ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

群馬県富岡市妙義町妙義にある白雲山の山麓では、マタタビの実がなっています

2021-05-31 12:00:05 | 旅行

 群馬県富岡市妙義町菅原からまた白雲山の南面を見上げました。


 妙義山系の東端にある白雲山(標高は連山の相馬岳の1104メートル)はもう夏山の雰囲気です。

 白雲山のすそ野部分の山麓では、もうマタタビの白い花が咲いています。

 マタタビは、花を咲かせるころになると、葉の一部が白くなります。この白い葉が、花が咲き始めるサインです。

 マタタビの花は葉陰で咲くため、あまり目立ちません。

 既に実もできています。季節の進みは早いものです。

 この辺りには、深い森があるために、カッコウやホトトギスがよく鳴いています。

 ここからさらに西に進んで、甘楽郡下仁田町の山里側に入ると、ヤマツツジの花がまだ咲いています。

    段々畑の農耕地の端では、ルピナスの花などが咲き始めています。

 そして、まだアイルランドポピーが少し咲いています。

 アヤメの花もまだ咲いています。

 下仁田町を西に進んで荒船山(標高1423メートル)のすそ野を上がると、その山麓の木々には、野生のフジの蔓が絡みつき、フジの花が咲いています。山里では、季節は梅雨あるいは初夏に向かっています。

 

 


埼玉県南部を流れる荒川流域の水田地帯では、コサギが何かを食べに来ています

2021-05-31 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県さいたま市桜区在家にあるさいたま市荒川総合運動公園の周囲には、広大な水田地帯が広がっています。日本が瑞穂の国であることを思い出させるような風景が広がっています。

 埼玉県南部では、珍しいほどの広大な水田地帯の中を散策しました。

 田植えが終わって、イネの苗が育ち始めています。

 田植えが終わった水田の中には、白い羽根色のコサギあるいはチョウサギらしいサギが20羽弱ほどいます。

 コサギあるいはチョウサギは、イネの苗が育ち始めた水田の中を歩き回ります。

 おそらく、カエルの卵からかえったオタマジャクシや水性昆虫を食べている様子です。

 コサギは時々、100メートルほど飛んで、水田を移動します。

 同様に、カルガモも20羽ほど来ています。群れをつくっているカルガモと、点々と1羽でいるカルガモがいます。

 カルガモもそろそろ巣をつくり、ヒナがかえる時期です。

 たぶん、アオサギのヒナと推定される幼鳥です。

 この近くのどこかに、アオサギの巣があるようです。

 静かな水田地帯でした。期待したムナグロには出会うことができませんでした。

 時々、競技用(?)のスポーツ向けの自転車に乗った方が水田の中を貫く道路を走り抜けます。

 まっすぐな道路が自転車には向いているようです。またこの水田地帯の中では自動車がほとんど走っていない点も、競技用自転車の走りには好都合なようです。


日本経済新聞紙の見出し「緊急事態延長を決定 来月20日まで」を拝読しました

2021-05-30 12:00:05 | 日記

 2021年5月29日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「緊急事態延長を決定 来月20日まで」を拝読しました。

 サブ見出しは「首相『接種100万回、来月中旬以降』」と、現在の状況を説明しています。

 この記事のリードは「政府は5月28日に、31日に期限を迎える9都府県に発令中の新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を6月20日まで延長すると決めた」と始まります。

 この記事のリードを読んで、既に5月28日の夜のテレビニュースが伝えたことを伝えているだけです。

 実は、新聞紙朝刊の記事の締め切り・校了は、5月29日の午前0時です。ここから新聞紙を印刷し、配送し、配達するため、テレビニュースの後追いのような記事内容なっています。

 この日本経済新聞紙の朝刊中面には、見出し「終章病床なおひっ迫」という記事が載っています。
 
 さらに、サブ見出しは「宣言地域 6府県で使用率5割超」です。つまり、ステージ4に相当し、かなりの非常事態です。

 また、朝刊中面には、見出し「1日100万回へ柔軟接種 余剰分、64歳以下にの対応広がる」です。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞紙 電子版では見出し「緊急事態宣言、6月20日まで延長」と報じていいます。

 また、見出し「めざせ1日100万回接種 64歳以下に余剰分 広がる」とも報じていいます。

 さて、テレビの昨日夜のニュースでは「福岡 大牟田 ワクチン1044回分を常温で長時間放置 廃棄に」や「ワクチン3回接種 確認ミス、90代女性に 愛媛」などの不注意・不手際のニュースも報道されています。

