九月の〆は秋破天荒講談「立ち往生」

九月に果つるのか
ただただ無言で突っ立ち　己を冷たく研鑽の日々
艱難辛苦　二十年幾星霜　
揺るがず、動かず、
多少は無理難題の暑きお荷物に唸りはすれど
白き佇まい
しかこ八月の猛暑、湿気に
衰え隠せず　己を律することあたわず
背骨は氷結、身内のものを囲う術が失われ
一時、避難をさせて
三日三晩の休養。かくして融けた背骨
再び
己を全開放、思わぬ熱き風の荒療治
しかし、また冷徹の取り返し奮闘
秋湿の長雨、そして日中の高熱、無数の矢。
昼夜プツプツ刺さるは刺さる「熱き矢」
　弁慶冷蔵庫も足し往生
ウ～ンウ～ンうなって御座る
　
「大兵・弁慶立ち往生冷蔵庫」
さていかなる結末に　明日から神無月　「神もほとけも…」

火曜日にふさわしく暑い晴

青空暑い一日やった
  苅田に白花旗あげた
　明日にな
　土鬼さん
　ご苦労さん
「神依りの稲田」

クエンティン・タランティーノの狐踊りの月

「見て！見て！月が渦巻いてる」
　昨日は魔夜中起されて渦巻く鱗雲の中の月を
それまで見ていた夢が凄かった、銀色耐熱ペンキギトギトの焼却工場でのギャングの抗争の一員。ともかく相手の弱みを見つけては狡くやっつけてゆく。情け容赦なく。味方の兄貴分がこれまた頭抜けて口達者で、相手が笑った瞬間！殺戮に及ぶ、コチラもオチオチしてられない気分。そしてイザ！出陣。一癖も二癖もある悪徳警官達と工場を出るところで、起されたしだい。クエンティン・タランティーノの映画や！

　で、聖なる鱗雲に使徒に囲まれてお月サンを見たのですが、完全に月はブルってしまった。
　
晩に焼きお揚げの、一味たっぷりきつねうどん食べたせいかな。出汁作る時、一味をたっぷり。底に淀んでいて痛烈。

日曜日 貧乏人の私的「金」神詣で

今日は！
久し振りに朝散歩
青空が鏤められていましたが
どうも朝陽は、まだ東の青灰色の厚き関所御門
出をとめられていると。
午後は晴れるというけど　爽やかさにかける
ジンワリ　湿った秋やんか！

ビールでもない、今日はオンザロックや
氷をカラカラいわして　お宮の鈴気分
わたしの「金」神さんの小さな祠を詣でます

土曜の夜は フラメンコ

わたしは昨日から雨雲にしてやられてます
頭の中も雨雲、ヒタヒタ雨、そして音高くフォルテ。
雨の連打やな！

急遽、フラメンコ踊り手に出演交渉を
ドンヨリ曇天を背景に
多少は往年の勢いはみられませんが
そこは夏の修羅場、秋の長雨をものともせず
カマキリ嬢　夫をムシャムシャ意気揚々！
季の踊り子　とくご覧時あれ
オーレ！