電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.514 (3/3)

2007年06月20日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/10/07~06/10/08

◎彩雲国物語
 (第23話)
 とりあえず秀麗たちを襲ってきたのは、茶家当主の座を狙う茶太保の弟の手の者だってかい。茶太保の直系は孫娘しかいないって話だから、普通に考えたら黙ってても当主の座が転がって来そうなんだけど、茶家の一族も広範に渡って争ってるからそういうわけにも行かないってか。
 捕縛に来た崔里関塞の兵士におとなしく捕まってる燕青だけど、来る時に関所破りしたのは確かな上に、昔、静蘭と一緒に何かやってたことを持ち出されて来たら、下手にその場で抵抗できなかったってか。
 1人捕縛を逃れ、単独で金華に向かおうとする秀麗。安全のために全商連の協力を頼みに行くけど、差し出した通行手形を見て何かVIP待遇を受けてる感じ。実は玖琅からの差し金で、その木簡を見せる女性がいたら全力を挙げて手助けをするようにって密約が紅家と全商連の間で出来てたって話。
 どうでもいいけど、秀麗が木簡をもらったのが「コウ」尚書からだって、戸部尚書の黄奇人が回想に出てきてるんだけど、状況や立場を考えたら吏部尚書の紅黎深じゃないのか? ま、黎深が秀麗の前に出辛くて黄奇人に頼んだって可能性もあるけど、普通に考えたら茶州州牧として任官する秀麗と戸部尚書の接点って無いからねぇ。吏部尚書なら官吏の人事を扱うところだからありえるけど。
 下働きでも良いから金華に向かう隊商に入れてくれと頼む秀麗。相手は何でも聞くつもりだからお姫様待遇で連れてってくれって頼んでも良いもんだけど、そんなことしたら茶家の連中に目を付けられてしまうからねぇ。
 で、結局は同じく金華を目指す琳千夜とかいう子安声の怪しいにーちゃんの付き人ってことになったんだけど……まさか、このにーちゃん、茶家の人間とかいう話じゃないだろうな。
 それはそうと劉輝の前に現れて茶家当主の指輪を見せて茶州に行くと言ってる霄大師だけど……新州牧でさえ茶州に入るのに苦労してるのに、老人がホイホイと出向けるほど茶州って治安が良いのか?

◎おとぎ銃士 赤ずきん
 (第15話)
 ヘンゼルが一時戦線離脱で自分が幹部にのし上がられると期待してるランダージョだけど、サンドリヨンはランダージョなんか相手にせずに何か怖そうなやつを呼び寄せてるって展開。
 その新たな敵の襲撃で草太と赤ずきんたちは人形にされ、りんごだけ一人残されて絶体絶命って状況。で、相変わらずこういう美味しいところを持って行くのがハーメルン。なぜかりんごを助ける展開が多いけど……
 人形にされた草太たちはこれまでに通過した場所を扉でつなげた迷路のようなところに閉じ込められてるけど、それは自分たちの諦めの心が作り出してる迷宮だという草太の指摘で脱出。
 敵は一人で四葉騎士団を壊滅させたトゥルーデだというハーメルン。三銃士の連携攻撃も訊かず、白雪姫の一か八かの移動魔法で何とか逃げたというところ。実際は逃げ切れてなくてそばにトゥルーデがいるとかいう展開かと思ったけど、そんなことは無くて遠くに逃げられたみたいだけど、そこはいばらの生まれた国だってかい。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
 (第28話)
 ブラック学園から卒業試験でやってきたビビン。ネーミングの由来はどう考えてもピピン・アットマークだけど、スポンサーが事実上バンダイ一社になってしまったのを逆手にとってのネタだろうね。
 ネタ帳にたまったネタでお笑いライブを開くレモンだけど、ビビンがネタ帳に植えつけたアンラッキーフルーツの種のおかげで失敗するってお話。ま、例によって晴雨姉妹の活躍でビビンのたくらみは失敗に終わるのはお約束だけど。
 前座のソフィーとアルテッサの息がぴったりなのがなかなかだけど、逆にトリの晴雨姉妹のギャグが寒すぎるってのはねぇ……笑ってやるのが礼儀っていうもんだろうに。

