ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

前橋市嶺町にある嶺公園の梅園では、ウメの花がよく咲き始めています

2021-01-31 00:00:15 | 旅行
 前橋市嶺町という丘陵地帯にある嶺公園の雑木林の下側にある梅園では、ウメの花が咲き始めています。

 前橋市市街地から東側にある嶺公園は、赤城山(主峰の黒檜山は標高1828メートル)の南面山麓の標高300メートルから380メートルの自然豊かな山麓の斜面につくられています。

 梅園にはウメの木が10数本あり、半分以上の木が満開直前の咲き具合です。現在は早咲き系の品種の花が咲いているようです。





 ウメの木は、木によって花の咲き方がかなり違います。一部は満開になり始めています(一部は蕾のままです)。





 ここには、ややピンク色ふうの紅梅が花をよく咲かせています。





当然、花が白い白梅もあります。



 所々で、ツバキの花もよく咲いています。



 嶺公園の中腹にある雑木林の中では、素朴な黄色のロウバイの花が花期が終わり始めています。





 嶺公園の中腹には、ダムのような構造でつくった斜面で水を蓄えた“ダム風”のため池があります。

 ここには、冬鳥のマガンとコガモが飛来しています。そし留鳥のカルガモがいます。





 カモたちは、“ダム風”のため池の対岸辺りの水面に浮かんでいます。

 マガモなどは、このため池の真ん中に浮かんでいます。コガモは対岸のヨシが生えた水辺の水面に浮かいます。



 マガンとコガモ。カルガモなどがのんびりとしているように見えています。

 もう少し経つとまだ蕾のままのウメの木の花が咲き始めます。このウメの花が咲きだすと、もう春まじかです。

 少なくとも関東地方は暖かい気配の立春を迎えます。

東京都千代田区にある日比谷公園では、鶴の噴水は淡々と水を噴き上げています

2021-01-30 00:00:05 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園では、1月下旬でも雲形池の鶴の噴水は淡々と水を噴き上げています。

 関東地方は一度、冷え込みましたが、この雲形池の鶴の噴水は凍結しない様子でした。

 日比谷公園では、多くの落葉樹は葉が落とし、見た目は初冬の雰囲気です。

 日比谷公園の南西側にある雲形池の真ん中に設けられた鶴の噴水は、ある程度の勢いの水を噴き上げています。







 この鶴の噴水は春夏秋冬、水を噴き上げています。





 もうすぐ春が来るよと言いたげな様子です。





 この鶴の噴水は春夏秋冬、水を噴き上げています。

 この鶴の噴水は寒い日に凍ると、テレビニュースで伝えられます(たぶん関東地方のローカルニュースとして)。

 雲形池の周囲の木は、マツの木以外は葉を落としています。

 雲形池の周囲では、ニホンスイセンの花が咲き始めています。





 これからはニホンスイセンの花が次々咲きます。

 ごくわずかですが、まだ花を咲かせているツワブキの花がありました。



 ラナンキュラスではないかと思われる花が少し咲き始めています。





 日比谷公園の梅園のウメの木はつぼみを膨らませています。このウメの木の品種は普通のもので、早咲きの品種ではないようです。

 この日は、東京都が現在、緊急事態宣言下のためか、散策する方がかなり少なかったです。

東京都千代田区にある皇居の東御苑の外側のある壕沿いを歩きました

2021-01-29 00:00:05 | 季節の移ろい
 東京都千代田区千代田にある皇居の東御苑の外側のある壕沿いを北から南に歩きました。

 昨日1月28日午前は曇り空で、やや肌寒い風が吹いていました。

 皇居の北側にある千代田区一ツ橋付近の壕(内堀)沿いから歩き始めました。壕の南側には、平川門が見えています。



 現在、東京都は緊急事態宣言下なので、平川門を渡って入れる内側の東御苑には立ち入り禁止になっています。

 皇居の東側の壕を北側から南側に進みました。大手町沿い大手濠の歩道には、小柄なサザンカの木が点々と植えられています。



 このサザンカの木は、花を適度に咲かせています。





 このサザンカの木はしっかりと手入れされています。やはり、皇居の東側の壕であるため、手入れが行き届いています。

 大手濠の水面には、オオバンが多数います。その中で、1羽だけ見かけたカイツブリです、



 大手町の真ん中辺りに、大手門があります。ここまでが大手濠です。

 この大手門より南側の濠は桔梗濠です。大手門には、セグロセキレイがいました。





 桔梗濠が曲がって切れるところには桜田巽櫓が建っています。絵になる櫓です。



 ここからは皇居外苑を内堀通り沿いに南下します。

 日比谷公園が向こうに見える祝田橋交差点から西側部分には、また内壕があります。

 この内壕には、ヨシガモなどが滞在しています。





 今にも雨が降り出しそうな曇りの天気のために、ヨシガモのオスはきれいな羽根の色合いには見えません。





 この日は午後3時ぐらいに、東京都内ではほんの少し雪模様のみぞれが降りました。寒い日でした。

さいたま市桜区にある秋ヶ瀬公園では、エナガやシジュウカラなどに出会いました

2021-01-28 00:00:05 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区を流れている荒川沿いの北側にある埼玉県営秋ヶ瀬公園に野鳥観察にまたまた、行った話です。

