電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.460 (3/3)

2005年09月28日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/09/24~05/09/25

◎絶対少年
 (第18話)
 谷川希紗と出会って、いきなし体験話を始めてる歩。おまけに携帯の番号教えてるって露骨に怪しげなやつだな。しかし、直接携帯同士で通信してるって、ブルートゥースか何かなんだろうけど、相手の携帯のキャリアーとかメーカーとか違ってもやりとりできるのか?
 希紗から歩のことを聞いて興味をもった成基。希紗とともに歩に会おうとしてるけど……
 希紗たちにドッシルとシッシンを見せる歩。希紗がブンちゃんを取り出したら、いきなし逃走するブンちゃんと、それを追うドッシルとシッシン。接触したと思ったらあたりは光芒に包まれ、そして降り注いでくるブンちゃんの破片。なんか凶悪だね。

◎今日から(マ)王!
 (第60話)
 地球の魔王のボブと連絡が付かないからやることが無いからって、地球の町を観光してる眞魔国一行。全員の分のマスコットを買ってる辺りがグエンダルの趣味だな。どうせならグエンダルの好みそうなところをいっぱい案内してやったら良いのに。
 しかし、勝利ってエロゲの発売日に店頭に並ぶタイプなのか?
 ゲーセンで不良に絡まれてた村田を助けようとして自分が捕まってる有利。また便器に突っ込まれて眞魔国に逆戻りかと思ったら、魔王のふりして不良をびびらせてるってかい。でも、口だけっぽいけど。
 ボブの使いで日本にやってきたロドリゲス。勝利に眞魔国一行に帰るように交渉を頼んでるけど、いったいこいつらがいたら何が起こるというんだ? どうせ箱絡みのトラブルなんだろうけど。
 説得が効かないと思ったらイキナシ魔法を使って攻撃してくるロドリゲス。地球で魔力を使えるって珍しいね。で、強引にコンラッドたちを眞魔国に送り返そうとしてるって、凶悪。ま、それはボブの意志みたいだけど……
 一方、一人だけ見知らぬ土地に迷ってるギュンター。食うためにモデルを始めたのは良いけど、その映像を見て反応してるボブの秘書のねーちゃん。ギュンターの顔知ってるのか?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第26話)
 月の国の城に忍び込んでシェイドとエクリプスの関係を確かめようとしてる晴雨姉妹だけど、月の国の大臣の手下にそれを知られてるとは、マヌケ。
 しかし、大臣、大臣って言ってるけど何の大臣なんだ? 月の国には大臣は1人しかいないのか? で、明らかに他国に迷惑をかけるようなことして、そのまま逃亡してるのに、まだ大臣なのか?
 月の国は実は立憲君主制の国なので女王が勝手に大臣を罷免できないとか、大臣は任期制で解任規約無いから任期が来るまで辞めさせられないとか、月の国の大臣は世襲制なので誰も辞めさせられないとか……
 実は大臣というのは役職じゃなくて名前だったとか……
 ま、それはさておき、罠にはまってまんまと人質にされてるブライト、こいつが一番マヌケ過ぎ。
 ま、エクリプスの正体がばれるのは時間の問題だっただろうけど……変身するとこを見られたとかじゃなくて、動きでバレるかい。シェードももう少し修行したほうが良さそうだな……ま、この場合、そんな正体にかまってる事態じゃなかったけどね。
 プロミネンスの力を奪われた晴雨姉妹……お約束のアイテム交代の時期ってか。

◎ウルトラマニアック
 (第17話)
 リオの変身を目撃してる辻合。慌てて誤魔化そうとしてる仁菜だけど、誤魔化して揉み消せる話じゃないだろ。ま、辻合は他人のことを詮索するようなタイプじゃないから信用してもいいだろうけど……しかし、こいつマヤが化けてた占い師の言葉、まだ信じてるんかい。
 なんか辻合に全部話してしまって、辻合や亜由のペットを擬人化するって話になってるけど……こういうあんまし役に立たない魔法だけは得意なんかい。
 しかし、辻合のペットのシンノスケ……なんかリオには突っかかってるね。それにしても擬人化したら長身の美形キャラって、それでベタベタはちょっとキモイね。
 元の姿に戻りたくないって逃亡するシンノスケだけど……その姿のままじゃ一緒に遊んだり寝たり出来ないと言われて説得されてるあたりが哀れね。
 一方、リオと仲良くなってる亜由のペットのタマだけど……リオのお嫁さんになるとか言ってながら、実は犬だったってオチかいっ! ま、愛があれば種族の差なんてって話もあるけど、犬と猫じゃ愛があっても子供は出来んぞ。いや、避妊の心配をしなくてもエッチのし放題だって話もあるけど……