◎天保異聞 妖奇士(新)
 (第1話)
 北から江戸に近付いてる妖夷。天保の飢饉で江戸に押し寄せてくる難民たち。物乞いにも縄張りがあるって、ご苦労さんね。
 湯屋で賦人の刺青を見られて客に追われてる竜導往壓。元々は旗本の次男坊って話だけど、江戸時代も末期になったら貧乏旗本なんて役職につけなけりゃ食ってけないからねぇ。
 ゴミの埋め立て場を掘り返してるガキ。夢の島みたいなのを想定してるのかもしてないけど、資源還流型社会である江戸時代にそんなもの無いだろ。ま、そんなのがあれば異界への接点として格好の場所だろうけど……
 ガキが掘ってたのは異界への入口、妖夷からの逃げ場所として探してたって話だけど、その異界を知ってる素振りの往壓。ガキに行くなと言ってるけど、そこに妖夷出現。
 ガキを守ろうとして妖夷に払い飛ばされる往壓。何が光ったと思ったらいきなし妖夷を防ぐ力を出してるけど……

 なんかよくわからんね。WOWOWの有料番組みたいにアニオタじゃない一般人を相手にした作品ってつもりなんだろうけど、アニオタすら相手にされなのに一般人が喜んで見るわけは無いって、何かWOWOWと同じ轍を踏んでるような気がするなぁ。
 例によってソニー系ミュージシャンによるタイアップ主題歌で1クールごと新曲に変えていくつもりなんだろうけど、作品に魅力無きゃタイアップなんて効果ないんだけど、その辺、何か順番履き違えてないかねぇ。タイアップ主題か使うとファンの一般人が見てくれるとでも思ってるのかなぁ。
 『ガンダムSEED』はガンダムとしてのネームバリューがあったし、『鋼の錬金術師』は原作自体が魅力ある存在で引っ張っていけた。『BLOOD+』はその遺産を食いつないで何とか作品として続けることが出来たって感じなんだけど……

◎ツバサ・クロニクル(第2期)
 (第48話)
 久々登場の飛王。何か物騒な展開になりそうね。
 新しい国に来たのはいいけど、出現した場所はいきなし空の上って……劇場版の鳥カゴの国みたいな展開だな。で、そのまま地面に激突かと思ったら、何らかの力で無事に着地。
 そこはタオの国とかいうところで、人々には僊力という特殊な力が宿るって話で、小狼たちが激突を逃れたのは天僊という空を飛ぶ能力が宿ったからだという話。そこにサクラの羽根のことを知るという羽王カオスからの使いが。
 カオスの持つ王の証である羽根扇がサクラの羽根で出来ていて、旅の話をしてくれたら渡すという話。何か胡散臭い気もするけど、旅の話をしたら約束通りに羽根はくれたみたい。しかも、玄鶴という鳥が他にもたくさんのサクラの羽根を持ってるから退治してほしいとの話。
 で、小狼たちは眠ってるサクラを残して玄鶴退治に向かうんだけど……何かカオスの行動は胡散臭いね。しかし、どうでもいいけど、モコナをサクラの元に残したまま3人だけで出掛けたら言葉が通じなくなってしまうんじゃないのか?
 侑子が何か意味ありげな話をしてきたり、飛王のところに小狼に似た何者かがいたり、なんか伏線だらけだな。

