丸沼釣行レポート
2014年11月22日(土)
天気:晴れ
気温:4~12℃
釣果:5尾(全て虹鱒、最大約50㎝)
晩秋の丸沼に釣行した。
例年、11月中~下旬の丸沼釣行は、気温がマイナス5℃位まで冷え込む(11月下旬の過去最低はマイナス9℃)が、今年の勤労感謝の日の3連休は暖かい南風に恵まれ、
朝6時の最低気温がプラス4℃(前深夜、駐車場に着いた時はマイナス2℃だったが)、日中は10℃を超えるという、丸沼の11月としては異例のポカポカ陽気となった。
天候が見方してくれたので、「魚の活性が上がって爆釣!」のイメージで6時半に出船した。
開始後は、30~40分に1尾程度でコンスタントに虹鱒が釣れ、ヒットルアーは、小型ミノーでミニ夜光貝スプーンである。
ミノーは、開始早々は6㎝と7㎝ミノーを使用したが、30分程度アタリがなかったため、SLー55S(ワカサギⅡ・夜光貝)にサイズダウンしたところ、いきなり連続ヒットした。
SL55Sは、やや丸みのあるボディのため遅曳きのスローでも左右にユラユラ揺らして泳ぎ、ハイプレッシャー時期でも超リアルさが相まって、魚のヒットに結び付く。
しかし8時頃からべた凪になりアタリが遠のいたためバッテリー温存を兼ね、今夏、スチールヘッド・54㎝が釣れた「マズメ通し」付近で船を止めキャスティングに切り替えた。
●ハイプレッシャーの中、貴重な魚を連れて来てくれたミノーはSLー55S(ワカサギ・夜光貝)●
金精峠が、前週の積雪によるチェーン規制がかかっていたため湖畔の道を走る車の数が極端に少なく、いつものオートバイや車の騒音がほとんど無い。このため静寂の中で集中して気持ちよくルアーキャストすることができた。
30分位ルアーを投げたところで、バッセル7gスプーンのテンカウントからのリトリーブで「ゴン!」という良いアタリがきた。
静寂のリトリーブのなか、背びれから水音をあげボート際に寄ってきた魚は、50オーバーの虹鱒だった。
しかし船側で写真撮影しようとデジカメを構えた直後、豪快な首降りでフックオフ、しかもランディングネットにルアーが絡まり、そのスキに魚はネットから逃走!。どのみちキャッチアンドリリースする予定だったが、記録画像がとれずに残念…。
暖かな昼休憩を駐車場でとり、車で昼寝後、14時から午後の部を再開した。
午後の部はそよ風がでて良い感じだと思ったが、何故か魚の活性があがらず?!、時折ポイントでキャステイングを交え16時半まで粘ったが、結局ノーヒットで納竿した。
「秋の日は釣瓶落とし」、秋は日が暮れるのが早いため、船着き場に戻ってから大急ぎで荷物を運搬し片づけを始めたが、それでも釣道具を車に積載している最中に、文字どおり「釣瓶(ツルベ)が井戸の中にストンと落ちていく」ように、あっという間まに暮れた。
丸沼では11月最初の3連休に釣大会が開催され、大型魚放流を実施したこともあってか、大会後に78㎝の虹鱒が釣れるなど、魚影・サイズ・魚種ともに申し分なし!の良い湖である。
本日はたままた大きな魚を釣り上げることはできなかったが、50オーバーの虹鱒がヒットしてくれそれなりに楽しむことができた。
これから丸沼は寒くて長い冬季禁漁期間に入る、来春、氷が解け水が温んだ頃に再び釣行し、大志を抱いて大物を釣り上げます!