ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

群馬県邑楽郡板倉町にある公園の大きな池で、ミコアイサを観察しました

2020-12-08 00:00:05 | 旅行
 群馬県邑楽郡板倉町朝日野にあるふれあい公園の大きな池で、今年初めてミコアイサのオスを観察しました。
 
 この板倉町朝日野のすぐ東側にある栃木県栃木市藤岡町などに広がっている渡良瀬遊水地に向かう直前に、偶然、このふれあい公園の大きな池に立ち寄りました。

 望遠レンズを付けた一眼レフカメラを3脚に載せた野鳥観察愛好家の方が数人、何かをしていたからです。

 この一眼レフカメラを3脚に載せた野鳥観察愛好家たちは、大きな池を見ています。

 彼らにつられて、大きな池の中を観察すると、ミコアイサのオスが数羽、池に浮かんでいました。

 大きな池の西側にあるヨシ原には、ヒドリガモやカルガモが休んでいます。









 羽根が白いミコアイサのオスは、4、5羽いて、池の真ん中あたりの水面を進んでいます。



 ミコアイサは夏はシベリアなどの北側にいて、冬になると、日本などに南下して、日本などで冬を過ごします。

 ミコアイサのオスは体長44センチメートル程度です。日本に飛来する初冬になると、羽根が真っ白くなります。





 ミコアイサのオスは羽根が真っ白いので“みこ(巫女)”と名付けられ、眼の周りが黒くなるために、通称“パンダガモ”などと呼ばれます。



 ミコアイサのオスは、見た目は綺麗なので、野鳥観察愛好家たちに人気がある水鳥です。

このミコアイサのオスは羽根づくろい中です。



 冬には、大勢のカモが集まる中に、ミコアイサのオスがいると、白い羽根のために目立ちます。

 一方、ミコアイサのメスは羽根の色合いが褐色のカモらしい羽根の色合いです。このため、目立たない存在です。