雨上がり早々に藍色から青色に、明けてくるともう染まるぐらいの青空。でもその中央に巨大なコッペパン雲がデンと居座って居るんですね。薄青い空の時から見かけていて、青空になっても位置が変わらずそこにある。「おやおや、居座り雲や!」という印象。
散歩で湖の所にゆくと、その雲の位置が湖の上にあることを知りました。湖は昨日の雨で取り囲む山々から集まり、もうこれ以上呑めないぐらい雨水を蓄えたことでしょう。デレリ・トロリの状態。
そして湖の居座り雲を見ている内。「あれは雨雲のおくれてきたヤッちゃ!」どこにでもいるんですね、雨雲・鳥・人のなかでも、群れからどうしてもおっとっとと遅れるのが。よそ見をしていたのか、靴ひもが解けたのか、それとも山にぶつかってあやまりゴトを平身低頭ペコペコなんどもおじきしてやっていたのか。青空になって遅れてきた、雨雲コッペパン雲。ところが湖の上にきて。雨水をきこ召した湖が呼びかけたんですね。「今日は陽差しもでるのが早くて、もう熱ッーなってきた(そうですあれだけの雨水を呑んだのですから、さぞや身体が大儀でしょう。それに最近とみに強さをました陽差しが、さぞやダルサもたまりませんでしょう!)。チョイと、日傘代わりにいてくれないかね。ウップ!失礼しつれい」と湖はおくびをしながら、頼み込んだのです。
こういう遅れ勝ちな雲というかヒトというか、頼まれゴトをキッパリ「否!」とは申す性格ではありません。しかたなく湖の日傘代わりになったと言うわけです。ますます雨雲の群れたちから遅れをとってしまいしまうと言うわけです。湖はモチロン王侯貴族の気分。そういえばこの湖辺りは、天下取りの舞台だったんですね。湖王者の風格あり。
さて、「居残りコッペパン雲の受難」の一席。お後はよろしいようで。
YHOOのブログでもだしてますもしよろしければ。
http://blogs.yahoo.co.jp/kunuginonusi
散歩で湖の所にゆくと、その雲の位置が湖の上にあることを知りました。湖は昨日の雨で取り囲む山々から集まり、もうこれ以上呑めないぐらい雨水を蓄えたことでしょう。デレリ・トロリの状態。
そして湖の居座り雲を見ている内。「あれは雨雲のおくれてきたヤッちゃ!」どこにでもいるんですね、雨雲・鳥・人のなかでも、群れからどうしてもおっとっとと遅れるのが。よそ見をしていたのか、靴ひもが解けたのか、それとも山にぶつかってあやまりゴトを平身低頭ペコペコなんどもおじきしてやっていたのか。青空になって遅れてきた、雨雲コッペパン雲。ところが湖の上にきて。雨水をきこ召した湖が呼びかけたんですね。「今日は陽差しもでるのが早くて、もう熱ッーなってきた(そうですあれだけの雨水を呑んだのですから、さぞや身体が大儀でしょう。それに最近とみに強さをました陽差しが、さぞやダルサもたまりませんでしょう!)。チョイと、日傘代わりにいてくれないかね。ウップ!失礼しつれい」と湖はおくびをしながら、頼み込んだのです。
こういう遅れ勝ちな雲というかヒトというか、頼まれゴトをキッパリ「否!」とは申す性格ではありません。しかたなく湖の日傘代わりになったと言うわけです。ますます雨雲の群れたちから遅れをとってしまいしまうと言うわけです。湖はモチロン王侯貴族の気分。そういえばこの湖辺りは、天下取りの舞台だったんですね。湖王者の風格あり。
さて、「居残りコッペパン雲の受難」の一席。お後はよろしいようで。
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