海苔は日本の宝である

我が家の定番にはいろいろあるが、「山形屋の海苔」もその一つ。
他にも海苔を作っている有名メーカーはあるが、あまり興味がない。
おなじ価格のものを食べ比べて見れば、すぐに分かる話である。
確かにすごく上等な海苔をもらったことがあって、それはとても美味しかった。
だが、当家のように毎日のように海苔を食べる家庭にとっては普通の海苔がそれなりであることが重要だ。
たとえば「おむすび」とか、「巻きずし」とかの時に海苔の良し悪しは、その料理の価値を決めてしまう。
もちろんごはんがマズければダメなことは言うまでもない。
山形屋の海苔を扱う店が減って来ている。
千葉そごうでも、海苔一枚いわゆる全形の海苔の取り扱いがなくなった。
味の分からん経営者とか担当者が増えているのだろう。
嘆かわしい話である。やはり千葉は田舎だったのか。
今日は検見川浜の「イズミヤ」で、山形屋の焼き海苔を買ってきた。
日本の海の環境を考える時、いつまで海苔が食べられるのか予断を許さない。
それより前に、日本人の味覚が鈍くなって、美味しいものが失くなってしまうことを恐れる。