舞姫

ひぐらし日記

高速道路は、なぜ有料か? いつ無料化実施される…無理かな?

2023-10-05 | 日記
   なぜ高速道路は有料となっているのか?
 なぜ高速道路は有料になっているのか。NEXCO中日本の担当者は、以下のように話してます。

  「戦後、激増する交通需要に対応し、道路整備を早急に促進するために道路の建設費を国の金融機関から借り入れ、開通後の通行料金により管理費とともに返済していく「有料道路制度」が検討されました。そして昭和27年、この制度の実施のために「(旧)道路整備特別措置法」が制定され、本格的な 有料道路制度がスタートしたというわけです」
 昭和31年に現行の「道路特別措置法(以下、特措法)」が制定されました。

 つまり、戦後、資金難に陥っていた国や自治体が早期に交通の利便性を確保するため、費用を借り入れて高速道路を設立。借入金償還や施設の維持修繕、および新設の財源確保の手段として、有料化に至ったということです。

 現在は、NEXCO東日本、中日本、西日本が施設の管理運営や建設、そして独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が施設の保有、債務返済業務を担っている。

有料制度はいつまで続くのか?
 現行の特措法では、高速道路を含む有料道路に対し、「料金徴収期間」が定められている。また、高速道路に関しては、およそ40兆円の借入金が完済次第、無料化することも謳われている。
 しかしながら、昭和47年の全国料金プール制発足によるネットワーク拡大、老朽化施設の維持修繕や渋滞対策、および安全性向上への積極投資など、相次ぐ資金調達の必要性が生じたことにより、無料化は先送りを重ねている。
 一方で、国や自治体の管轄により無料開放されている区間も各地に存在する。 国土交通省によると、高速道路をはじめとする有料道路の料金は、償還主義、公正妥当主義、便益主義の3つの原則に基づき決定される。

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