maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



 

行幸通りの下は、ワクチンの接種会場になっていて通れませんでした。

地上は綺麗な銀杏の木が並んでいて、駅舎もみえるし、

雨のお陰でいつもと違う景色になります。

 

 

何人か、スマホや一眼を持ってぷらぷらしていたので、

同じ趣味の人が居る事が実感できる。

できるだけ、他の人と違う目線で・・・とか考えながら撮るのも楽しい。

 

 

K-1 M2 (FA☆28-70)



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そもそも、ワクチンって効くのかどうか、

しっかり判断できているのだろうか・・・

よく、天然痘撲滅に成功したのがワクチンの効果と言われている。

これについては、異論は少ない。

風疹とかもそうかも。

ですが、一番身近なインフルエンザ予防接種はどうなんだろう・・・って、

こんなのがありました。

 

 

 

 

こんな事を言おうものなら、この反ワクめ!と怒られるのが現在です。

でも、そんなに効果があるなら、インフルでも結果が怪しい。

ノーベル賞もらった学者にも、効いてると思います?と言われてしまう。

自分もかなり前から、疑っていましたが・・・コロナのお陰?で

やはり正しかったかなと。要は自分の免疫力を下げない事に尽きます。

 

さて、神ワクと言われしmRNAのコロナわくちんなど、論外ではないのか?

データで何がどう効いてるのか不明なまんま、信じる者は救われるだけの

現実見せられ、副作用でインフルワクチンに比して明らかにダメージが多い

のが特徴とか、もはや意味不明です。カルトと同じになってしまう。

 

打たないと怖いぞ~

死ぬかもしれないぞ~

重症になるぞ~

打てば助かるぞ~

罹っても軽傷だぞ~

疑うやつらは敵だぞ~

陰謀論者は信じちゃいけないぞ~

 

わくちんの効果が一番よく分かるのが、旅行が安くなる事では?

でもそれって差別でしかないのですが・・・

あらゆる差別は許さない!!って言ってる人は、

まさかこれを肯定してないですよね・・・

 

なんで今の日本は、非科学的な思考に国民が振り回され、

分断まで起きないといけないんだろうか。

ワクチンの疑問に関する情報が沢山削除されたりするなんて、

JSミルの自由論でも読んでからにして欲しいと思う・・・

 

 



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もう先週になりますが、都内に本を買いに行きつつ写真を

撮っていた訳ですが、どっちが主か分からないと・・・

丸善に行って、国分巧一朗著の「スピノザ」と、マレー・ダクラス著の

「大衆の狂気」が目に入り、次に読もうと思っていたのを先延ばしにして、2冊買いました。

有名なオルテガの大衆の反逆と名前が似ているのもありますね。

本との出会いです。買って帰れってオーラが出てました。

こういう感性を無視する事はしないようにしています。

 

自分の直感として、今後の世の中の流れ、それも悪い方向への流れを

この権利の強すぎる主張に感じています。

反差別という名の差別が横行し、ちょっとした差別的発言を批判され、

謝罪に追い込まれる人が続出しそうな世の中。さらに、各マイノリティーが、

個別に主張を強く訴えていけばいくほど、分断がひどくなり、

収集がつかなくなる事になるのでは?という事。一枚岩ではないのです。

世の中そんな単純ではないし、差別が無くなるのは理想だけれども、

違いを認めないような話には無理があります。

 

それが欧米では議論も少ないまま進み、日本も飲み込まれつつあります。

普通の人の理解だと、LGBTQとかの少数者に理解を示す事は、未来に対して

ある種の希望を抱ける事だと思います。

これからの世界はそうでなくちゃみたいな軽い感じ。

マイノリティーの人達を差別しないのは当たり前なのですが、

このまま行くと意図しない方向に向かって猛進していきます。

読んだ後、たぶんもう引き返せないと思いましたが・・・

個人的に思うのは、権利がどうのこうのより、差別されない社会の方が

大切で、みんなが普通に暮らせればそれでOKなのでは?という事。

 

この本を、特に宗教保守派の人が書いただけなら、たぶん差別主義者の

レッテルを貼られて非難され、業界から追放みたいな事になるでしょう。

ところが、著者自信がゲイであり、今まで自分が戦った差別や偏見と、

いま世の中で注目のLGBT運動について勇気ある問題提起をした本で、

ベストセラーになっている(日本ではマイナーかも)。

とにかく、時代の先を見据えた凄い本だなと思いました。

 

 

 

 

ここから先は長いので、読みたい人だけ。

 

 

 

 

差別主義者と言われておしまいと、さっき書きましたが、現状では

LGBT運動や彼らの存在を批判する気はなくとも、揚げ足取り的な告発によ

り、謝罪に追い込まれたりするのが今の欧米にみられる傾向だそうです。

謝罪に失敗すれば抹消されます。

 

空気に支配されるのは日本だけでなく、海外でもややこしい問題では、

かなり空気に支配されてるようです。逆に商売や選挙運動にも利用もします。

とにかく、今はマイノリティーが正義という空気が圧倒的に支配しています。

日本はもっとどーでもいい事まで空気に支配されますが。

 

この本では、その運動の陰に隠れる矛盾や欺瞞を、ゲイの立場から

観察して書いてある訳ですが、でも良く考えるとおかしな要求だったり、

イメージ戦略で流れに乗るだけだったり、何でも差別問題に絡め、

凄い昔の話を蒸し返し謝罪要求したり、ちゃんと正しい議論をせず、

糾弾するのが目的と化しているようです。どうも、目的を一つ達成しても、

さらに次の目的、さらに次の・・・と、運動自体が目的になっている。

 

人種の問題でも、あのアメリカで、キング牧師が夢見ていたはずの、

肌の色で差別される事のない世の中が、欧米などはかなり進んだところまで

来ていると著者は言います(内面はまだ差別は無くならないでしょうが)。

しかし、現在は今まで差別されてた人達が、逆の意味で肌の色や性的区別

などを重視する世の中に戻している事に驚き、嘆いています。

 

寛容にみえて、滅茶苦茶不寛容な運動が展開され、それを大衆は良かれと思い、

深く考えもせず、一緒になって批判しまくる結果になり果てている。

寛容な社会を求めているはずの人達が、権利を主張しまくる余り不寛容になる。

無差別や平等、自由を求めているのに、排他的だったりと何かがおかしい。

 

環境保護を訴えて、なぜか芸術作品を汚すのもそうですが、

原理主義になって不寛容になると怖いのです。とにかく意見が合わないと

見るや、相手を排除する方向に簡単に向かってしまう。協調も何もない。

 

さらに、一番難しいのはトランスジェンダーで、自分の心と体の性別の不一致に悩む

人達という新しい概念ですが、彼らにに対するケアが十分でない一方で

金が目的ともとれる治療や性転換手術への勧誘のような活動が特に米で凄くて、

警鐘をならしています。ただ、これも批判すると差別者扱いになる。

今までの世の中で定義されていない物事を定義する事によって、

新たな問題ができてしまう。(コロナもそんなもんでしょう)

 

世界は単純にならないのでしょうかね。どんどん複雑になっていく。

ある意味、ちょっと絶望感すら感じる。きっとこの動きに反対する人達が

出てくるでしょうが、トランプ的な力で反対するみたいな感じになりそうで、

そうなるとお互いに恨みあうしかないという・・・袋小路のようです。

 

とにかく、感情的にならない事でしょうね。知性と理性で考えて、

感情を脇において思考停止しないようにする事くらいしか思い浮かびません。



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