ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園では、ジョウビタキも観察しました

2020-12-22 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市荒井にある北本自然観察公園を、冬鳥観察のために歩き回りました。

 あこがれの冬鳥のベニマシコが飛来していると聞いて、北本自然観察公園内を歩いてみした。

 水面が凍った高尾の池の西側には、ヨシ原が広がっています。広大なヨシ原とこれを囲む雑木林で構成されています。



 そのヨシ原を囲む雑木林の中には疎林部分があり、ここにはジョウビタキが来ていました。



 葉が落ちた枝先に、ジョウビタキのメスが2羽、いました。ジョウビタキは秋に日本に飛来する冬鳥です。

 このジョウビタキのメスは時々、それぞれが刈り取られたヨシ原に時々、下りてエサを探します。

 ジョウビタキのメスの大きさは約14から15センチメートル程度です。





 ヨシ原の中に生えている低木に、大きなクチバシが特徴のシメが出てきました。



 シメは厳しい顔つきに見えます。シメの大きさは約19センチメートルです。





 北本自然観察公園の広大な湿地の周辺を歩く道を進むと、野鳥観察愛好家が数人、固まっている箇所を通りかかりました。

 道沿いに流れている小川沿いの低木に、ルリビタキのメスがいます。





 葉が繁って薄暗い低木の枝から枝へと動き続けます。



 ルリビタキのメスをたくさん撮影した画像の中のましなものです。身体の大きさは約14センチメートル程度です。

 北本自然観察公園から帰る途中には、東にそびえている富士山(標高3776メートル)が少しぼやけて見えました。



この日は風が吹くと、やはり寒さを感じる冬の日でした。