◎機動戦士ガンダムSEED DESTINY
 (第49話)
 アークエンジェルとエターナルはいきなし第1中継ステーションの攻撃かい。ま、ここを破壊したらレクイエムも直撃しか使えなくなるからねぇ。発射装置が月面固定じゃほとんど使い道無いのと同じだし。
 で、オーブの主力艦隊と連合の残党は月面ダイダロス基地に向かってるんだけど、ザフトもミネルバ以下の主力を第1中継ステーションの防衛に向かってるんじゃ陽動の役にも立ってないぞ。いや、単にアークエンジェル&エターナルは別働隊というだけかも知れんけど……
 この期に及んで、まだ命令に従ってアークエンジェルと戦おうとしてるミネルバ。タリア艦長は十分議長の方が怪しいってわかってるはずなのに……
 ラクスの乗るエターナルを襲おうとしてメイリンの通信に驚いてるルナマリア。いや、見てる方も驚いたんだけど、メイリンっていつからエターナルに乗ってるんだ? そういえばラクスがエターナルに移ったのも描かれてなかったけど、その時か。ま、アークエンジェルにはミリアリアがいるから、オペレーターが不足してるエターナルの方に移ったんだろうけど。それに、エターナルは一応はプラント(クライン派)の艦だからオーブ軍所属のアークエンジェルにいるよりは居心地も良いだろうし。
 タンホイザーの直撃からアークエンジェルを守ってるネオの暁。カガリ専用だから装甲が丈夫なのか、それともミネルバのタンホイザーはドミニオンのローエングリンほど威力が無かったのか、今度は機体ごと無事なネオ……は良いけど、それで昔の記憶を取り戻してるって……おいおい、こいつはムウ本人だったんかい。
 アスランを殴りたいと言って飛び出してきたイザークたちだけど、文句付けるかと思ったら結局は寝返って中継ステーションの破壊の手助けしてるかい。この辺、タリア艦長よりも思い切りがいいな。
 クルーゼと同じくムウの父親のクローンだったレイ。どう考えてもクルーゼと歳が違うのはクローニングされた時期が違うからか? 自分たちと同じ悲劇を繰り返さないようにデュランダルの作る未来を信じてるのがこいつの議長への絶対服従の理由だったみたいだけど……どう考えてもデュランダルに踊らされてるだけって感じだな。レイがキラを恨んでるのって、クルーゼの仇だからかい。でも、そりゃ逆恨みだろ。
 デュランダルがラクスを目の仇にしてるのは、ラクスが夢と希望をもたらす象徴としての存在だから、夢と希望を捨てて安定を得ようとするディスティニープランとは相容れない存在だからだな。

◎ツバサ・クロニクル
 (第23話)
 ファイとサクラの喫茶店にやってきた星史郎。羽根の力を使って鬼を操り、ファイを倒してるとは凶悪。それと同時にこの世界に異変が起こって、人々が次々に消えて行ってるって……なんか消え方を見たらこの世界そのものがバーチャル空間だって感じがするんだけど。
 残ったのはサクラとモコナ、織葉と譲刃や龍王たち他の世界からやってきた鬼狩りだけ。こいつらは元々実体がある存在ってところだろうね。
 小狼の回想で2人の吸血鬼を追ってると言ってる星史郎。まさか、北都と昴のことじゃないだろうな。で、いの一の鬼がその吸血鬼かもしれないから、その鬼を倒す可能性のある強い鬼狩りは先に始末してるって……メチャクチャだね。
 あっさりと星史郎にやられてる小狼。そこにやってきたサクラともども消え去ってるけど……バーチャル空間からどこかに転送されたって感じだな。

◎ギャラリーフェイク(終)
 (第37話)
 閉館時間後のメトロポリタンにやってきた藤田。昔の同僚に日本画修復用の特製の糊を届けに来たってか。
 館長が新たなスポンサーにしようとパーティーに呼んだコンビニ会社のオーナー、リチャードソン。場違いの場に呼ばれて、飾られてる美術品にも興味が持てず、迷惑してるって感じだな。
 帰ろうとして館内で迷ってたところを藤田と出くわしたリチャードソン。藤田に館内を案内されて、裏方の職人たちの仕事を見て、それに感銘してスポンサーになるって、よくある展開。しかし、この作品の魅力は単に美術品の薀蓄だけじゃなくてこういう裏方の仕事をちゃんと見せてくれるところだから、藤田の原点であるメトロポリタンでその作品の一番の本質を見せた最終回というのはきれいにまとまっていて良いね。
 しかし、最終回なのにサラも三田村も出て来ないって……

