電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.511 (3/3)

2007年04月19日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/15~06/09/17

◎ケロロ軍曹
 (第127話)
 月に行きたくなった夏美。目前に迫った侵略期限の到来に現実逃避したケロロは球体の都市要塞を赤いガス帯で包んだ「赤い彗星」で夏美と冬樹とともに月へ。どさくさに紛れて侵略カウンターを月に廃棄しようって魂胆みたいだけど……
 ギロロの呼び出しコードネームがスカル1って……フォッカー少佐かいっ! 侵略タイマーを埋めようとしたら「ゴミを捨てるな」と夏美に怒られ、仕方なくそこらに放置しとこうとすると勝手に付いて来てるし……で、どこかで見掛けたシルエットだと思ったら、リガードか。
 なんとかタイマーを置き去りにして帰ろうとしたケロロだけど、ガス欠で発進不能。助けを呼ぶ通信手段も無く、酸素も欠乏。もうお終いかと思ったらカウンターが羽を生やして地球まで飛んでいくかいっ!

 迷走しながら日本上陸に向かってる超大型台風。おいおい、偏西風に逆らって西に動くか?
 ガンプラ工場を守るため台風の静岡上陸を阻止に向かったケロロだけど、玉砕。ペコポン侵略のために雑誌の付録のテンペストグレネードを手に入れたギロロだけど、結局はケロロ救出を優先するって話だけど……
 雑誌の付録で台風を自在に使えるって……そりゃガキが悪さに使ったりしたら大変なんじゃないのか?

◎BLACK BLOOD BROTHERS
 (第2話)
 湯気を立てながら浜辺に上陸したジロウとコタロウを保護してるミミコ。しかし、顔が骸骨と化してるジロウって……流水と太陽を浴びて肉体を消耗したってところだろうけど、いくら吸血鬼でも骸骨化して復元できるのか?
 2人を特区に案内しようとするミミコだけど、特区にはオールドブラッドが通れない結界が。仕方がないとミミコと別れようとしたところに現れた難民グループのねーちゃん。ジロウを戦力として迎え入れたいと言ってるんだけど、そこにカンパニーの鎮圧部隊の襲撃。
 銀の弾丸を受けた難民のねーちゃんは肩に大きな穴が開いて泡立ってるけど……銀の弾丸って吸血鬼に効くのか? それ、狼男だろ。
 コタロウを逃がすために囮になるジロウだけど、太陽に曝されてる上に自分から噴水に飛び込んで身動きできなくなったところを捕まってるとはマヌケね。

◎シムーン
 (第24話)
 コールテンペストの解散で、さっそく泉に行けと言われてるシヴュラたち。シムーンも没収だからシヴュラは要らないってか。祈りが出来なくても誰かを許すことは出来る。それを忘れない限りいつまでもシヴュラでいられるって……建前はそうかも知れんけど、この世界じゃ泉に行ったらシヴュラはおしまいだろ。
 オナシアに告げられたことを悩んでるユン。ロードレアモンに非力な自分たちでも誰か1人ぐらいは助けられると言われて意を決して失踪。泉に行ってオナシアの代わりになることでオナシアを救ったってか。
 宮主はもうアルクスプリーマを降りたとか言ってるけど……きっと戦犯として軍事法廷に引っ張り出されて「平和の罪」とか事後法で裁かれて絞首刑にされるんだろうな。
 アムリアに会いたいから翠玉のリマージョンをやりたいというネヴィリルを拒否してるアーエル。そんなアーエルに自分はアーエルが好きだと告白してるネヴィリルだけど、アーエルはつれない感じね。
 何かドミヌーラとリモネのことを、あの2人は永遠にあの姿のまま異世界にいるのだと思い込んでる一同。ま、あの2人が過去に飛ばされて宮国にシムーンのことを教えた当事者になってるとは分かりようはないわな。
 で、ネヴィリルとアーエルを残し、泉に向かって旅立つ一行。メッシスで送ろうという申し出を蹴って列車で旅をしてるけど、任務でもないのにあんなボロ船にはもう乗りたくないってか。で、泉にたどり着いたらユンがいて驚いてるって話だけど……
 なんか、普通のアニメの最終回のラストのエピローグを延々とだらだら続けてるだけって感じで退屈すぎるねぇ。で、まだ2回残ってるのか、これ……

