電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.495 (2/3)

2006年07月20日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/05/23~06/05/26

◎ひぐらしのなく頃に
 (第8話)
 レナと話して祭具殿の件で魅音に謝りに行こうとしてる圭一の前に現れた大石。このおっさん、園崎家に踏み込む理由作りに圭一を利用してたってか。
 魅音に謝る圭一だけど、魅音の態度はふざけてるというレナ。回覧板を見て醤油を貰いにやってきた梨花を消したのは魅音だってかい。それで終わりにする予定だったんだけど、冷蔵庫に残された食事から沙都子に気付かれそうになったから沙都子まで殺したって話かい。
 レナの推理の前にすべてを白状する魅音。自首するから30分だけ圭一と2人にしてくれって、屋敷の一角にある秘密の地下の拷問場所に圭一を案内するけど、そこが梨花や沙都子を殺した場所だってか。おまけに牢屋には囚われた詩音が……
 詩音を助けようとする圭一の背後でいきなし豹変する魅音。圭一を殺してその後で詩音も始末するってかい。
 拷問台に張り付けにした圭一の前で事の発端を語る魅音。カルタ大会の賞品の人形を魅音じゃなくレナに渡したから、魅音の中の鬼が目覚めたってか……メチャクチャだね。
 しかし、なぜか圭一を殺せない魅音。そこに大石が突入してきて、魅音は圭一をスタンガンで眠らせて雲隠れ。ま、圭一と詩音は助かったみたいだけど……
 事件後、引っ越すことになった圭一。5人組の中で自分だけが残されたって感じでさびしそうなレナ。引越し準備をする圭一の前に現れた魅音。いきなし圭一の腹を刺して「これでみんな殺した」と言って笑い狂ってるけど……
 マンションからの転落死体として発見された詩音。殺されたと思った圭一は病院で入院してるところで大石の事情聴取を受けてるけど……おいおい、魅音は大石たちが踏み込んだ日に死んでたってか。おまけに鷹野も祭具殿に忍び込んだ時にはすでに死んでたはずだって話……おいおい。
 魅音の件は詩音と魅音が入れ替わってて、圭一を刺した後にマンションから飛び降りたって可能性もあるんだけど、鷹野の件は全然見当もつかないね。
 で、大石が去った後にいきなし圭一の病室に現れた血まみれの魅音……こりゃミステリーとかサスペンスじゃなくて、ホラー作品の世界だな。

◎吉永さん家のガーゴイル
 (第8話)
 イヨに怪しげな改造を施されたガーゴイルだけど、気が付けば雪国に飛ばされていて、そこで出会ったのが双葉似の少年・平太と、和己似のその姉。
 2人は代々山の守人をやってた家の子供だけど、前の大雪崩のとき、父親が雪崩は来ないと言ったといて犠牲の責任を負わされ、他の村人から仲間はずれにされてるって感じ。で、そんな時にまた雪崩の予兆が。
 平太の忠告を聞かない村長たち。前の雪崩のときも父親の警告を無視して犠牲が出たのは村長の仕業だったって話。自分が責められるのを避けるために、雪崩を知らせに回ってて犠牲になった平太たちの父親に責任を擦り付けたってか。
 ガーゴイルが雪崩を止めて村人の逃げる時間を作ったけど、力を使い果たしたガーゴイルは墜落。気が付けば双葉たちに掘り起こされてたってか。で、そこは昔、雪崩で崩壊した村があった場所で、その時は山神に助けされ村人は全員脱出して助かったってか。
 イヨの付けた機能は過去を見る能力だったのだけど、ガーゴイルは実際に過去に行ってしまったって話なんだけど……どっちかというと、過去に言ったというよりは幻を見たって雰囲気だねぇ。

◎ARIA The NATURAL
 (第8話)
 ネオヴェネツィアはまた水浸しの季節かい。で、いきなし暁に呼び出された灯里だけど……待っていたのは籠いっぱいの赤いバラを背負った暁。ボッコロとかいう好きな女性に1輪のバラを贈る日ってことだけど……
 アリシアさんにその籠いっぱいのバラを渡すって……そりゃ貰うほうが始末に困って迷惑するだけだろ。数を贈りゃ良いってわけでもないだろうに、それだけでも飽き足らずにさらにバラを買い込んでるアカツキ。
 しかし、灯里と練習してるところに通り掛ったアリシアのゴンドラにはすでに大量のバラが。おまけに暁のバラは灯里にあげたものだと思われてるとは悲惨ね。どう考えてもバラにちなんだ宝石を藍華に渡してるアルの方がずっと気が利いてるな。

