腎臓がん物語 桜が舞い散る頃までは…

2015年5月末日、左腎細胞癌発覚
8月手術、同年11月多発肺転移。
バツイチ独り暮らし46歳

スーテント服薬後、初の奏効評価CT~ニボルマブへの道が見えたかも?

2016-07-02 06:16:59 | スーテント期の日々
みなさんこんにちは( ´∀`)
いつも見て頂いてありがとうございます!

今日はCT検査でした。



病院の敷地内にいた白猫ちゃん。
目を瞑って全く動かなかったので、最初死んでるのかと思った。



オーイ!ぬこさん!



ぬこ:なんでっか?


生きてた!良かったぁ(笑)

なんか毛並みが綿菓子みたいでした。


今日のCTの予約時間は9時だったので、8時30分に病院到着。

もうすでに暑い!

先に血液検査番号をゲットしておいて、放射線科受付に行く。

なんか今日めっちゃ混んでるけど、月始めの1日やからか?

程なくしてCT検査室に呼ばれる。

あ~スーテント効いてるかなぁ?
効いてなかったらホンマに逝くの早いかもなぁ…とか考えているうちに終わる。

転移してから造影剤入れなくなったから、楽で良い。
何故入れなくなったのかは知らない。

ふと別の疑問が思い浮かんだので聞いてみる。

「今日のCT、何mm刻みですか?」

放射線技師『今回は指定がないので、その場合は5mm刻みになります』

以前まで2.5mm刻みだったのに、何かだんだんアバウトになって来てる様な気が…?

まっええか…

採血は横入りで(先に番号取っているから)すぐ終わり。


診察予約時間は11時30分。
後2時間もあるし、朝食を食べに近所のマクドナルドへ。


久しぶりにソーセージエッグマフィンを食べました。美味しかった(^_^)/


10時30分頃、携帯が鳴った。
病院から?早いな?

『もうCT出来上がりましたので戻って来て頂きますか~?』

「ハイハイ、すぐ戻ります」

えらい早いな。

病院へ戻る。


先にリサーチナースの問診が別室で行われる。
他の病院だったら、がん認定看護師がやるんだと思うけど、服薬中や休薬中にあった副作用やらを細かく聞いてくれる。

「何かまぶただけ浮腫んでるんですよね~」

『あーまぶただけ浮腫む人、多いんですよね~辛いですか?」

「辛い事はないけど、気持ち悪いですよ(笑)リンパマッサージとかで、どうにかなりません?」

『あまり効果はないと思いますが、気持ち良くなるかも?気持ちね』

「効果はないって言ってるんですね?笑 まぁ、一回試しにやってみますわ」

『休薬中に浮腫む人が多いですよね…』



うちの病院の場合リサーチナースという役割の看護師がこういう問診をやる。

それが終わると主治医の診察室に移動し診察がはじまる。

『こんにちは』

「先生こんにちは!」

『体調どうですか?逆流性食道炎で来たみたいやけど?』

「めちゃくちゃ辛かったんですけど、服薬したら速攻効きました」

『お!それは良かった!頓服で服薬する種類じゃないから、後2週間しっかり飲んで下さいね』

「はーい」

ううう…CT結果が気になる…

「先生、先にCT結果を教えて下さい」

『あー良く効いてるから、大丈夫!
ま、順番にいきましょ』

「おー良かった!とりあえず寿命が1ヶ月は延びたかな?笑」

『血液検査も尿検査も全く問題なし!』

『次の検査は2クール後、6週間先の通院で良いですよ~』

「えっ?そんなに空けるの?」

『大丈夫!大丈夫!もう3週間ごとに検査する必要ないよ!ゆっくりしてください』

『さっ、CT見ましょうか?』

『これが前回の画像です。
5mm大のが沢山ありましたね?』

『今回の画像がこっち。もう肉眼では見えないでしょ?良く効いてます』


『それと10mmオーバーなのが5つありましたよね?』

えっ?5つもあったんかいっ!

『今回の画像では、そのうち3つが消失しています。もう1つ変形しているのは崩れて行ってるから、これも消えると思う』

『最後の一番大きかった15mmのは、12mmまでになりました。良く効いてるけど、まだらに効いてる所もある。この一番大きい奴は、このまま状態が保てれば手術で取る事も出来るしね』



またCT画像をコピーしてもらうの忘れたわ…



おー!でもmakotoの選択肢に切除手術の可能性が出てきた!!

「先生これ、放射線科の読影所見は?」

『まだ出てないけど、僕が見る限り、肺以外は転移はないよ?』

「という事は、読影の正式な所見で、なんか見つかったら、後で電話かかってきますよね?」

『そういう事ですね 笑』

「もう~それが一番心臓に悪いわぁ」

「電話してこないでくださいよ!」

『はははは』


実は、帰宅して昼寝していたら、病院から連絡があったみたいです。かけ直しても、なぜ電話をしたか分からないと言われるし、かなりモンモンしています。
まぁ、今日わかるでしょう…




「ところで先生、やっぱりニボルマブが承認されてもやりたくない?」

『ニボルマブ1本300万くらいして、めちゃくちゃ高いから、そう簡単には使えないですよ~』

「これから新たに出てくる新薬も含めて、みんなが使ったら、国民保険制度が崩壊するとも言われてるくらいですからね」

「いや先生、今のスーテントを止めてまで、承認されたらすぐ使ってくれと言っている訳じゃなくて、もう使える薬がなくなった時とか、まだPSが高いうちに使ってくれるのかと聞いているんですよ」

「この病院もニボルマブとイピリムマブの併用治験やってるでしょ?」

『やってるけど、まだ全然エビデンスが出来る程の治験は出来てないんですよね~』

「僕はニボルマブが夢の薬なんて思ってないし、今のところ効く人間は2割だと言われたりもしてますし、ダメ元でいいんです。
ほっておいたら死んでしまう訳で、やる薬がなくなったらニボルマブ使って下さい」

『承認されたら、最期の薬としてやらせてもらいます』

「お願いしますね!」


所詮、口約束やけど、最期の薬としてやってくれると、うちの主治医は約束してくれました。

まぁ、製薬会社、厚労省、病院と色々とシガラミがあると思うけど、患者からすれば、もう目の前に人参をぶら下げられている訳で、待ったはナシやで!

今もギリギリで承認を待っている人がいっぱいおるんやから。

これからも、主治医とはニボルマブの話しは続けていきます。


七夕の短冊に願いを込めて書きました。
「生きているだけで丸儲け 笑」




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