今日知人に、
「なんのために仕事してるんですか?
何でそんなに頑張れるんですか? 」
と質問されました。
結果としては「頑張っている」とは思ってますが、
「頑張ろう!」と考えながら頑張るようなタイプではない、
つまりストイックに筋トレとかできるタイプではないので、
言語化しようとすると困ったのですが、ふとある言葉が頭に浮かびました。
それが、
「けいせいさいみん」
という言葉です。
感じで書くと、
「経世済民」
と書きます。
何の語源か分かりますよね?
そう、
「経済」
の語源が、「経世済民」なのです。
ウィキペディアによると意味は、
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經世濟民(経世済民 / けいせいさいみん)は、中国の古典に登場する語で、
文字通りには「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」の意。
略して「經濟」(経済)ともいうが、主として英語の「economy」の訳語
として使われている今日の用法とは異なり、本来はより広く政治・統治・
行政全般を指示する語であった。
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となっています。
「何のために仕事を頑張るのか」
という質問に、この、
「経世済民」
が直接の解になっているわけではないのですが、
なんとなく、解を導き出すヒントはあるのかなと。
つまり、せっかく生まれてきて、色んな生物を食して生きているからには、
「民を救う」とうと大げさだが、
「世の中に良いことをする。実績を残したい」
と思っているし、それを目指して生活している自分に充実感がある。
具体的な生きるテーマとか夢なのか、
抽象的なのかは人それぞれなんだと思いますが、
自分でも充実感を感じられて、かつ世の中からも応援してもらえること、
自分と他人(誰かというわけではなく自分以外のもの全て)が、
Win-Winになれるとき、もしくはなりつつあるとき、人間は頑張れるのかなと、
そんなことを考えました。
「頑張ろう!」と考えながら頑張るようなタイプではない
これがすごいと思う。
のだめには遠い世界です…
「けいせいさいみん」
ですか。。
なーる…。
くーぅ…。