スタッフ塩谷さん（芦ノ湖特別解禁レポート＆納品情報）

一時期よりは多少、日中過ごしやすくなりましたが相変わらず朝夕の冷え込みはきついですね。
作業の方もコーティングの乾燥との戦いが続いていて、次の作業をやりたくてもルアーが半乾き状態でモヤモヤとイライラの毎日です。

さて、先週末の２６日遂に今シーズンの開幕となる芦ノ湖の特別解禁にスタッフ塩谷さんが行って来た模様です。
今春発売のリップ付きモデルの新作アルテマシリーズの最終プロトのスイムテストも何とか間に合って良い報告が頂けました。
早速レポートと画像が届きましたのでアップ致します。

また、フィッシングショップ・ノザキさんに解禁用のミノーを少量納品させて頂きました。
下記に納品リストを明記してますので、レポートと共に納品情報もご覧ください。




●レイクトローラーズＨＰにもレポートがアップされていますのでご覧ください。※画像をクリックして頂ければご覧になれます。●


2/26　芦ノ湖　特別解禁　ルアー＆フライ釣り大会　by Shioya


天　　気　：　晴れ
気　　温　：　△2～８℃、水温　６℃前後
釣　　果　　　４０尾（ブラウントラウト４５cm、虹鱒４３cm、姫鱒３２cm他アベレージサイズの虹鱒多数）
　　　　　　　

　今シーズンから運営方式が変更となった芦ノ湖のL&F特別解禁は、出船時間が６時に早まった一方で、監視船から発せられるエアホーンの合図が鳴るまで釣船は桟橋で待機し号砲とともに一斉スタートする方式になった。
　表彰式会場は箱根町集会所から箱根ホテル横の湖岸の特設会場に移り、３月１日解禁日の釣大会も中止される等変更点が多い。
　号砲まで桟橋で待機しなければならないのはイマイチだが、日頃から夜駆朝打で釣場に向かい万事アウトドアスタイルを踏襲している小生は、出船時間が早まったことや青空の下での表彰式等この方式の方が性に合っている。

手漕ぎボートにエレキを搭載して出船したが、ピカピカに手入れされた鈴木ボートの手漕ぎボートは実に快適で、湖面を滑るように静かにゆき、箱根湾のかつての虹鱒優勝ポイントにアンカーしキャスティングを開始した。

７時頃まではガイドが凍りつく氷点下だったが、風がなく穏やかな湖上は良好のコンディションで、開始から１キャスト＝１ヒットの入れ食い状態が続き、
１時間で２０尾をゲット！した。漁協が気合で直前放流をしたようだが、３０ｃｍ級ニジマスのオンパレードでなかなか大物がでない。

ＳＴ－９０Ｆ・ＢＬ※ファット（金黒ＴＧ）でようやく35㎝級虹鱒を釣ったがそれ以上サイズは出ず、船上朝食をはさんだ約２時間で、約３０尾をゲットした（２０尾以降は正確に数えてない）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
●ＳＴ－９０Ｆ・ＢＬ※ファット（金黒・ＴＧ）に元気よくファイとしてくれたレインボー３５ｃｍ●

小型サイズばかりのキャスティングを中断し、箱根湾～箒ケ鼻間のでレキ・トローリングにトライすると、SLー55S（ワカサギⅠ・夜光貝）の35ydで、虹鱒・姫鱒が連続ヒットした。
早春の芦ノ湖ではやはり小さいサイズのミノーが良いようだ。




虹鱒メインの釣りとなったが、トローリングでひと周りした後の箱根湾・関所沖のキャスティングで、強風が吹いたタイミングに４５cmの精悍なブラウントラウトをゲット！した。
３ｇスプーンでの釣果だったが、ブラウンのローリングファイトを開幕初日から味わえ、流石に芦ノ湖ならではの魅力である。


●新作ルアーのスイムテスト●
白浜沖合でトローリングしながら、真木ルアーの今春発売予定の新作の最終テスト品「アルテマシリーズ」の6㎝と8㎝をスイムテストした。
この新作「アルテマ」の泳ぎは、ハンドメイドとは思えないようキビキビと歯切れ良い泳ぎでプラスティックミノーのように軽快だ。
《リップ位置・バランス・ボディーシェイプ等全て今までと変更した新しい物》と言う事で非常に楽しみにしていたのだが、現段階で素晴らしい出来栄えになっていると思う。
今回、アクションの最終チェックと言う事で、テスト品に急遽、塗装だけした簡素な物であるが、重厚な塗装前状態の軽量品とはいえ、これまでにない良好な泳ぎだ。
今春の発売が楽しみなミノーである。


●今春発売予定の新作《アルテマシリーズ》※８ｃｍ＆６ｃｍプロト品は特別解禁の完成に間に合わず急遽、外観に簡単なペイントのみを施しています。●


●塗装途中品のアルテマシリーズ（ALー８０Ｆ・ＢＬ　ワカサギ銀箔）※完成品は、基盤リップ・腹アイが横アイ方式になる予定です。●

◆納品情報◆
フィッシングショップ・ノザキ様　http://www.fs-nozaki.com/
〒250-0522
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根78
TEL&FAX 0460-83-6167



