ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県佐久市内にある小諸発電所第一調整池に、また冬鳥観察に行ってきました

2020-12-17 00:00:05 | 旅行
 長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池では、初冬になり、冬鳥のヒドリガモやマガモなどが飛来しています。

 この小諸発電所第一調整池は、佐久市内の千曲川と滑津川の合流点にある人工の遊水地です。

 東側の高台から小諸発電所第一調整池を眺めました。午前9時ごろから観察し始めました。

 今年11月の晩秋から4回目の訪問です。晴天ですがやや薄曇りの天気気味です。

 お目当てのミコアイサを探しました。

 東側の高台から探すと、1羽だけミコアイサのオスが見つかりました(正確には、ミコアイサのメスもいたかもしれませんが、ほかのカモと区別がつきません)。





 このミコアイサのオス1羽はあまり動きません。



 他の水鳥とも群れることがありません。



 今回、水面を右に左にと動き回っていたのは、やはりカンムリカイツブリです。



 左に進んだり、右に向かったり、動き回っています。





 カルガモやマガモ、ヒドリガモがのんびり過ごしている脇を通過します。



 12月半ばになり、朝は寒いためか、カルガモやマガモ、ヒドリガモの動きは緩慢です。マガモのオスの羽根模様が綺麗になっています。

 今回は、東側の高台から見える人工島に、コサギやカワウが数羽しかいないことに、やや驚きました。

 いつもは、コサギやカワウは10数羽づついるのですが。

 コサギやカワウはどこかに出かけている様子です。

 この日はやや薄曇りの天気のために、西側の遠くに見える北アルプスの峰々は雲の中でした。

 北側にそびえている浅間山(標高2658メートル)も風が当たって雲が発生しています。



 いくらか初冬になった小諸発電所第一調整池でした。

 なお、「小諸発電所」という名称が付いている理由は、佐久市内で千曲川と滑津川から給水して、西側の下流の小諸市の小諸発電所に水を送る目的でつくられた人工の遊水地だからです。