郊外にある伊佐沼の浅瀬では、表面が凍っている非常事態でした

2020-12-23 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市の郊外にある伊佐沼は、このところの寒さによって水面の表面が凍っていました。、

 約6週間ぶりに伊佐沼(いさぬま)に行ってみたとこる、12月半ばの厳しい冷え込みによって、伊佐沼内では流れがない水面の部分があちこちで凍っていました。。

 この伊佐沼は、周囲の田んぼなどの農業用地に農業用水を供給する大きなため池です。

 南側の岸辺から伊佐沼の西側方向を眺めた風景です。南側は浅瀬が多く、あまり水の流れがないようで水面が凍っています。





 浅瀬の水面が凍ったために、カルガモやコガモ、ハマシギなどが避難したようでいません。いつもは多数のカモやシギが休んでいるのですが・・。

 浅瀬の中に浮かぬ人工の小島部分に、2羽のコサギがいるだけです。

 伊佐沼の東側の湖畔を南側から北側に向かって歩くと、東側の砂浜近くの水面は凍っていますが、少し内側の水面は凍ってなく、流れをつくっています。

 この凍っていない水面をカルガモなどの群れが進んでいます。



 この凍っていない水面の下には、水草が生えているようで、カルガモやハシビロガモなどが潜ってクチバシを伸ばして食べています。



 伊佐沼の西側のほぼ真ん中あたりの浅瀬には、カワウやカルガモ、コガモが集まって、太陽の光を浴びています。





 ここに向かって、飛ぶ1羽のカワウです。



 伊佐沼の東側の湖畔を南側から北側に向かって歩き、北側の蓮田近くの“島”部分の浅瀬には、コサギなどがいます。



 このコサギの近くでは、カルガモやハシビロガモなどがエサを探して水面を進んでいます。



 蓮田近くの干潟にある流れの中では、シギが1羽います。オオハシシギでしょうか。シギの判定は難しいです。





 オオハシシギはエサを探して歩き回っています。

 伊佐沼の水面のいくらかが凍るという非常事態に対して、カルガモやカワウなどは凍っていない部分でエサを探し回っています。

 今まで伊佐沼に飛来していたカモやサギやシギなどは、多くがどこか別の場所に移動している様子です。

 どこに避難しているのか分かりません。

 約6週間前に、この伊佐沼を訪れた話は、弊ブログの2020年11月15日編をご覧ください。



埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園では、ジョウビタキも観察しました

2020-12-22 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園を、冬鳥観察のために歩き回りました。

 あこがれの冬鳥のベニマシコが飛来していると聞いて、北本自然観察公園内を歩いてみした。

 水面が凍った高尾の池の西側には、ヨシ原が広がっています。広大なヨシ原とこれを囲む雑木林で構成されています。



 そのヨシ原を囲む雑木林の中には疎林部分があり、ここにはジョウビタキが来ていました。



 葉が落ちた枝先に、ジョウビタキのメスが2羽、いました。ジョウビタキは秋に日本に飛来する冬鳥です。

 このジョウビタキのメスは時々、それぞれが刈り取られたヨシ原に時々、下りてエサを探します。

 ジョウビタキのメスの大きさは約14から15センチメートル程度です。





 ヨシ原の中に生えている低木に、大きなクチバシが特徴のシメが出てきました。



 シメは厳しい顔つきに見えます。シメの大きさは約19センチメートルです。





 北本自然観察公園の広大な湿地の周辺を歩く道を進むと、野鳥観察愛好家が数人、固まっている箇所を通りかかりました。

 道沿いに流れている小川沿いの低木に、ルリビタキのメスがいます。





 葉が繁って薄暗い低木の枝から枝へと動き続けます。



 ルリビタキのメスをたくさん撮影した画像の中のましなものです。身体の大きさは約14センチメートル程度です。

 北本自然観察公園から帰る途中には、東にそびえている富士山(標高3776メートル)が少しぼやけて見えました。



この日は風が吹くと、やはり寒さを感じる冬の日でした。
 

埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園では、カワセミを観察しました

2020-12-21 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園にあこがれのベニマシコが飛来していると聞いて、行って来ました。

 新潟県や群馬県北部では、大雪が降った寒い初冬になっています。関東地方の平野部では雪が降ることなく、晴れています。

 しかし、関東地方の平野部でも夜明け時などの冷え込みは厳しい日が続いています。

 北本自然観察公園の入り口から入り、埼玉県自然学習センターの建物の裏側(南側)に広がる高尾の池に行ってみると、早朝からの厳しい冷え込みによって、水面が凍っています。



 水面が凍った高尾の池では、アオサギが1羽、凍った水面の上にいるだけです。





 この高尾の池は、12月15日から水面が凍ったままだそうです。

 この高尾の池にいたカルガモやコガモ、マガモなどはどこかに潜んでいる様子です(どこかに移動しているかもしてません)。

 高尾の池の水面が凍り付いたために、カワセミは少し西側のメダカの十字路と呼ばれているヨシ原と小川がある辺りに、移動しています。

 高尾の池の水面が凍っていると、水面下にいる小魚を獲れないため、困っている様子です。









 このカワセミは、ヨシに留まって、周囲を見ています。小魚以外のエサになるものがあるのかどうかは分かりません。





このカワセミが留まっている枝の近くの、刈り取ったヨシ原も表面は凍ったままです。



 カワセミは、ヨシ原に生えた木の枝にも留まります。



 ヨシ原を囲む低木には、秋にできたカラスウリの実が少し“ドライフルーツ”化しています。



 ヨシ原には、ジョウビタキも登場します。

 お目当てのベニマシコはどこにいるのか、よく分かりませんでした。

 快晴の日でしたが、少し吹く風はやはり寒さを感じさせるものでした。