 政府が各地方自治体に速やかにどんどん接種を進めろと指示した結果、各都道府県の自治体のワクリン接種現場では混乱しています。無理もないなとも感じますが、何とかミスをしないようにしていただきたいです。

 さて、少しデータは古いのです(でも現時点での最新データ)が、5月24日時点でのワクチン接種済みの方のデータです。

  このワクチン接種済みの方のデータで注目すべきは、医療従事者で2回接種済みが約56パーセントだという事実です。

 大まかには、ワクチン接種を担当している医療従事者の約半数は、2回接種済みではなく、まだ1回接種段階という新型コロナ感染対策ができていない状態という事実です。

 やはり、無理を承知で、お願いしていることを忘れてはいけません。また、さらにワクチン接種担当者に追加される歯医者、救急救命士のワクチン接種比率を公表してほしいです。

 無理が過ぎると、どこかで破綻します。


埼玉県南部を流れる荒川流域のヨシ原では、オオヨシキリの鳴き声が聞こえます

2021-05-30 00:00:05 | 季節の移ろい

 さいたま市桜区在家にあるさいたま市荒川総合運動公園の周囲には、広大な水田地帯が広がっています。

 ここは、最近の埼玉県南部では、珍しいほどの広大な水田地帯が残っています。ここは土手の内側なので、人家がありません。

 埼玉県南部を流れている荒川流域の中では、これほどまとまった水田地帯は少なくなりました。

 さいたま市荒川総合運動公園の入り口の土手の上からは、西側には富士山(標高3776メートル)が春霞の中で見えています。

 さいたま市荒川総合運動公園の荒川下流側の水田地帯の中には、広大なヨシ原も残っています。

 その広大なヨシ原の繁みの中からオオヨシキリの大きな鳴き声が聞こえてきます。

 オオヨシキリは夏鳥として、日本に渡ってきて、ここで番になり、産卵し、子育てをします。

 オオヨシキリの身体は全長18センチメートル程度と比較的大きい方です。

 背丈が2メートルほど伸びたヨシ原の中のヨシの上の方に、オオヨシキリは留まって、よく鳴いています。

 オオヨシキリの多くは生い茂ったヨシ原の中にいて、姿はあまり見えません。鳴き声だけが聞こえています。

 このため、俳人の小林一茶が俳句「行々子口から先に生まれたか」と読む程、うるさく鳴いています。「行々子(ギョギョシ)」は夏の季語になっています。

 珍しく、オオヨシキリが枯れ木の上に留まりました。

 ごく一部の場所からも、富士山が見えます。

 田植えが済んで、少し苗が伸びた水田には、カルガモが来ています。

 本当は、ムナグロなどに出会えるといいと期待したのですが・・。

    土手に咲いているセイヨウタンポポの花にはアゲハが来ていました。

 上空では、ヒバリがよく鳴いています。

 


長野県北佐久郡軽井沢町にある軽井沢レークガーデンのバラ園は、蕾の様子です

2021-05-29 00:00:05 | 旅行

 長野県北佐久郡軽井沢町発地にある軽井沢レークガーデンのバラ園は、まだ蕾の様子です。

 軽井沢レークガーデンの中にあるバラ園(ローズガーデン)では、標高が高い涼しい気候から、バラの春咲きの花は6月末ごろから咲き始めます。東京都内から約1カ月半遅れのようです。

 軽井沢レークガーデンでは現在、シラカバの木が芽吹き、花をよく咲かせているのは、オオデマリの木です。

 背の高い木は、白い緑色がかった葉を出しています。この木の品種は分かりません。

 バラ園の入り口には噴水があります。

 この入り口の奥では、クレマチスの花が咲いています。

 園芸種の販売店の前では、園芸種の花が少し咲いています。この花はゲラニュームのようです。

 この園芸種の品種名は分かりません。

 園芸種の販売店の近くでは、ツツジの花もよく咲いています。

 この軽井沢町発地にある軽井沢レークガーデンから北上し、さらに西に向かうと浅間山(標高2568メートル)がよく見える場所がありました。

 この日は曇りがちの天気でした。晴れたり、曇ったりする天気でした。

 この日は天気が不安定でよく変わりました。