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ワンス・アポン・ア・タイム

2013-11-21 21:13:27 | 日記

NHKのBSで「ワンス・アポン・ア・タイム」という外国ドラマが放映されている。
日本語だと「昔、昔、あるところに・・・」というお伽話の枕詞になる。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」というギャング映画とは、全く関係がない。
シュールな展開、重厚な舞台とドラマの雰囲気は、どうみてもイギリスBBC制作という感じだが、純粋なアメリカ製のようだ。
「白雪姫」や「シンデレラ」など、外国のお伽話に出てくる主人公たちが、魔女の呪いで現代アメリカのとある町に拉致され、昔の記憶を失い不幸な人生を送っている。
そこに、主人公の現代女性が乗り込んで、いろんな事件に巻き込まれる。
女性は白雪姫の隠し子らしいが、シリアスでタフなおねいさんで、とてもそうは見えない。
全ての事実を知っているのは、主人公をこの町に連れてきた少年だけ。
この少年は、実は主人公の子供だというから、話は込み入っている。
ファンタジーの世界と平行して物語は進行していくが、その話も通常語られているモノとは少々違っている。
いわば「本当は怖い白雪姫」みたいな感じだろうか。
便利な魔法も登場するが、実行するにはそれに見合った対価が必要になる。
たとえば極貧の少女が王子様のお嫁さんになって幸せになるには、生まれてくる子供を差し出さなければならない。
ここらへんは日本のアニメ「鋼の錬金術師」、通称「ハガ錬」のパクリに違いない。
「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる」
というのが「ハガ錬」のコンセプトである。
見るからに怪しげなおじさんも登場するが、どうもこの人物が話を面白くしている・・・というか、全ての事柄の鍵を握っているように見える。
呪いを掛けた魔女は町長として君臨し、人々を苦しめ続ける。
果たして主人公は魔女の呪いを解いて、町の人たちをお伽話の世界に戻してあげられのか。
決して甘くはない、大人のためのファンタジードラマである。


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