goo毎日絵日記

毎日の絵日記。空気描き、その日その時の雑感。

花冷え樹下

2010-04-05 07:38:47 | 日記
今朝は曇り空、でも夜明け前に木の葉木菟の声を聞き。いつも季節の変わり目にやってきて、近くで声を聞かせてくれるので。赤黒い夜明け前の暗鬱の曇り空の中でも「ホッ」させてくれるものです。ただし今回は、木の葉木菟も何度も「季」の知らせを誤ったようで、これで何度目かなのですが。「ホホーツ・ホホーッ」とボンボン「季」の木の葉木菟時計で、誤動作もご愛嬌。
明けてきても、冷え冷え青灰色横縞模様の空。V字に見える琵琶湖もさすがに、鈍色。きのうこの辺りの田をする方総出で農業用水の溝を手当をしておらて、田に水を引くために勢い良く流れる水音も・白く光る田圃も寒々しく聞こえ見えます。
でも、昨日は朝薄氷が張っていたのですが、午後から温かくなり身体を動かしているとジンワリと汗がにじむほど。たんだん田圃の一番上の田の方と会えばいつも挨拶するのですが、坂上で陽を浴びながら琵琶湖を見下ろし「ほっこり、するな。これから温かくなるなー」と至福の表情。それが昨日の収穫。
今朝はぼそぼそと長靴を穿いて散歩、うぐいすが景気よく鳴いているのですが、彼は雨の時もほかの鳥が電線などにとまり身を丸くしてしょぼついているのに、一匹気を吐く元気モノですから、こちらも耳をすりぬけて行きます。ドコドコ歩いていって、いつもの遠望の坂道までゆき一渡り見回し。そして坂の途中まで降りて行って「隠れ桜」の色合を確かめ。やはりこういう印鬱な空の元の方が、艶っぽいななどと思いつつ、早々に帰宅。樹下美人からの発想で花曇りの空の元の絵を思いつきました。このあたりは、ようやく谷向こうの桜の存在が花芽で判ってきたぐらいで、まだまだの感。でも毎日そうして眺め、「季」を待つ楽しみ。
今朝は猛烈な眼精疲労からくる肩こりで、腰痛、吐き気さえ。珍しくもここ何十年そんな事なかったのですが、朝食抜き。ホット・ミルクさえのめませんでした。でもこうして書いていると、散歩の効用かお腹がなりだしました。有り難いことです。寒暖の差激しく、なかなか応えますが。ご健勝に。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の名残のメッセージ | トップ | 遠見の桜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事