@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

『信州 夢街道フェスタ2006』に遊びに行ってきました。

2006-05-28 21:25:42 | @幕張の今日は何処へ
  


 松本空港近くで開催されていた『信州 夢街道フェスタ2006』に遊びに行ってきた。

元々、信州は「北国街道」「甲州街道」「中山道木曽路」と、昔から交通の要衝として発達してきており、現代の国道20号線や国道19号線、JR中央東線や中央西線、新幹線もこれらの街道をなぞるように伸びている。また「塩の道 伊那街道」「ぶり街道」「千国街道」「北国西街道」など、古くから県内外の特産品を運んだ街道も発達し、昔の宿場町もあちらこちらに残っている。

そんな街道の「信州の歴史と文化を再現する」をテーマとして2001年から松本城を会場に始まった、信州各地に伝わる文化や芸能、物産品などから信州の街道の魅力を再発見することを目的としたイベントだったのに、今年のイベントは県外や海外の物産品と観光の紹介がてんこ盛りの内容だった。今年のテーマは「国内外の特産や食・伝統芸能でにぎわう松本やまびこドームからFM長野とコラボで生放送」らしいので、イベントとしては大転換をしたことになる。

おそらくは、県内のあちこちで実施している似たようなイベントと一緒に陳腐化するよりは、思い切って信州と縁のある県外や海外の物産品や観光を紹介した方が集客力があると考えたのだろうか。松本空港から空路で結ばれている札幌や名古屋、大阪、福岡、JRや陸路で結ばれている富山県や石川県など北陸地方、神奈川県や栃木県などの関東地方、そして松本空港から最近チャーター便が飛び立つ台湾やマレーシアなどの東南アジアのブースが並んでいる。

  

実は日本人は食べ物系のイベントが好きらしい。
毎年、秋に幕張メッセで「電気のふるさと じまん市」というイベントがある。財団法人 電源地域振興センターが主催して電通が運営する、全国の発電所やダムなど発電関係の施設のある自治体の名産品、特産品を紹介して展示販売するイベントで、発電所やダムの設置に対する見返りみたいな地域振興イベントなのだが、このイベントにも見事なほどに食べ物系のブースが集まっていて、半日もかけてぐるりと会場を一周すれば、北海道から沖縄まで全国の地方の珍しい名産品を入れた買い物袋を両手にずっしりと持つ羽目になる。@幕張もこの会場のインフォメーションで観光情報の案内をしたことがあり、イベントを開催していた毎日がすごい人出で忙しかった。

そんな物販を前面に押し出した路線に方向転換したらしい今回のイベントは、会場の外にもずらりと食べ物のブースが並んでいた。
ざっと会場を一周すると、やはり混んでいるのはプレゼント抽選会場と食べ物系の物産販売のブース。同じ特産品でも木工品などのブースは閑散としていて、弁当やお菓子系を中心とした食べ物のブースには人が集まっているように見える。そんな会場を歩いていたら、なんとなくデパチカの食品売り場にいるような錯覚に。

会場には木曽馬に試乗できたり、のとじま水族館の移動水族館バスが来ていたりと、小さな子供のいる家族には楽しい一日を過ごせるイベントだったかも。

  

最新の画像もっと見る