◎地獄少女 二籠(新)
 (第1話)
 冒頭の大火事。火炎地獄か何かかと思ったら、あいが自分を生き埋めにした村人たちを皆殺しにしたってか。前作の雰囲気ではそこまでやったって感じはしなかったんだけど……
 学校でイジメに遭ってる少女。地獄通信にアクセスするも呪う相手がわからずに書き込めない日々の連続。気になって調べてる輪入道たちだけど、その間は他に依頼はないのか? 深夜0時ちょうどにアクセスできる回線ってひとつだけなのか?
 相談に乗れという担任の先生だけど、こういうのが一番怪しいってのはお約束。しかし、自分も地獄に落ちると聞かされて文句言ってるやつは初めてだな。たいていは自分がどうなってもかまわないくらい追い込まれた依頼人か、自分も地獄に落ちるということが実感できないアホかどっちかだからねぇ。本来なら最後のストッパーとして用意されてるものなんだけど、これまで物語的にはあまり活かされてなかったのも確かだね。
 実際、学校のイジメ程度で地獄に流すってのもどうかと思うけど、やられてる真っ最中の当事者にとっちゃ、そんなこと冷静に考えてられないからね。
 で、結局、先生のことをちくった生徒もイジメに加担してたってオチ。ま、こいつも以前に先生にイジメられた後でイジメの仲間になったってところだろうけど……

◎史上最強の弟子 ケンイチ(新)
 (第1話)
 どうでもいいけど、長老の瞬間移動にケンイチがイメージしたワープのシーンの宇宙船のデザインがもろに『さらば宇宙戦艦ヤマト』あたりのスタジオぬえ(というか、宮武一貴)デザイン風の異様に凝ったものだったのが爆笑。ま、ウイングが出てるから『ヤマト』というよりも『キャプテンハーロック』向きのデザインなんだけどね。
 ま、1枚絵だけで動いてなくて、効果処理でワープに見せてるんだけど……このカットだけ保存しとこう。

◎ゴーストハント(新)
 (第1話)
 学校で怪談をしていた谷山麻衣たち。そこに現れた渋谷という男、自分も怪談に混ぜてくれとか言ってるけど、なんか怪しげな様子。
 翌日、旧校舎で不審なカメラを発見した麻衣はそれに近付こうとして渋谷の助手とカメラに損害を与え、代わりに助手を務めるはめに。渋谷は実は渋谷サイキックリサーチという心霊現象調査会社を経営するゴーストハントだって話。
 旧校舎の霊を何とかしてほしいという校長の依頼でやってきたという渋谷だけど、そこには他にも巫女やら坊主やらエクソシストやら霊媒師やらも。校長もよっぽど切羽詰ってたのか、無節操だね。
 そこに2階で霊に襲われたと言って現れたクラスメイトの黒田。霊なんか感じないという霊媒師の原真砂子だけど、女性の霊能力には波があるから霊の存在は否定できないという渋谷。旧校舎に張り巡らされた監視カメラの映像を調べたら、黒田が襲われたというところだけ砂の嵐。それだけでは霊の仕業か電磁波の影響かわからないという渋谷だけど……
 主人公の麻衣役は名塚佳織だけど、真砂子役の釘宮理恵がポイントといえばポイントかな。原作は小野不由美……って『十二国記』の人か。ずいぶん作品の傾向が違う気がするんだけど……