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第23話)
 ボダラクのテロで被害者を出してる町で、死にそうなボダラクの少女を聖地に運ぶ依頼を受けてるチャールズ。一緒に行ったレントンは、生命維持装置があれば少女は死なないと知って、例によってガキの理屈で勝手に少女を連れ出して生命維持装置のある病院に向かおうとしてるけど……
 行った先では拒まれるどころか、ボダラクということでテロの被害者たちに襲われ、かえって少女が痛めつけられてるとは間抜けすぎ。
 結局、レントンに連れ出されたばかりに住民から痛めつけられた少女は聖地に行く暇もなく死んでるって話。ガキが自分の足りない判断力だけで大人に逆らって行動を起こしてもろくなことにならないって話だけど……やっぱし子供は殴りつけてでもちゃんと躾けないとダメだね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第31話)
 相手チームに作戦を読まれてるからって、いきあたりばったりでポジションを交代しようと言ってるなぎさ。そりゃ、敵を欺くことは出来るかも知れんけど、味方のチームプレーも繋がらんだろ。
 どうでもいいけど相手チームの選手たち。中学時代からそんな体格してたらおしまいだと思うぞ。第一、ラグビーやアメフトならともかく、ラクロスやるのにそんなに筋肉要るのか?
「すばらしいチームワークね」
「いい試合だった」
 おい、誰か試合抜けてたんじゃないのか?
 毎度のことだけど、存亡を賭けて戦ってる相手に日常の理屈言っても通じるわけ無いってわからんのか? おまいらが逆の立場だったら聞いてやるのか?

 しかし、サブタイトルに「バルデス復活」ってあるから、てっきりバルデスが攻めてくる話かと思ったら、ブラフかい。しかし、闇の連中も3人掛かりであのざまじゃ、とても最終勝利はおぼつかないね。(いや、勝たれても困るけど)

◎雪の女王
 (第18話)
 帆船を珍しがってるゲルダだけど、ギリシャやバイキングの手漕船の時代じゃあるまいし、汽船が行き渡ってる時代でも無いんだから、帆船が普通だろ。ま、確かに前に乗った船は外輪船だったけど……ああいうのは大河や湖でしか使えないしね。
 貨物船に乗せてもらったラギとゲルダ……はいいけど、どこの世界に放し飼いのオオカミを乗せてくれる船があるんじゃい。
 いきなし死神海峡という難所を通れと言ってる船長……はいいけど、死神海峡が難所なのは雪の女王の通り道だからってかい。なんかようやく物語の接点が出てきたね。
 流氷で船体に穴が開いて浸水し始めても積荷に拘る船長。ラギが斧で割ったら中から出て来たのは密輸品の銃って話。しかし、積荷を早く届けるために難所を選び、それで遭難しかけて乗組員の信頼を失いかけてるって、どこかでみたような話だと思ったら、確か『冒険者』とかいうコロンブスの話をアニメ化した作品の最初の方で似たような話があったような気がするけど……
 結局、積荷を捨てた船長は船主から逃げるために港の手前で小船を出して逃げてるけど、残った乗組員がとばっちり受けたりしないのか?

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第22話)
 ゴミに絡まれてるピエロ……というよりはサンドイッチマンのおっさん。行き着いた先は夢の島って……今は夏と冬のオタクの聖地がある場所だな。
 おいおい、加藤隊長がMATから宇宙ステーションに転任ってか。出世なのか降格人事なのかよくわからんのが微妙だね。で、後任の伊吹隊長は到着が5時間も遅れてるってのが防衛体制の隙だな。
 ま、夢の島からゴミの怪獣が現れるってのは定番ネタだけど……いきなし太平洋上から意味不明の命令を伝えて郷を出動禁止処分にしてる伊吹隊長もメチャクチャだね。
 逆に、最後に無断出撃して負傷した郷を、階段で転んだとか言って見逃してるんだけど……マットジャイロ1機失っていて、組織的にはそれで済む話じゃないだろ。どうも理論よりも根性論で戦うタイプの隊長みたいだな。

