真木ルアー製作日記

製作の近況報告や開発中のルアーの裏話等など近況を報告します!!

T氏のビワマスアタックレポート・・・

2007年05月17日 06時41分39秒 | Weblog

5月12~13日と琵琶湖にまたしてもアタックに行かれた、T氏よりホットな釣行レポートと素晴しい画像が届きました。
中禅寺湖、銀山湖のボートの方が、まだ本調子でない中、ここ琵琶湖は高活性の様です。
T様の爆裂2日間のレポートをどうぞご覧下さい。

●琵琶湖アタック・・・1日目 5月12日●

   ●三回目のアタックスタート。朝日が眩しい~。●

12日(土)午前5時20分やはり滋賀県西浅井郡大浦のアミレンタルボートさんから出船。
今回は前日より宿泊していたため、体は大分楽です。
当日の天気は良好。前日、前々日と風が強く、大変だった模様。
ほとんどの船は出船できず、午後の風が弱くなるまで粘った方が58CM、と56CMを短時間でゲットしたとのこと。
大津ではベテランヨットマンが転覆し救助艇の目の前で亡くなるという悲しい事故も発生しました。
(琵琶湖の荒れた時は本当に怖いです・・・・ライフジャケット着用、波が出たら即退避は鉄則です)

5時には常連のビワマストローラーも次々到着している。
最新の情報では葛篭尾崎、海津大崎の水深70mのいつも釣れるところが不調の模様。
やはり゛竹生島゛よりも南が良いとのことだが、風が出ると帰れなくなるために、風が出た時の退避場所も
想定しながらトロールする必要があります。

30馬力のエンジンを積んだバスボートで20分でポイントに到着。
今日のタックルは、ロッドはウエダのスーパーパルサー10色用にアンバサダー7000C18ポンド11色と、
ORA-SNIPEⅡに6500には15LB11色。
ルアーは、ST-90F・BL(スリム)(ワカサギ・夜光貝)をセット。
もう1本は、やはり前回アタリにアタリまくったZERO-70F(ワカサギ・夜光貝)でスタート。(STは5色、ZEROは8色)
2本のラインが出し切った直後の6時に早速ZEROにアタリ~!!ビワマスはZEROがお好きのようで早々に40CMをゲット。


    ●ビワマスはZEROが本当に大好きな様です。●

その後ZEROにアタリはあるものの乗らない。船速は4から4.5で引っ張る。
STにはアタリはなくやや5色は浅いのか?と思い思い切って10色に沈めて様子を
見ていると7時になった時に、STを引いているSNIPEが突然大きくパッドまで゛ドスン゛と入る。
ロッドを握るがホルダーから抜けない。リールからはラインが出ている。
ラインの残りがなく心配になる。それにしても重く動かない。
いままでとは違う重さ。゛ひょっとすると60アップがいよいよ私に微笑んだようだ゛と一人で嬉しくなるが
STの胸のトリプルフックに掛かっていたら持つかと急に心配になる。少しずつ巻くが、何度もラインが出て行く。
ようやく残り2色になるが今度は横走りし、隣のラインに絡まないように慎重に誘導する。
いよいよリーダの結び目が見えてくると10M先に魚体が水面下に見える。

今までで一番デカイ感触・・・。

今度は船の真下でイヤイヤをしているが、フックはテールのスイミングに掛かっており、油断は出来ないが一安心。
ランディングに手こずったものの無事船に引き上げ、メジャーを当てるが・・・゛あれ?少し足らない゛・・・。
※帰港してから名古屋から来られていたトローラーの方のメジャーをお借りして検寸するも58CM止まりで少しガッカリ。


●検寸するも58cm・・・「泣き60CM」であることが判明。40cm級のビワマスと比較するとやっぱりデカイな~。●


●過去最大サイズ58cmをSTー90F・BL(スリム)ワカサギ・夜光貝でゲット!!●

その後10時頃までアタリがなく我慢しきれなくなり、今度は石田川河口などを見るが魚影は少なそうです。
最初の場所に戻り魚探を見るとタナが深くなっているようなので(浅くて20M)、フラッシャーに小型の
アワビスプーンを付けたロッドを使うと11時過ぎに大きなアタリで50アップがヒット。引き続き同じスプーンに40CMがヒット。


      ●フラッシャー・アワビスプーンにも良型がアタック●

少し地合が出てきたようだと思っていると、ZEROに大きなアタリ。
腕がだるくなっているが慎重に取り込んで50CMアップ。

●ZERO-70F(ワカサギ・夜光貝)をガッチリ咥えた50アップのビワマス●

その後、スネークマムシ(姫・夜光貝)等も引いてみたりしたものの、今日もやはり、ZERO-70ヘの反応が良い。
午後4時までに3本追加。トータル8本(50アップ3本)
初日の釣果としては、大満足で狙い通りの展開でとても満足でした。

      ●これだけ釣れるとイケスが賑やかです。●

恒例の葛篭尾荘の゛ラタンの湯゛の露天風呂で汗を流しアミさんから教えていただいた゛湖魚料理の゛さき斗゛さんで食事をしまた。
ご主人もトローラーで66CMの記録をお持ちとかでビワマスの話で盛り上がる。
またいろいろ情報をいただきました。料理もGOODです。また有料でビワマスを持込み料理していただくのもOKとか。

《ご主人情報》
①ビワマスは一時より増えている印象・・・・・ビワマスを一番捕獲していた漁師が高齢で減少。
  後継者はほとんどいない。さき斗のご主人の父君も元漁師
  そのためビワマスの天敵の刺し網漁は大幅に衰退。・・・・それに刺し網は鮮度の点で難点あり。
  網を引き上げた時は魚は死んでいる。やはり釣りのほうが鮮度は良い。

