今晩は!
未明はシトシト雨の降る、暗き中の雨音。そして直ぐ間近で行われているような街々の音。ゴーン・ドーン、電車の忙しげなレールつ継ぎ目を通過する走行音、車が高速で通過するタイヤの粘りけのある擦過音。ブワッと包み込んできました。そしてダンダン田圃の谷に響く夜明けを呼ぶ歌声、明けてくると鳥たちにバトンタッチされます。
明けて来て、群青墨色の空にクヌギの白緑が葉のくるくる伸び出した手を差し伸べ「空」へのオマージュ・イリュージョン。クールで、そして中々の詩人・梢手、いな指揮者かな?
でも、今日のディレクタは絶大なる黄砂のバックアップのある・黄色いカラス。毎年この時期になるとヒットを飛ばすので中々の羽振り
でも、浮かれてあとの。空の太陽の落とし玉子の出来具合にうるさいですわ。
赤い雪とは、起こりそうもない、あり得ないことをいう喩え。
黄沙の為に雪が赤褐色に染まる・・・そういえば秋田地方では「黄雪」(きゆき)という。