◎シルクロード少年ニート(新)
 (第1話)
 とりあえずキャンセル。

◎彩雲国物語
 (第20話)
 静蘭の昔話。武術大会で優勝して、先王から剣をもらった清苑公子だけど、その才能は他の公子たちの妬みを買ってるだけ。おまけに権力欲に駆られた母方の祖父がクーデターで清苑公子を王位につけようとして失敗し、反逆罪で流刑ってか。
 父の先王は清苑公子の才能を惜しんで形だけ流罪で済ませようとしたんだけど、他の公子たちが邪魔者は消せとばかりに刺客を送りまくったってか。で、国王は黒狼に清苑公子の保護を命じて、それで邵可は清苑公子を手元に引き取ったって話ね。
 で、今度は邵可が燕青に語る9年前の内乱の話。先王が病に伏せたとたん、劉輝以外の4人の公子は王位相続を狙って争いを始めて、首都は荒廃し、治安の悪化と飢饉で民は苦しんだって……こんな時、よく外国の侵略を受けなかったものだな。いや、この作品、今まで外国の存在なんて全然出てきてないんだけど……ひょっとして、この世界には彩雲国一国しか存在しないのか?
 国の混乱を放置してる霄太師を問い質す邵可だけど、霄太師は真に仕えるべき国王が現れるのを待ってるって話。そんな国王がいないなら彩雲国は滅びた方がいいって……庶民には迷惑な話だな。
 結局、霄太師は劉輝に国王の素質を見付けて、争ってた公子たちを追放して今の彩雲国の朝廷を作り上げたってか。もし劉輝に素質が無かったら今頃はどうなってたんだろうねぇ。

◎おとぎ銃士 赤ずきん
 (第12話)
 ワインの産地でにぎわう町にやってきた一行。ひとり、おとぎ話を聴きに回ってる草太だけど……渋柿と結ばれた王女様って、いったいどんな話じゃいっ! で、町外れの埋もれた酒蔵には近付くなという話を聞く草太。
 一方、サンドリヨンの命令でランカンの王・ジェドに協力を乞いに赴いたランダージョだけど、使いっ走りは相手にされず。帰路に白雪を見付け、ついでとばかりに草太たちを襲撃するけど……
 ナイトメアリアンに苦戦する赤ずきんに逃げるように言われた草太とりんごだけど、行き着いた先は例の町外れの酒蔵。最近帰って来たという怪物の声に怯えてると、床を踏み外して地下の酒蔵に……
 そこにいたのは何かに追われてるような旅のおっさんで、例の怪物の声はこのおっさんの泣き声だったって話だけど……そこに現れたジェド。先代の王の腹心の最後であるそのおっさんを抹殺……
 今日は機嫌がいいからと見逃してもらってる草太とりんごだけど……草太がジェドの名前を口にしたら怒り狂うヴァル。なんか相当な因縁があるみたいだね。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
 (第25話)
 ダンスコンテストで燃えてる一同。おや、出るのってファイン・トロワ組だけじゃなかったのか。しかし、如何にして笑いを取るかだけに専念してるチーム・ジュエル、何か行事のコンセプトを誤解してないか?
 例によって妨害してくる闇の力だけど、金だらいを落とすだけだったり、なんか今回はやってることがせこくないか? ま、ファインたちの番になったら本腰を上げてきてるけど……
 結局、ファインは足をくじいてトロワが1人で出場。プリバウナーを超える新しい技で会場を魅了……って安直過ぎ。いや、その後でいきなし出てきてる優勝候補チームがもっと酷いって気がするけど。

◎BLOOD+
 (第49話)
 避難する米軍のえらいさんに見捨てられてるアルジャーノ。まるで『ヤマト2』の超巨大戦艦で都市帝国から脱出するズォーダーに見捨てられてるサーベラー以下の幹部たちみたいに無様だな。
 リクの仮面を捨て本来の顔に戻ってるディーヴァ。一方、ハジと対峙するアンシェルも翼手の姿を現してるけど……もう怪獣そのものだな。
 尖塔に突き刺されたアンシェル。この程度では死なないとばかりに塔を自力で登ろうとしてるけど……落雷の直撃を受けて炭になってるとは哀れね。
 互いの血を込めた剣で相打ちになってる小夜とディーヴァ。しかし、結晶化して滅んだのはディーヴァだけ。翼手の女王って子供を産んだら血の効果が無くなるってか。
 ディーヴァが死んだら自分の生きてる意味が無いと、自ら小夜に命を絶つように頼んでるネイサン。前にアンシェルに思わせぶりなこと言ってたくせして、結局はディーヴァのシュヴァリエ以外の何者でもなかったのか。もっとも、ディーヴァのことを一番理解していたシュヴァリエだったのは確かみたいね。
 で、残されたのは赤ん坊2人。そこにやってきたカイに、すべてが終わったら死ぬことを伝えてる小夜だけど……

