厚生労働省の専門部会は4月18日、米ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、薬事承認することを了承した。
後藤茂之厚労相が4月19日にも正式に承認する。その後、厚労省の別の専門分科会の了承を経たうえで、実際に接種できるようになる。国内4種類目
米ノババックスから技術提供を受けた武田薬品工業が国内で製造する。政府は既に1億5000万回分の供給契約を結んでいる。販売名は「ヌバキソビッド筋注」。国内製造と流通を担う武田薬品工業が昨年12月に厚労省に薬事承認を申請していた。ウイルス由来のたんぱく質の一部を培養技術で増やし投与する「組み換えたんぱくワクチン」タイプで、塩野義と同様のタイプ。
ワクチン未接種者は18歳以上を対象に、通常3週間間隔で2回、筋肉内に注射する。3回目の追加接種で使う場合は、2回目から少なくとも6カ月、間隔をあけると。by毎日新聞