真木ルアー製作日記

製作の近況報告や開発中のルアーの裏話等など近況を報告します!!

スタッフ塩谷さんの芦ノ湖アタック報告・・・

2012年11月27日 14時58分45秒 | Weblog
 
                              
 
 
 
                                    
 
 
11月23日 芦ノ湖アタック
 
今シーズン残り約1か月となった晩秋の芦ノ湖に今期ラスト釣行した。
暫く続いた秋晴れが一転し、釣行当日の天候は雨、しかも釣り開始準備中に振りだす雨男ブリ…、ただし気温は7~12℃で、この時期としては寒くないことに救われた。
 
              
             
              
 
日の出時間が6時半まで遅くなったため、受付6時、出船6時15分とゆっくり目だ。
最新の芦ノ湖情報によると、虹鱒のタナは概ね40~60ydらしいが、ここ1週間は表層ハーリングでも、90ydのディープでもヒットするように変わり、またポイントが絞りにくくなった、ようだ。
 
悪情報が錯綜するが、この次期の芦ノ湖の基本に従い、小型ミノーと貝系スプーンを装着し、20~30ydで箱根湾内からトローリングスタートした。
 
遊覧船が動き出す前の静かな関所沖から水中根を過ぎたところで、夜光貝スプーンの20ydに虹鱒約30cmが初ヒット!した。
続いてその5分後には、箱根湾出口付近で、オールマイティミノーのSLー55S(ワカサギⅠ・夜光貝)の25ydで、虹鱒約30cmがヒット!と幸先が良い。
 
             
            
             
 
 
 
中禅寺湖や銀山湖では、7~8cmクラスの同タイプミノーの成績が良いが、芦ノ湖ではさらにワンランクしたの5~6cm級が効果的だ。
 
連続ヒットに気分を良くし、この調子なら2ケタ釣果を視野に入れ引続き箱根湾沖ブイ周り~白浜沖を攻撃的にトローリングしたが、氷雨で活性が下がったせいか?、微風で魚の警戒が強まったせいか、その後はヒットが途絶えた。
 
ポイントを山のホテル側に移動し、ルアーもチェンジし、紅葉に染まる湖岸の景色を眺めながら、成蹊、庭石とトロールし、箱根プリンス沖のワカサギ釣り船が多い付近で、
再び真木SLー55SワカサギⅠ・夜光貝)の60ydに虹鱒約30cmが、3時間ぶりにヒットした。
 
他ロッドのタナも60ydに合わせ、和田の角、樹木園、九頭竜、湖尻まで、綺麗な紅葉を眺めながらトローリングしたがその後が続かず、結局、午後ぎまで3.5時間ノーヒットと苦戦後、13時過ぎに納竿した。
 
今回はヒットパターンが掴めず厳しい結果の最終釣行となったが、来シーズン解禁のボート予約を済ませ芦ノ湖での豊漁を箱根神社に記念し山を下った。

塗装作業に没頭中です・・・

2012年11月18日 17時46分26秒 | Weblog

 

もう冬ですね・・・凄く寒いです。

またまた更新が途絶えてすいません・・・なかなか更新がタイムリーに出来なくてすいません。

作業の方は現在、朝から晩まで塗装作業をやっていますが・・・じっくりと時間を掛けて丁寧慎重な工程が続きます。

更新がなかなか出来ないですが、アップ出来る時に行いますのでちょくちょく覗いてみて下さいませ。

  

                         

     ●  画像に入る分だけ撮影してますが・・・一部の作品です。他にもまだあるのですが、ここは時間を掛けて丁寧に仕上げていきます。●

   


イメージ通りに・・・

2012年11月04日 20時46分26秒 | Weblog

 

今日は、塗装もコーティングも乾燥待ちで手が出せなかったので引き続き公魚剥製仕様の製作の続きを行いました。

ZEROシリーズ(60~90サイズ) TRシリーズ(60・80サイズ)をまず先に行っています。

ずっとイメージしていたTRシリーズの60モデルも昨年からやり始めたバルサ材とハードウッドの組み合わせたハイブリッド仕様で作ったのですがとても良い感じです。

とにかく細く小さくをイメージして、初めJKSP-55F(スモールマウスSP)の55mmブランクベースでトライしたんですが、トライ&エラーの末に結果60mmサイズに落ち着きました。

55mmだとちょっと小さ過ぎるのと公魚剥製仕様で考えるとグアニンの雰囲気も迫力が薄れる感じだったんですが、たった5mmのサイズアップで思いっきりイメージ通りになりました。

完成品は間違いなく、既存のJKSP-55Fを越える超反則ミノーになるのと思われます。(笑)

下にサンプル画像をアップしてみましたが、鉛筆と並べるとその細さが良く分かると思います。(殆ど鉛筆と太さは同じです。)

目玉もこのモデル用に拘りの特注ガラスアイを依頼して製作しており、生顔からボディーに繋がるグアニン色素の色合いも重要で画像の様に一体感を重視して慎重に製作しています。

とにかく神経を使うサイズなので各作業の合間を見ながら製作しますので完成発売まで楽しみにお待ち下さい!!

※モデルは、スモールマウスSP(JKSP-60HB)で行くか?TRシリーズに分類するかまだ未定です。

 

    

    

 ●超反則を超えたサイズ(6cm)&極細サイズもHB(ハイブリッド:バルサ&ハードウッド材)により強度&ウェイト&浮力も充分です!!完成までお待ち下さい。●

  注:上記画像の作品は、製作途中の物でコーティングや塗装も行っていません。

 

   

 


選別・・・

2012年11月03日 13時00分53秒 | Weblog

 

  今日は、公魚剥製仕様のベースが出来上がった一部の物を並べて生顔の選別を行っています。

  グアニン部位の色合いも千差万別で出来るだけボディーに貼った鱗皮の色合いと近い物を作品一つ一つと合わせて選び出します。

  色合いが一発で選別できる様に並べて1本1本慎重に少しづつ合わせて行きます。(パズルの様な?感じです。汗笑)

  ルアーのサイズと選んだ顔のサイズも非常に重要なのは当たり前ですが、時にはサイズは良いのに色合いがいまいち何て言う難儀な事も起こるので非常に気の抜けない作業です。

  お陰で北海道・秋田・茨城等などの各地のワカサギ(色合いが異なる)を集めて膨大な量のストックが必要になります。(あほですね~。

  簡単ではない非常に地味な作業ですが、完成した作品が水中で生き生き泳ぐ姿を想像すると呆れそうな気持ちも元気になります。

  

          

      ●大小さまざまな生顔の膨大なストックの中から、ルアーに合わせて選び出します・・・目茶苦茶に大変な作業なんですね~。●