◎夢使い
 (第7話)
 同棲の話をしてるからどんなカップルかと思えば、教師と生徒ってか。確かに仕事を変えないと同棲出来んわな。
 いきなし学校からの帰りにオードリー2(みたいな植物モンスター)に襲われてる瑞穂。そこにたまたま通り掛った燐子に助けられてるけど、教師の部屋は茨で埋もれた状態。例によって悪夢の仕業って話だけど……
 てっきり、教え子に手を出したことに罪悪感を感じて悪夢を見たのかと思ったら、生き別れの兄妹だったってか。
 第5話でババアが家族を無きものにしてるくらいだからここは禁断の恋を貫くかと思ったら、素直に手を引いてるか。

◎スクールランブル 二学期
 (第8話)
 マンガでバスケにはまった天満。奇しくも1年で八雲と同じクラスの俵屋さつきが女子バスケ部を立ち上げて、嵯峨野恵、美琴、一条、ララと共に参加してるのは良いけど、ろくに練習に参加してない間に完全にあぶれてしまって、顧問の保健室のねーちゃんに追い払われてるとは悲惨ね。
 なんか男子バスケ部の麻生目当てな感じのさつき。麻生に教えてもらってる美琴に嫉妬してるみたいだけど……美琴は花井のことしか眼中に無いから気にしなくて良いだろ。
 何かと女子バスケ部と関わろうとして追い出された東郷や今鳥、それに播磨も加わって天満を取り込み女子バスケ部への対抗チームを作ってるってメチャクチャナ展開。しかし、天満チームは4人しかいないんだけど、もう1人は誰を連れてくるんだ?

◎NANA
 (第8話)
 家財道具を調達に出掛けたナナと奈々。犬扱いされてハチになってる奈々。
 しかし、こいつらいっぺんに何でもかんでも買い込んでるって、金持ちなのね。どこぞの声優目指してやってきた貧乏人の桃子とはえらい違いね。
 それにしても、奈々改めハチと一緒に買い物するのって、ナナも大変そうね。
 ちょうどリサイクル家具店のバイトがいないって聞いて速攻で働くことを決めてるハチだけど……そんな店の取り分ギリギリでやってるようなところで働いてまともな給料出るのか?

◎いぬかみっ!
 (第8話)
 何かと『うる星やつら』に似た番組だと思ってたら、ついにメガネまで出して来たかいっ! 声も千葉繁にやらせるか。
 ダイエットしても体重の変わらないようこ。しっぽがダイエットしたのと同じだけ太ってるってか。しかし、八つ当たりで縮地される啓太も悲惨ね。
 レア同人誌と引き換えに啓太にようこと引き合わせてもらおうとするメガネ。いぐさの同人誌の愛読者だったってか。
 しかし、傍迷惑な魔道具だね。

◎ウィッチブレイド
 (第8話)
 戸沢に正体を知られて事情を話す約束をした雅音だけど、翌日になってさっぱり白を切ろうとしてるところが凄いね。
 スナックに飾られてた戸沢の写真を気に入り、スクープ写真を追ってるだけの今の戸沢との違いに驚いてるんだけど……ま、他人が何を言おうと芸術写真じゃ食っていけないからそういう仕事してるんだと思うぞ。(いや、フリーのカメラマンじゃあまり変わらん気がするけど、いいネタさえあれば大金で売れるだろうからね)
 あくまで白を切りとおす雅音を、自分の助手に雇ってエクスコンによる連続殺人事件の現場に連れて行く戸沢。なんかおもいっきし導示の仕事とバッティングしそうな気がしたんだけど、今回は導示からは何も言って来なかったなぁ。
 で、現場から立ち去ろうとしてるところをエクスコンに襲われた2人。取材には協力するから、梨穂子に知られないように1年間は公表するなと言い、変身してる雅音。情報秘匿って言っても、街中で戦ってるんじゃいつ他のマスコミのスクープにさらわれかねないから、そうなったら何かバカを見る感じだろうな。

