季の掌秤に「夏の道化」

今晩は！
朝の景色は、西に叡山のお山の上には満月を少し下ったお月サンの後見人ですが。一昨日からの雲達がはしゃぎ過ぎたのか、今朝は茫洋たる東は黄金混じりの砂いろ空。西はさすがにお月サンがまだお山の上に控えていて後見を任じて青空が、しかし青灰色の曖昧模糊たるどちら付かずの反抗期。お陽サマも出番を失いました。でも気温はグンと花道をすすみ。蝶が、トンボが、そしてカエルが歌いだし。霜月と思えぬ、光景を。季の「掌秤」に暑き夏の道化錘が左手掌に微妙にのったようです。水漏れダンダン田圃に、来年の為に杭打つ音が。しかれども、雪虫が…さてさてどう駒をすすめましょうぞ。