◎はぴねす!(新)
 (第1話)
 昔、悪ガキ達に苛められてたところを魔法使いの男の子に助けてもらったことで魔法使いを目指すことになった涼宮……じゃなく、藤岡……でもなくて、神坂春姫。バレンタインを目前にして部屋の戸棚の中にはチョコレートがいっぱい。どうやらその男の子に渡したくて毎年用意してるんだけど、どこの誰だかわからないから渡せずじまいってか。
 そんなある日、バレンタインのチョコを悪ガキ達に取られてた女の子を目撃した春姫。そして、その女の子を守るようにガキ達に立ち向かってる小日向雄真と遭遇。雄真の姿に昔の男の子の面影を重ねるも、本人とは気付いてない様子。いや、十中八九当人で間違いないというベタな設定だろ。ま、雄真が普通科の生徒だから魔法使いじゃないんで別人だと思い込んでるってところだろうけど……
 しかし、女の子のチョコはすでにボロボロ。それを魔法で元通りにしてやる春姫。この作品の魔法って、けっこう何でもありの魔法みたいね。
 なぜか春姫にライバル意識を燃やしてる柊杏璃が、春姫が1個だけ用意したチョコの行き先を聞き出そうと魔法で勝負を挑んでくるけど、暴走した魔法弾が近くを通り掛った雄真に直撃。春姫はどうせ男の子には渡せないからと、そのチョコをお詫びにと雄真に。杏璃は雄真が春姫の意中の相手だと誤解し、自分も対抗してチョコを渡してるんだけど……何かやすっぽいバレンタインのチョコだな。
 ま、チョコを渡したのは良いけど、春姫は相手が普通科の生徒だという以外は名前も知らず、杏璃に呆れられてるって状況。ま、雄真の方は春姫が魔法科始まって以来の天才だといわれてる有名人だから知ってるんだけど……
 そこで、杏璃が魔法科の校舎が爆発して普通科と一緒になったら、もしかして同じクラスになれるんじゃないかと言ってるんだけど……その晩、本当に魔法科の校舎が爆発し、3学期の残りは休校。早めに始まった新学期からは魔法科の生徒も普通科で授業って展開。いや、実にわざとらしい状況設定だね。杏璃は自分じゃないと否定してるけど……
 しかし、どこからどう見ても女の子にしか見えない準って……。制服は女装でも構わないのか? で、準が雄真にくっついてるのを見た春姫は、彼女の前でチョコを渡して拙かったんじゃないかと悩んでるし……

 途中出てきたやけに大きな帽子を被った女の子と、魔法科校舎の爆発は当然ながら先の伏線なんだろうね。
 それにしても、何かメインキャラは原作エロゲの声優さんそのまま使ってるみたいね。どこぞの作品みたいに原作とアニメで声優さんが名前変えてるとかいうのでもなく、潔いといえば潔いけど、逆に言えば名前の知らないマイナーな人ばかりだね。

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第35話)
 例によって甘ちゃんなこと言い出してるなぁ。
 ソフトの決勝戦に負けた咲に、負けても意味があるということがわかったと言ってる舞。そこにキントレスキーがやってきて、勝負は勝たなけりゃ意味が無いって言ってることを否定しようとしてるってお約束のパターンなんだけど……
 そもそも負けてもペナルティを負わないソフトの試合と、滅ぼすか滅ぼされるかの実戦に身を置いてる人間じゃ、そんなの価値観が違って当然だろ。負けたら滅ぼされる相手に負けても意味があるなんて、いったいどういう頭の構造してたら言えるんだ?
 これは前作にもよくあったことで、自らの存亡をかけて戦いを挑んで来てる敵に、日常生活ごときを邪魔するなってことを本気の理由にして戦ってやがったからなぁ。なぎさとほのかは……
 そんな発想で戦ってる限りはお互いに理解しあって和解することなんか絶対に無理だな。この『ふたりはプリキュア』ってシリーズ、敵とは話し合っても分かり合えないって絶望を根底にして作ってる作品みたいね。

《おまけ》
◎ウルトラマンエース(再)
 (第22話)
 ついに自ら地球に乗り込んできたヤプール……はいいけど、超獣を異次元空間から送り込む技術があるくせして、何で隕石なんかで地球にやってくるんだ? おまけに目撃者を始末せずに火傷させただけという中途半端なことやってるから、TACを警戒させてるだけ。
 その状況でTAC基地に侵入したりするから、結局のところ待ち伏せされてただけで何の成果もなし。で、逃走。
 ヤプールを追った山中と美川の車が転落事故。美川が死んでるのを確認した山中が仲間に連絡を取ろうと立ち去ったところに人間に化けたヤプールが現れ、美川を病院へ運んでるって展開。
 ま、普通に考えたら美川を助けて信用させることで再度TAC基地に侵入しようとしてたのかもしれないけど、そのためにわざわざ死んでた美川を生き返らせたのか? しかも洗脳も何もしてないし。親切な侵略者だな。せめて美川の体に爆弾仕掛けてTAC基地ごと吹き飛ばすぐらいのことは考えろよ。
 美川を信用させたのはいいけど他の連中には怪しがられたヤプール。結局は馬脚を現して幼稚園で作ってた現地調達の超獣を暴れさせるだけ。しかも超獣を操るのに夢中になってて、背後からやってきた美川に気付かずに撃たれてしまうとはマヌケすぎ。
 毎度のことだけど、改めて「ヤプールに知能無し」というのを実感したね。