◎ウルトラマンマックス
 (第13話)
 宇宙からの侵略に備えて32機の監視衛星を配備したUDFだけど……おいおい、赤道上空はともかく、高緯度帯の上空に静止衛星なんぞ置けないだろ。なんかお台場軌道エレベーター作ってた『こいこい7』並の科学力だな。いや、『ゴジラ×メガギラス』でも日本上空に静止衛星飛ばしてたけど……
 いや、侵略者が来たら追跡したり先回りしてスクランブルを掛けるとか言ってるから自力の飛行能力で絶えず軌道修正して位置を確保してるのかも知れないけど、それってメチャクチャエネルギーを浪費して、侵略者が来る前にガス欠で落ちるぞ。衛星の軌道運用は慣性力と自由落下を利用した周回軌道に乗せるのが一番効率的で、その軌道速度と地球の自転速度が一致するのが赤道上空の静止軌道なんだけどねぇ。

 で、そのトンデモUDFにやって来たゼットンの娘を名乗る夏美とかいうねーちゃん。ウルトラマンマックスがゼットン怪獣にやられるってか。
 DASH基地に挑戦状を叩きつけてるゼットン星人……というより、どう見てもケムール人。ま、元からそうなんだけどねぇ。
 宇宙に向けた発信電波の出所を探ってゼットン星人の居場所かと調査に向かったら、出くわしたのがトラックに撥ねられる夏美。重症だったのに翌日はすっかり全快してたって露骨に怪しげ。いや、怪しいのは輸血に使ったカイトの血液だろ。
 その夏美の前に現れたケムール人……じゃなくてゼットン星人。1万年掛けてナノ遺伝子を育ててきたって、どういう遺伝子なんじゃい。いや、1万年前からいたんなら、その頃なら苦労しなくても地球を侵略できただろ。何を悠長なことしてたんだ?>ゼットン星人。
 いきなしくのいち姿でDASH本部に侵入してる夏美。手にした刀はレーザーブレードって、なんかアメリカのニンジャ映画だな。
 同時に破壊された4機の衛星。そして飛来したゼットン怪獣。ま、ただのゼットンならゼットン星人と紛らわしいからいちいちゼットン怪獣って呼んでるんだな。マックスの武器もDASHの攻撃も跳ね返すゼットンシャッター。マックスは時間切れでお陀仏か……と思ったら、いきなしウルトラマンゼノンとかいうやつが現れて助太刀してるって、そりゃ反則だろ。で、マックスにウルトラブレスレットを渡してるって……『ウルトラマン』のゾフィーというより『帰ってきたウルトラマン』のウルトラセブンだな。
 しかし、すでに地球にはケムール人……じゃなくてゼットン星人の宇宙戦闘機が4機も侵入してるってか。いや、しばらく楽しませてくれそうだね。

 それにしてもマックスがやられるってゼットンを出してきたのはいいけど、ゼットンは確かにウルトラマンには勝っただろうけど、科特隊に負けたという現実を忘れてるんじゃないだろうな。
 いや、MAT以降の組織がほとんどやられ役だったからどこも同じだと思われてるみたいだけど、科特隊やウルトラ警備隊はウルトラマンやウルトラセブンの倒せなかった相手を独力で倒したりしてて意外と強いんだね。それにくらべたらDASHはやられ役の方みたいだな。

◎仮面ライダー響鬼
 (第33話)
 結局、アームドセーバーを童子と姫に持ち逃げされてるってマヌケ過ぎ。しかし、こいつら魔化魍を見殺しにしてて良いのか?
 ダンキたちは1ヶ月も変身できなかったって……こいつら1ヶ月も仕事してなかったのか? で、小暮の文句ばかり言ってるトドロキ。こいつが愚痴をこぼしてるばっかりにとばっちりを受けてるザンキも哀れね。
 変身できるのは自分だけだからって張り切ってるイブキ。その前に現れた小暮だけど……今風の若者には何も言えないってか。なんかまだトドロキの方が見込みがあると思われてるみたいね。
 敵がアームドセーバーの力を解析したら大変だからってヒビキとトドロキの特訓を始めてる小暮だけど、特訓って……歌の特訓かいっ! ま、太鼓やトランペットやエレキギターの音が武器になるんだから、肉声が力にならないわけはないと思うけど……
 いや、この魔化魍、カマイタチだったんかい。
 吉野の開発局長になる前は自ら鬼をやっていたという小暮。一日で十体の魔化魍を倒した伝説の鬼だってかい。
 イブキの危機に駆け付けるヒビキとトドロキ……意外と短期間で変身できるようになってるって、ちゃんと特訓が身に付いてるんだな。童子の落としたアームドセーバーを拾ったヒビキがそれを使うけど、今度は変身が解けたりはしないのね。
 しかし……アームドセーバーってディスクアニマルを装着するんかい。おもちゃのギミックが大変だな(って、こんなの商品化はしないだろうけど)。しかし、巨大なカマイタチを一刀両断かい。