 この埼玉県営秋ヶ瀬公園は、荒川が北西から南東に流れている北側に設けられた広大な公園です。広大なサッカー場、野球場(2面)やテニスコートなどの運動施設といくつかの雑木林・草原などで構成されています。

 この埼玉県営秋ヶ瀬公園の一番北西側に「ピクニックの森」と名付けられた雑木林があります。

 昨日は、昼間の気温が18度(摂氏)以上にあがり、春のような陽気の天気になりました(4月初めの平均気温です)。久しぶりに暖かい天気です。今日はまた1月末の気温に戻ります。

 木々の上の方で、エナガの群れが来て、よくさえずりながら、どのエナガも枝から枝へと移動し続けます。





 あちこちの木々では、シジュウカラも鳴きながら、移動しています。



 コゲラもあちこちにいます。



 今回、小道にできた水たまりでは、アオジの群れが来て、水浴びをしています。







 いい陽気なので、水浴びは楽しそうです。

 草原の中にある、大きな木の根元にある日陰の部分に、ツグミがいます。



 草原の中には、ツグミとヒヨドリなどが点々といます。アカハラもいそうです。

 野焼きしたヨシ原には、ツグミが点々といます。



 野焼きしたヨシ原にある杭の上にも、ムクドリが留まっています。



 この野焼きしたヨシ原には、時々、タゲリが現れる時があります。

 このタゲリの出現を期待して、この野焼きしたヨシ原を、これからは時々、訪ねてみたいと思います。

 3月に入ると、この野焼きしたヨシ原では山野草の花が咲き始めます。

日本経済新聞紙の見出し「日本電産、営業利益4割増へ」を読み、考えました

2021-01-27 00:00:05 | 日記
 2021年1月26日に発行された日本経済新聞紙の中面には見出し「日本電産、営業利益4割増へ」などの、新型コロナウイルスによる急激な時代の変化を示す記事が並んでいます。

 小型モーター大手の日本電産は、1月25日に2021年3月期の連結営業利益が前期比43パーセント増の1550億円になる見通しと発表したそうです。

 新型コロナウイルスによる外出自粛の影響から、自宅でリモートワークをするためにPC(パソコン)出荷台数が増え、また自宅内でゲームをして過ごすためにゲーム機の出荷台数が増えて、どちらにも使われているハードディス機(HDD)向けの小型モーターや小型冷却ファンなどのモーターの需要が伸びたからです。

 観光業や飲食業などの新型コロナウイルスによる社会変化による不況を受けている業種が多い中で、パソコンやゲーム機などの需要が増えるという予想外の変化を受けて、日本電産の事業は好調だそうです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「日本電産、営業利益4割増に上方修正 21年3月期」と報じています。



 この記事によると、社会変化による需要増と、同社が全社で取り組んでいるコスト削減活動も寄与した結果、営業利益が4割も増えたと解説しています。

 さらに、この日本電産は、家庭電化機器向けの小型精密モーター需要も増え、さらにこれから需要が増える電気自動車向けの大型モーター開発も進めるなど、市場の変化を受けて、モーター事業が好調さを持続する点で、社会需要の変化を先読みした結果のようです。

 同社は新型コロナウイルスによる社会需要を運よく受けたともいえますが、社会需要の変化に向けて対応してきた成果ともいえます。

 製造業が全般に不調な中で、社会変化の先読みが当たった企業の1社のようです。

 同様に、この日の日本経済新聞紙の中面には見出し「ソニー、コンテンツ覇者狙う」という記事も載っています。



 ソニーは会社のあり方を再定義し、電機のハードウェアの事業から、エンターテインメントを主体としたソフトウエアを重視する複合企業への転換を鮮明にしていると伝えています。

 ソニーの成長戦略のキーワードは「コミュニティ」だそうです。2020年10月に開いた社内向けの説明会で、吉田憲一郎会長兼社長はこう強調したそうです。

 具体的な事例として、ソニー傘下でアニメ配信を手掛けている米国のファニメーション・グローバルグループが米国で100万人規模の会員を抱え、アニメファンの会員を順調に増やしていると伝えています。

 このアニメを含む音楽、映画、ゲームなどのエンターテインメント事業は、現在のソニーの2020年3月期の連結利益8454億円の約5割を占め、成長しています。

 ソニーも時代の変化を先読みし、この新型コロナウイルスによる社会変化を事業構造変化に取り込んでいます。

 新型コロナウイルスによる社会変化によって事業不振が続く日本企業(特に製造業)が多い中で、日本電産やソニーは単純に運がいい訳ではない背後の企業戦略を感じ取れます。

(追記)日本電産は、日本各地に研究拠点や生産拠点を持っています。長野県内には、駒ケ根市に長野技術開発センターがあり、中央高速道沿いにあり、よく目にします。また、日本電産サンキョーという子会社が長野県諏訪郡下諏訪町にあり、時々近くを通ります。