◎RAY THE ANIMATION
 (第8話)
 何かと零と篠山をくっつけようとしてる美里だけど、そうすればそうするほど不機嫌になっていく零。不機嫌なのは口ではコウイチ、コウイチと言ってながら心の中では篠山を否定できない自分を見透かされているようで嫌なんだろうね。
 突然、苦しみだして倒れた外来患者。零が見ても体に異常はなかったんだけど……翌日、いきなし全身が何かの菌糸に覆われてるという有様。いや、いくら菌類は発育が早くても1日で全身を覆いつくすのは無理だろ。
 院長の話では体内にその菌類と共生してる虫がいて、その虫が全身に菌の感染を広めてるって話。で、菌が肺まで達したらそこで胞子を爆発的に周囲に撒き散らしてしまうって一刻を争う状況。この虫は零が組織にいたときに仲間のハナちゃんが人体実験にされていたのと同じだってことだけど……
 胞子を生み出すクイーンを除去し、手術を成功させた零。しかし、患者はただの学生で組織との接点は無し。しかし、患者がスキーに行った先の村が村民全滅とか言う謎の失踪事件があった場所だとネットで噂になってるって話……そりゃきっとオヤシロ様のタタリだろ。

◎ZEGAPAIN -ゼーガペイン-
 (第8話)
 メイウーに連れられて現実の舞浜サーバーを見せられたソゴル。他人事のようなメイウーを責めると、前に上海サーバーがやられたときのまるでゲーム感覚のソゴルの態度を持ち出されたら返す言葉は無いわな。
 メイウーを残して1人オケアノスに強制転送して戻るソゴル。残ったメイウーの前に敵が現れるけど……そんなのお構い無しに仮想空間の舞浜に戻るソゴル。
 結局、その仮想空間の中で自分が生きているということを実感し、世界の現実を受け入れたってか。
 ところで、廃墟の舞浜の地下にある舞浜サーバーだけど、どう考えてもあんな完全にライフラインが破壊された中で、いったいどうやって機能を維持してるんだ?

◎砂沙美☆魔法少女クラブ
 (第6話)
 夜の森で砂沙美が出会った魔女界の少年アミちゃん。
 翌日、魔法少女大会で世界中からやってきた他の魔法少女たちと出会うけど、その中にアミちゃんの姿は無く、寂しそうな砂沙美。
 魔法を抑えられることなく、魔法を使いこなしてる先輩の魔法少女たち。その姿に驚いてる鷲羽たちだけど、魔女界の方針でも変わったのか? そして彼女たちが歌いだした歌がアミちゃんが弾いてた曲なんだけど……曲に聞き覚えがあっても歌詞がわからないと歌えないと思うぞ。
 帰って来た砂沙美に原稿を見せるパパだけど……字がものすごくて読めないってか。いまどき肉筆で書くなよ。

◎神様家族
 (第2話)
 転校生の小森久美子に一目惚れしてる佐間太郎……はいいけど、それを見て頭から湯気を出してるテンコって……
 しかし、何でも神様の奇跡で叶うからって、やる気の無い人生ってのもねぇ。声掛けて断られるのがまるで有り得ない出来事って……そんな暮らしをしてみたいものだね。ま、持てる者ゆえの苦悩ってやつで、一般人には理解不能な悩み。
 翌日、久美子に呼び出されたと思ったら、いきなし制服を脱いで押し倒し「抱いてください」ってか。ま、これじゃ確かに恋もクソも無いわな。しかし、父親は自分の嫁さんをこの手で落としたって……よくそれで円満な家庭が築けてるな。
 プールでデートは良いけど、いきなしセパレートの水着で来る女の子ってのもそんなにいないだろ。しかし、見ず知らずの女どもにモテまくって胴上げってのもあれだけど、恐怖のウォータースライダーってのもメチャクチャだね。で、結局は久美子に嫌われてやぶへびって感じ。
 久美子が転校していくまであと3日って……おいおい、いくら家庭の事情か知らんけど、そんな短期間で高校を転々と出来るのか?

◎ザ・サード ~蒼い瞳の少女~
 (第6話)
 いきなりブルーブレイカーとの戦いになってる火乃香。こんな展開だったっけ?
 怒りに我を忘れて冷静さを失ってる火乃香はPSPの全弾を撃ち尽くして足も撃ち抜かれて使い物にならなくしてしまってるとは無様ね。ザンカンがいないのにPSPを壊したりしたら修理してくれるやつはいるのか?
 ミリーの言葉にようやく冷静さを取り戻した火乃香。ブルーブレイカーを気合で圧倒するも、手を出さずに見逃してるか。
 そこにいきなしやってきた浄眼機。イクスを惑星外の生命体と言ってる浄眼機だけど……おいおい、それって異星人ってことか? で、それを聞いても平然としてる火乃香。おいおい、そりゃ宇宙人なんか珍しくない世界ならともかく、人類が初めて接触する異星人とかだったら気味悪がったり警戒するのが普通だと思うんだけど……