②県の水産課が手厚い保護をしている。年間150万匹の稚魚を各河川に放流。先日も知内川
 で70万匹を放流。
 北湖全域に生息しておりトローリングしているのはほんの限られた地域でポイントの開拓はこれから。
 やはり突然吹き出す゛風゛が怖くそれが邪魔している。

③琵琶湖にはビワマスとアマゴが湖に下った゛サツキマス゛がいる。
  サツキは朱点があり大きくても50CM止まり。ややデブだがこれもおいしいとのこと。
  ビワマスとの交配はない。・・・・・・琵琶湖に流入する河川はすべてアマゴ系なので、なぜサクラ系と
  思われるビワマスと混生しているか不思議、自然は偉大です。
  やはりビワマスはサクラマス系に近いとの印象。現に70アップまで育つ。

④ビワマスは漁師が漁獲する権利があり、最近トローラーが来ているが、一切入漁料等の規定が
  なく近い将来問題になる可能性をはらんでいる。(鮭のように釣り禁止にならなければ良いのですが)

●琵琶湖アタック・・・2日目 5月13日●


  ●本来はポイントの二本松沖・・・今年は調子が悪い???●

午前5時30分に出船。
今日の天気は曇っており一時゛雨゛の予報。
゛今日は風がでる゛゛勝負は早くすべし゛
風を前提にラインも18LBを使用。
ロッドは0RA-SNIPEⅡにアンバサダー7000CX、18LBのレッドコアー10色。
ウエダのスーパーパルサー10色用にアンバサダー7000C18ポンド11色。
大活躍のZERO-70F(夜光貝)とST-90F・BL夜光貝で開始タナは5色と8色でスタート。

竹生島沖を通り越して行くと、いいものを発見する。
湖流の境目か、ゴミ、浮遊物が細い流れとなっている。
上を通過すると魚探に激しく ゛へ゛ ゛へ゛ ゛へ゛が出る。水面直下には赤くベイトの影。
その下にビワマスとおぼしき゛へ゛が一面に出ている。
「すごい」  
水もなま臭く魚のにおいがする。


●二日目のGOODポイント。 筋になった浮遊物 下にビワマスが群れていました。●

そしてすぐにZEROにアタリ、浮遊物を横切るたびに必ず、ロッドが絞りこまれる。

    ●ZERO-70Fで釣れ続く・・・良型とのファイト●

四本を立て続けに釣る。うち3本が、50アップ。
ZEROのスイミッグフックのちもとがほつけそうなので慌てて交換します。
私の船を追っかけてきた名古屋のトローラーも同じポイントで大奮闘。
ダブルヒットをしてラインが絡まり大変の様子。
そのうち私のZEROのロッドがパッドまでグーグググと絞りこまれる。
ホルダーから抜けないると、もう一度強烈に締め込み。
ロッドを握ったものの゛フッ゛と軽くなる。
ヤバイと思い、巻いてゆくとリーダーがひらひら風に吹かれている。
゛ラインブレイク゛   何よりZERO70が無くなった事がショックです。

また、同時に風が出て来ていやな波も高くなる。

      ●荒れる波(左)ややおさまってからの撮影(右)●

リーダーの交換の間にサブロッドのアワビスプーンを入れたところ2本追加。
スプーンはやや型が小さい。35~40CMです。

9時にはいよいよ風が強くなり釣りづらくなる。
今日風がなかったら「すごい釣り」になっていたかも知れないのですが。
自然は良くできていますね。
あわてて名古屋のトローラーの方の船と竹生島の島影に船を操船し風をやり過ごすことに。
12時ごろになっても弱くならない。
一度、大浦湾への帰港を狙い、島影から出たところ船が大波に突っ込んでしまう。
目の前に黒い波が立ちはだかると恐怖を感じます。
タイミングを計り、波の山の上でターンし慌てて竹生島の裏に逃げ込みました。
午後1時にようやく波がおさまりかけたため、思い切って大浦湾までダッシュで帰港。
その後でまた風が出てきたため゛ナイス判断゛でした。
二日目は6本、トータル14本で三回目のアタックは終了しました。
アミさんのご主人から、゛アミのホームページには60CMにしておきました゛と追加のサービスを
していただき恐縮です。(笑)

ゆっくり片付けて午後4時に帰路につきました。
東名高速、首都高速とスムーズで午後10時過ぎに帰宅。
次第に距離が苦にならなくなっています。(笑)
翌日は家族でビワマス料理に舌鼓をうちました。
※ちなみに私もT氏より、クール便で直送の超新鮮最高のビワマスに舌鼓うったのは言うまでもありません。笑

         ●お問い合わせ●
         アミレンタルボート様
      滋賀県伊香郡西浅井町大浦1023番地 
        TEL 0749-89-1370
         www.biwa.ne.jp/~amiboat

とまぁ~今回もT様より大変素晴しく、羨ましい~釣果レポートでした。笑
琵琶湖に是非行きたくなった方も多いのではと思います。
T様いつも臨場感溢れる釣果レポート有難うございます。


●今回のヒットルアー:ST-90F・BL(スリム)とZERO-70F共に(ワカサギ・夜光貝)●

やっぱり嬉しかったのは、過去最大サイズの58cmをST-90F・BL(スリム)(ワカサギ・夜光貝)で出して頂いた事でした。
この瞬間だけは、ビルダーとして格別の喜びがありますね~。(嬉泣)
T様の爆釣にST-90F・BL(スリム)が貢献できて良かったです。(笑)
次は夢のマグナム級、60アップ、70アップに大貢献が出来るルアーを頑張って開発して行きます!!

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