ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

福島県白河市南湖にある大きな公園の南湖公園で、ヒドリガモなどを観察しました

2020-12-02 00:00:05 | 旅行
 福島県白河市南湖にある大きな公園の南湖公園を早朝に散策しました。

 日本で最初につくられた“公園”といわれている南湖公園は、南湖と呼ばれる大きな池を中心とした公園です。

 この南湖公園は、江戸時代に八代将軍の徳川吉宗の孫だった松平定信が26歳の時に、12代目の白河藩主として着任し、当時、大沼といわれていた沼地に堤を築いて、池をつくり、その岸辺に庭園風の安らぎの場を設けて公園にしたという場所です。

 西側の岸側には情緒ある建屋の料亭や飲食店などが並ぶ場所には、カエデやサクラの木などが配置されています。まさに庭園風です。薄曇りの朝早い時間帯なので、やや太陽光が弱いです。



 早朝に南湖公園の西側の岸を散策すると、東側の目の前には厳島神社の祠がある御影の島が眺められます。



 西側の岸辺と御影の島近くの水面には、ヒドリガモとオオバンの群れがいる部分と、オナガガモとカルガモなどがいる部分があります。

 ヒドリガモとオオバンの群れが多い湖面部分です。





 ヒドリガモとオオバンの群れがいる部分の近くには、カンムリカイツブリが数羽、お互いに離れて進んでいます。




 
 オナガガモとカルガモなどはヨシなどの草が多い岸辺の近くにいます。





 オナガガモとカルガモなどの中に、コガモも少しパラパラと混じっています。

 岸の西側には、セグロセキレイが多数、います。

 身が軽いので、セグロキレイは水面に広がっているスイレンの葉の上でも歩き回ります。





 南湖公園の奥の水面では、コサギやアオサギが飛んでいます。

 コハクチョウがいないかと探しましたが、コハクチョウは見た感じではいない様子でした。

 実は、この白河市南湖にある南湖公園は、2011年6月にある用事の件で通過しました。

 この時は2011年3月に起こった福島第二原発の水素爆発事故の後だったために、白河市内には放射能の実測値を表示するモニターがあちこちにあった記憶があります。

 当時、関東地方では見ることがないモニターでした。