真木ルアー製作日記

製作の近況報告や開発中のルアーの裏話等など近況を報告します!!

スタッフ塩谷氏(芦ノ湖アタック・第2回目 報告)

2010年03月08日 14時28分29秒 | Weblog

先週末、スタッフ塩谷さんが今期2回目となる芦ノ湖アタックに行って来た模様です。
今回も、キャスティングにFGR他、昨年リリースしたST(バルサモデル)のファット仕様・SL(生鱗顔モデル)等をメインに使って攻めて貰いました。
ブラウン50アップが、ルアーごとブチ切られたり、スタッフ塩谷さん愛用ロッドが折れたり等ちょっと残念な場面もありましたが、
総じて組み立てた全ルアーは高反応だった様です。
しかし、FGR&ST(ファットモデル)のキャスティングは、非常に好調です。
詳細画像とレポートは下記に明記しますのでご覧になって下さい。



2010・3月6日 芦ノ湖釣行(第二回)

6時出船。
気温9℃、天気は雨、風は微風のナイスコンディションだ。
まずは箱根湾・箱根ホテル沖からキャスティング開始。

使用ルアーは、真木ルアーの2009年新作「STー80FBL・公魚生鱗皮・ML※ファットモデル」と、「STー90FBL・金黒TG・ファットモデル」
そして、現在私の一番お気に入りであるFGRシリーズの中から「ST-115FGR・BL・ホンマスML白蝶貝」のローテーションで9時頃までキャスティングで攻めた。

アベレージサイズの虹鱒は釣れるが大物が出ないため、三ツ石~トリカブト間の湖岸をボートをナチュラルドリフトさせながらキャスティング。
トリカブトまで行ったところで「STー90FBL・金黒TG※ファット」のグリグリメソッドにゴン!とアタリが・・・しかしノラズ。

しばらく攻めたが反応が遠のいたためしばしポイントを休め(30分後)にルアーを「STー80FBL・公魚生鱗皮ML※ファット」にチェンジし、
再度キャストするとチェンジ一投目でグン・・と渋いヒットが!
ブラウントラウト(約50㎝)が「STー80FBL・公魚生鱗皮ML※ファット」にチェンジのグリグリメソッドに見事にヒットした。

胴回りが太い黄金色に輝く魚体が美しくローリング・ファイトする。
ジワジワとボートへ近づけたところで一段とクネクネと抵抗しフッ…、なんと6ポンドラインがブレイクした。
逃げて行ったブラウンも勿体ないが、新作ルアーも勿体ない・・・。

2009年新作のファットボディーシリーズは、実は今回本格的にキャスティングで攻める事になったのだが、8~9cm長でも充分な重量があるため、
キャスティングの距離が出る一方で、浮力も強めでストップ時の浮き方が適度によい。
加えて超リアル(生鱗だから当たり前(笑))ミノーのため魚の食い付きも良い。
しかし・・・先日のL&Fトライ特別解禁に続き今季2回目のブラウン・グリグリ・バラシにガックリである。

気を取り直し気分とポイントを変えて6gスプーンでキャストすると、数頭目で今後はスプーンが根掛かりした。
根掛かり場所までボートを動かしロッドをシャクルとボキッ!と根元からロッドが折れた(~_~;)
折れたロッドは「SOULS・TF-J38LR」。
去年買い登場数回目の新しいロッドが何故???
しかも折れた後のライン(4lb)を手繰り寄せると、折れたロッドの先部とスプーンと根掛かった流木が浮上した。
先端部分は無事回収できたが、ロッドが折れる前にラインが切れろよ!といった感じで、そのまま釣具屋にクレーム&修理依頼した。



時間は11時半。フト気がつくと周囲は霧、天気はドシャ降り。
キャスティングに見切りをつけ、トローリングを開始した。

使用ルアーは、「STー60FBL・ワカサギⅡ・夜光貝」と、「SLー90FBL・公魚生鱗顔・吉見屋SP※イベントサンプル」、「SRC工房・プロトアルミスプーン」、
「バッセル」とルアーにメリハリをつけ白浜沖から百貫を2~3色でトローリングすると、虹鱒、ヒメマスが面白いように10数尾釣れた。


                     ●SL-90FBL・公魚生鱗顔(剥製仕様)※2009吉見屋SP・イベントサンプル●

                ※当たり前であるが、気持ち悪い位にリアルで、やっぱり当然の様に物凄い高反応だった。
                特質すべきは、ただリアルなだけではない、バルサ特有のキビキビアクションで正に公魚そのものの様な感じだった。
                今後、各魚種・サイズ・モデル等増えるとの事で非常に楽しみなルアーである。

            
      ●SRC工房(プロトタイプ・アルミスプーン)※今回、異常な程の高反応で今後ホンマス・サクラマス・ビワマス狙いに楽しみなルアーである。●

しかし釣果の大半をたたき出したSRC工房のプロトアルミスプーン(裏もカラーリング)の威力が凄まじかった。
ミノーにヒットする魚は大きめである一方ヒット率は落ちるが、このスプーンでのヒットが圧倒的に多い。
この調子なら銀山湖・中禅寺湖でのサクラマス・ホンマス狙いでチカラを発揮しそうだ。
午後14時を回ると霧が晴れ風が強まり気温が急降下(12℃→9℃)し始めたため、この後天気が大崩れするという天気予報に則り、桟橋に戻り15時半納竿。

期待の大物には今回も巡りあえなかったが、新作ルアーをロストしたが、お気に入りロッドが折れたが・・・、気温が低くなく数もそこそこ釣れたまずまずの芦ノ湖釣行だった。




★今回使用のルアー★※上記画像参照
キャスティング
1)ST-80FBL・公魚生鱗皮・ML・ファット※2009年モデル
2)STー90FBL・金黒TG・ファット※2009年モデル
3)ST-115FGR(ホンマスML・白蝶貝)※2009年モデル

レイクトローリング
1)ST-60FBL(ワカサギⅡ・夜光貝)※2009年モデル
2)SL-90FBL・公魚生鱗顔(剥製仕様)※2009吉見屋SP・イベントサンプル
3)SRC工房・プロトアルミスプーン(オレンジ・青貝・両面仕様)

※尚、ブラウン50アップにルアーごと持って行かれて画像がないとの事で、画像を追加しました。
上段が、ST-90FBL・公魚生鱗皮&夜光貝・ML・ファット※2009年モデル
下段が、ST-80FBL・公魚生鱗皮・ML・ファット※2009年モデル
画像の角度によって、天然素材である(生鱗皮・シェル)の輝き・グアニンの見え方が実物と若干変わってますのでご了承下さい。

今回使用した(STー80&90FBL・ファットモデル)&(ST-115&130FGR)は、現在多少在庫がありますのでご希望の方はこちらまでお問い合わせ下さい。
また、真木ルアーオンラインショップ等でも購入可能です。
早春のキャスティングに是非使って見て下さい。