◎Soul Link
 (第8話)
 作業ポッドから出て来たカレン。たちまち警戒するユウと新田だけど……涼太は簡単に信用しすぎ。
 カレンの口から語られるハマルの様子だけど……セラリアの周囲にいたやつらがどんどんスキュラ化していったって話だけど……何でカレンとゲイルたちだけ逃げられたのか謎だね。
 いきなしシン・クロサキとかいうセフィリアの仲間みたいなやつの名前が出てきてユウがハマルに行くって展開になってるけど……こういうところ、この作品、唐突過ぎるね。物語の進行に詰まったら適当なキャラを作って乗り切ってる感じだなぁ。

◎ケロロ軍曹
 (第111話)
 夏美と小雪の寝巻き宴会。その辺の小雪のずれたところはどうでも良いとして、夏美が怖がってる唐傘お化けゾロゾロの怪談映画がいいねぇ。
 夏美と小雪のABC……そういう方向に持っていくのはお約束だけど、ABCとかいうのも昔の概念だからねぇ。最近の若いやつ連中に通じるのか? Aの次は即Cって気が……

 夏美の家庭訪問。仕事で帰って来れないママ。しかし、だからって顔がケロン人そのままのペコポン人スーツで出て来られてもキショイだけだね。どうでもいいけど、ペコポン人スーツ着てたらアンチバリアは解除されてるのか?

◎アニメ魂
 西の善き魔女 Astrea Testament
 (第8話)
 ユーシスにプロポーズされ、それ受け入れるなら今後ルーンとは会うなと伯爵夫人に言われてるフィリエル。ま、エディリーンの娘、すなわち現女王の孫ならローランド伯爵家の嫁として申し分ないんだろうけどね。
 フィリエルから身を引き、リーズ公爵に従うふりをして命を奪うことに失敗したルーンだけど……翌日、リーズ公爵の死体が発見されてルーンに殺人の嫌疑が。で、ルーンは行方不明なんだけど……
 そんな時に竜が現れたり、国境に帝国の軍隊が侵攻して来たり……なんか大変な国難って気がするけど、それにしては悠長だねぇ。で、アデイルとレアンドラの2人の女王候補に女王からの試練が申し渡されたんだけど……
 あまり登場人物がいるわけでもなく、何をするにも手がいっぱいって感じの状況なのに事件を詰め込みすぎで、これでどうやって話が進んでいくのかよくわからないねぇ。作品のスケールと物語の展開とキャラクターの配置が全然かみ合ってない感じなんだけど……

◎シムーン
 (第8話)
 和平会談が始まったのは良いけど、通訳の巫女を同席させるさせないくらいで揉めてたら先は長いね。
 すでに、次の寄港地で解散が言い渡されてて、ずっと使ってたサロンも他のコールに横取りされてるコールテンペスト……惨めね。
 会談に参加できない巫女を預かることになったコールテンペスト。みんなを紹介してるフロエだけど、1人だけ巫女に名前を呼んでもらえないアーエル、哀れね。
 自分のことを語るマミーナ……テンプスパテュームの神ってのは家柄や身分で巫女を選ぶんかい。要するに戦争で実績を上げてる間しか身分の低いマミーナはシヴュラではいられないって話だな。
 相手の国の艦から信号弾が射たれたと思ったら、いきなしカイムを人質にしてシムーンの格納庫に向かってる巫女。しかし、会議場と格納庫が遮断され、もう1人の巫女と接触できなくなりシムーンを奪うことに失敗。最後は爆弾で自爆し、格納庫を吹き飛ばしてるってか。
 爆発音を聞いた交渉団の一行は作戦失敗を知り、全員銃で自殺。和平交渉って最初からウソだったのね。
 最後にアーエルとつぶやいた巫女。それはその国の言葉で神への最上の愛を表す言葉だってか。だからアーエルの名前を簡単に口に出せなかったんだな。
 格納庫の爆破で、コールテンペスト以外のコールは出撃不能に。これで汚名返上の機会が出来たって話ね。そして、迷いの無いマミーナではなく、迷い始めたアーエルをパルに選んだネヴィリル。この期に及んでようやく復活ってか。