舞姫

ひぐらし日記

アビガンとメルク社のモルヌピラビルとはどう違う❓              同じRNAポリメラーゼ阻害剤だが?(2)

2022-01-04 | 日記
 米メルク社が開発した飲み薬「モルヌピラビル」は、世界各国で承認され、日本も160万回分の供給を受けるとのこと。日本製の「アビガン(ファビピラビル)」と名前も似ていますが作用機序も似ており、どちらもウイルスが増殖するために必要な酵素の働きを止めて増殖を抑える核酸アナログ製剤です。
これら飲み薬が普及すれば、コロナ撲滅の日は意外と近いかもしれません。

 どちらの飲み薬は、ウイルスの増殖を防ぐ抗ウイルス薬だ。モルヌピラビルは「RNAポリメラーゼ」という遺伝情報の複製に必要な酵素の働きを阻害し、ウイルスが増えないようにすることで重症化を防ぐ。

 一方、ファイザーや塩野義の抗ウイルス薬は「3CLプロテアーゼ」酵素阻害薬。ファイザーはエイズウイルス(HIV)などの治療に使われる「リトナビル」と併用することで効果を高め、臨床試験(治験)では入院や死亡のリスクが9割近く低下したと。
 それと「3CLプロテアーゼ」酵素阻害薬の塩野義も承認申請か。





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