◎ウルトラマンメビウス
 (第27話)
 何か予感を感じてるウルトラの父。それだけの出番。
 GUYS本部から試作マケット怪獣のレポート提出を命じられてる補佐官。期限前日になって一同に押し付けようとしてるけど……ほんとに無能なおっさんだな。ま、悪いやつでもないんだけど、よくGUYSの中で出世できたものだね。ま、しばらく怪獣出現が無かったからGUYSも閑職みたいな組織だったから、態の良い左遷のような人事だったのかもしれないけど。
 しかし、使えんマケット怪獣はともかく、マリナの個人的感情だけで却下されてるベムスターも哀れね。
 マケット怪獣のゼットンがシミュレーター上で暴走してフェニックスネストの情報機能を麻痺させようとしてるって展開で、メビウスが電脳世界に入ってゼットンと戦うって話だけど……
 これ、『マックス』の時にも書いた気がするけど、いいかげんゼットン最強伝説というのはどうにかならないのか? そりゃ確かにゼットンは初代ウルトラマンは倒したけど、その後のゼットン再登場時はウルトラマン側が常に勝ってるし、初代のゼットンにしてもウルトラマンは倒したけど、逆に科特隊にあっさり倒されてるだろ。

◎仮面ライダーカブト
 (第36話)
 ひよりの代わりに店で働いてる蓮華だけど、ドジで使い物になりそうに無いね。
 加賀美に助けられた立川だけど、神城がワームと気付いて逃げ出してるって展開。いや、立川が逃げるのは良いけど、神城の正体っていったいいつまで引っ張る気なんだ?
 三島と対立してるところを加賀美の父親に呼び出された天道。ネイティブって何者かと聞こうとしてるけどその返答は得ず、代わりにライダーシステムにはワームを全滅させるまで止まらない赤い靴が入ってるとか言ってるけど……
 自分たちネイティブは人間の中でひっそり生きていたいと言ってる立川。天道にひよりの居場所を教えると言ってるけど……
 天道のことを日下部総司と呼んでる立川。いや、本当の苗字が日下部なのは以前に本人が言ってたけど、何でこいつが本名を知ってるんだ? で、いきなし苦しみだしてる天道。回復したと思ったら様子がおかしく、立川を攻撃し始めてるけど……
 何か設計図を取り出して燃やしてる加賀美の父親。何かすべては自分と天道の父親が仕組んだことだって感じだけど……それなら昔の資料にまだ生まれてない加賀美の名前があったのもわからんではないけど……
 そこにやってきた矢車と影山。すっかり闇のライダーに成り下がったって感じで天道と加賀美を痛め付けてるけど……何かブラックオックスみたいに見えるのは気のせいか? しかし、こいつらの目的は何なんだ?
 で、その隙に麗奈たちに襲われてる立川。皆既日食を探せと言い残して死んでるけど、その手には渋谷隕石の欠片。どうも、こいつにしろひよりにしろ渋谷隕石の欠片の力で人間の姿とワームの姿をコントロールしてるみたいなんだけど……でも、ネイティブが渋谷隕石以前から居たんなら、その生態と渋谷隕石は関係無いはずなんだけど……あれは「渋谷隕石の欠片」と言われてるけど本当は別のものなのか?