ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園では、カワセミを観察しました

2020-12-21 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園にあこがれのベニマシコが飛来していると聞いて、行って来ました。

 新潟県や群馬県北部では、大雪が降った寒い初冬になっています。関東地方の平野部では雪が降ることなく、晴れています。

 しかし、関東地方の平野部でも夜明け時などの冷え込みは厳しい日が続いています。

 北本自然観察公園の入り口から入り、埼玉県自然学習センターの建物の裏側(南側)に広がる高尾の池に行ってみると、早朝からの厳しい冷え込みによって、水面が凍っています。



 水面が凍った高尾の池では、アオサギが1羽、凍った水面の上にいるだけです。





 この高尾の池は、12月15日から水面が凍ったままだそうです。

 この高尾の池にいたカルガモやコガモ、マガモなどはどこかに潜んでいる様子です(どこかに移動しているかもしてません)。

 高尾の池の水面が凍り付いたために、カワセミは少し西側のメダカの十字路と呼ばれているヨシ原と小川がある辺りに、移動しています。

 高尾の池の水面が凍っていると、水面下にいる小魚を獲れないため、困っている様子です。









 このカワセミは、ヨシに留まって、周囲を見ています。小魚以外のエサになるものがあるのかどうかは分かりません。





このカワセミが留まっている枝の近くの、刈り取ったヨシ原も表面は凍ったままです。



 カワセミは、ヨシ原に生えた木の枝にも留まります。



 ヨシ原を囲む低木には、秋にできたカラスウリの実が少し“ドライフルーツ”化しています。



 ヨシ原には、ジョウビタキも登場します。

 お目当てのベニマシコはどこにいるのか、よく分かりませんでした。

 快晴の日でしたが、少し吹く風はやはり寒さを感じさせるものでした。