◎ツバサ・クロニクル(第2期)
 (第45話)
 新しい世界に到着したサクラ一行だけど、たどり着いたのは以前に来たことのあるナユタヤ国。前に悪い城主を倒したからてっきり平和になってるのかと思ったら、なんだか春香(チュニャン)が空汰ら村人たちと対立してる様子。
 春香の話によれば、最近、キィシム(デボネア)の国の者たちがやってきて村人たちが襲われてるとかいう話。春香はキィシムと話し合いで解決できると考えてるのだけど、村人たちはもう納まらないって感じ。
 そんな時、キィシムの国から現れた男たち。それを止めようとしてるキィシムだけど、聞く耳持たずって感じだね。で、そちらに羽根の気配を感じた一行がやってくると、何か勾玉みたいなものに姿を変えて眠ってるキィシム。まぁ、今回も事件の原因はサクラの羽根なんだろうけどね。羽根の力に操られたキィシムの国の住人たちがナユタヤ国の村人を襲ってるって感じだな。
 春香の家に泊まることになった一行だけど、天井からは雨漏り。前に黒鋼が修理したのがいい加減だったってかい。ま、所詮は素人仕事だからねぇ。
 町に買物に出掛けた春香たちだけど、化物の味方には売るものは無いと、態度が冷たい村人たち。そんな春香にこっそり食糧を分け与えてる嵐だけど……実はキィシムのことを覗き見してて村人たちに教えて、春香たちの足止めを頼まれてたってかい。
 春香の留守を狙う村人たちだけど、黒鋼とファイが相手じゃ手も足も出ないだろうと思ったら、こっちには秘術使いの子供たちがいるのか。で、黒鋼がやられたけど、何とか小狼たちも間に合ったみたい……と思ったら、いきなしキィシムが復活して、小狼、黒鋼、春香、空汰を連れて異世界のキィシムの国へ。
 ま、キィシムからしたら実情を知って誤解を解くためか、事件の根本的な原因を解決するためだかでこいつらを自分の国に呼び込んだって感じだろうけど……

◎ストロベリー・パニック
 (第24話)
 ダンスで六条深雪にしごかれてる渚砂と玉青。ダンスが重要だって、エトワール選も大変だね。
 天音の出馬宣言が延期になったと聞いて確かめようとする2人だけど……天音は落馬のショックでエトワール選のことはおろか、光莉のことも忘れてしまってるって話。他のことは覚えてるのに自分のことだけ忘れられてるって、光莉も相当にショックだろうね。
 元気の無い光莉を心配してる中等部5人組だけど……籠女が相変わらずなのはどうでもいいけど、何か今回やたらとツンツンしてるな<蕾。それを見て光莉を励ましてる千華留。別の学校の生徒なのに、面倒見が良いね。
 エトワールが何故2人なのかという渚砂の疑問に、人は一人では生きられないからではないかと答える玉青。さすがに深雪が選んだだけあってなかなかの人材振りを見せてくれるね。それに比べたら渚砂は完全におまけだな。エトワール選に落ちてもミアトルの次期生徒会長にはなれそうだな。

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第32話)
 篠原先生に化けてプリキュアに太陽の泉の場所を迫ってるミズシタターレ。なんかまともに英語の授業とかソフト部の顧問をやってるのが律儀だね。このねーちゃん、アクダイカーンの手下なんかやってるより、この世界で普通に生きてく方が似合ってるんじゃないのか?
 おや、今回はプルームとイーグレットか。ま、危機になって土壇場でブライトとウィンディーに再変身とか言うのがお約束だろうけど……と思ったら、そのまま最後までいくのか。2つの変身パターン、どっちが上とかいうわけじゃないのね。
 しかし、本物の宿題、よくやってる暇があったね。ま、ミズシタターレが出てきた時点で半分ぐらいはやってたんだろうし、その後も太陽の泉探しなんかしてないから宿題やってる暇は意外とあったんだろうけど……