●納品リスト●全てキャスティング用です。※ＭＬ：マジョーラ・ルミナスベリー
１）ＳＴ－６５Ｆ・ＢＬ（公魚剥製仕様・ワカサギⅠ）￥１４７００
２）ＳＴ－６５Ｆ・ＢＬ（公魚剥製仕様・ワカサギⅡ）￥１４７００
３）ＳＴ－１１５ＦＧＲ・ＢＬ（公魚生鱗皮・ワカサギⅠ・ＭＬ）￥１５７５０
４）ＳＴ－１３０ＦＧＲ・ＢＬ（姫鱒生鱗皮・ホンマス・ＭＬ）￥１６８００
５）ＴＲ－１００Ｆ・ＢＬ（公魚剥製仕様・ワカサギⅠ）￥１８９００
６）ＴＲ－１００Ｆ・ＢＬ（公魚剥製仕様・ワカサギⅡ）￥１８９００

※商品画像がアップされるまで撮影等の準備もあると思われますので、購入希望の商品があれば、営業時間内にお問い合わせして見て下さい。

塗装・・・

出来上がった物からどんどん塗装作業を行っています。
今日はこれから、銀箔貼りの塗装準備の整ったモデルの塗装を行います。
ＳＴＢ－１１０Ｆ・ＢＬ（スリムベンド）他、２０１１新作リップ付きモデルの塗装も行います。
さぁ～どんどん頑張らねば・・・。

目が回る・・・

一人での作業が本当に辛いなぁ～と思いながら、必死に毎日作業をしています。
現在は、コーティング～アルミ・タバコ銀紙・銀箔・シェル・生皮貼りのフルコンボ状態で目が回ってます。
材料購入＆コンビニでタバコを買う時意外は殆ど缶詰状態で一人工房で気合を入れてます。

そんな中、目の覚めるような素晴らしい材料が届きました。
姫鱒稚魚何ですが、まさに今朝まで生きていた奴を届けて頂き大感謝・・・。
ベースの稚魚は、大きさ１３～１５ｃｍサイズでルアーを作るのにはもっとも美しく好きな大きさです。

最高の鮮度＆保存状態にマジに手が震えましたが、大事に大事に精製したいと思ってます。
状態があまりにも良すぎるので今晩内臓を取り除いてじっくり攻めたいと思います。
実は今、ヒレまで完全移植する方法も試している所で剥製仕様はまだまだ研究を繰り返しています。
納得できるまで色々と実験をしていきたいと思ってます。




　　　　　　　　　●姫鱒稚魚群・・・この輝きは・・・凄い。大事に精製しなげればです。格好良い剥製仕様作りますのでお楽しみに！！●

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●サンプル画像：ＳＴ－１０５Ｆ・ＢＬ（ファット）（姫鱒稚魚剥製仕様）●

週間日本の魚釣り・・・

昨年の秋、アシェット社より絶賛発売中の釣り雑誌《週間日本の魚釣り》の芦ノ湖での取材にスタッフ塩谷さんに同行させて頂いたのですが、いよいよ近日中に発売される事になりました。
週間日本の魚釣りと言う書籍は、技術・道具・釣り場・魚釣りの事がそれぞれ専門的に紹介されている本です。
レイクトローリングについて、おそらく初めて発売される本ということで、《基礎編》と《実釣編》の２部構成で紹介される様です。

私も発売が楽しみですが、更に詳細が分かり次第こちらで告知致します。
是非ご期待下さい！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　●アシェット社《週間日本の魚釣り》・・・レイクトローリング編は近日中に発売予定です。注：画像は現在発売中の第１９号の表紙です。●




　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　●レイクトローラーズのＨＰでも紹介されていますのでご覧ください。●

久々・・・

暫く更新がしてませんでしたが、毎日作業頑張ってます。
現在は、新作を多数含めたリップ付きのモデルの製作が殆どでやってます。
来月初旬の完成を予定に進めていますが毎度の様にやっぱり苦戦が続いてますが頑張らねばですね。

トローリング用のリップレスタイプの方の製作もそろそろ始める予定ですが、早春用に少し小型の物（５～７ｃｍ）を中心に製作する予定です。
まずはリップ付きのタイプを仕上げなければですが、気合を入れて頑張ります。

更新がなかなか出来ないですが、アップ出来そうな時は行いますのでご了解下さい。


●コーティング中の作品約半分の一部です。まだまだ沢山次が控えてるので効率よく行わなくてはいけませんね。・・・こんな画像しかなくてすんません。●


●銀箔貼りも行っています。今年のモデルは、銀箔仕様も多数製作していきます。（サンプル画像：ＳＴＢ－１１０Ｆ・ＢＬ※スリムベンドモデル）●