《おまけ》
◎ウルトラマンエース(再)
 (第19話)
 民家の敷地に超獣が消えたのを見たガキ。TACを呼ぶけど、例によって嘘吐き扱い。信じない友達や姉はその家のプールで泳がせてもらってるけど……出てきたらヘソが無くなってるって展開……
 話が本当なら自分がプールに飛び込んでヘソを取り返してやると約束する北斗。夜中に外出する姉を追って民家に入り、そこでヘソを取られた連中を目撃したガキだけど、老夫婦に捕まって同じ目に。
 洗脳されずに逃げてきたガキの話でようやく出動のTAC。抵抗する老夫婦はアンドロイドだったって話だけど、戦闘力は並み以下だな。
 ガキとの約束のためにプールに飛び込む北斗。とたんに地面を破って現れるカッパ超獣。プールは頭の皿だったってか。どうでもいいけど、ヤプールはいったいどこからカッパなんて調達してきたんだ?
 北斗をプールに引き込むのが目的だったみたいに言ってるけど、そりゃたまたまそういう事態になっただけじゃないのか? ガキたちのヘソを取ってるのも意味不明だな。カッパなら取るのは尻子玉だろ。ヘソを取るのは雷様。だいたいヘソを取ってどうしてたのか、超獣を倒したらヘソが戻ってるってのも謎。ヤプールも本気で地球侵略やる気があるのかねぇ。

◎ウルトラマンメビウス
 (第24話)
 ディノサーガの脅威が去ったからって市民感謝デーを開催してるGUYS……平和だね。しかし、今時のガキに「ウルトラ5つの誓い」なんて言ったって、誰も聴きはしないぞ。
 その中で謎の侵略者の声を聞くミライだけど、みんな空耳扱いで信用されず。
 そんな時に赤い雨が降ったからって調査に向かったミライとリュウだけど……いきなし空が割れて超獣が出現。で、リュウが超獣に取り込まれてしまうけど……
 ミライが気付いたらリュウは無事で、超獣なんかいなかったって話。しかし、そのリュウにはヤプールが取り付いてたって展開。新しいマケット怪獣システムの実験の失敗をミライの罪に着せて撃とうとするリュウだけど、いきなり帰って来たサコミズにニセモノと見破られて正体を現してるってところね。
 しかしねぇ……ヤプールは何でいきなし今になって復讐にやってきたんだ? ま、もともとから自分たちが壊滅状態になるまで地球侵略に固執してた理由もよくわからんのだけど……
 ま、メトロン星人とかメフィラス星人に比べたらヤプールが相当にアホなやつらだということは、上の『ウルトラマンA』を見てたらよくわかるけどね。

◎仮面ライダーカブト
 (第33話)
 結局、天道たちが三島のいる場所に出た意味がよくわからんまま終わってるけど……
 天道が出世したとかで自分専用のリムジンに乗ってる樹花。いきなりシャドウとの合同作戦に借り出された加賀美だけど、その指揮を取ってたのが天道。真っ先に加賀美と共に天道のもとに辿り着いた高鳥蓮華とかいう訓練生を副官にしてるけど……なんか訓練生のくせしてただ者じゃないな。
 天道の前では天道にしっぽを振り、三島の前では三島にしっぽを振ってる影山……本当に負け犬のようなやつだな。
 ディスカビル家の財政を立て直すためにサソード・ゼクターを天道に売ってる神代。ワームは名剣エクスカリバーで倒すとか言ってるけど……
 今度は影山からザビー・ゼクターを奪おうとしてる天道。ワームであるひよりが安心して暮らせるためには、ワームの天敵である自分以外のライダーはすべて消し去るってかい。
 加賀美が天道と戦ってる隙に逃げ出し、間宮麗奈に泣きついてる影山。とことん情けないやつだな。
 一方、ワームと出くわした神代はエクスカリバーを抜こうとするけど、刀身が無いって……中身はとっくにじいやが売り払ってたってか。慌てて買い戻してるじいやだけど、サソード・ゼクターを売った金より高くついてるって……相変わらずやることなすこと裏目裏目に出てくるやつだな<神代。
 ゴンが風間のところから勝手に持ち出してきたドレイク・ゼクターを受け取ってる天道。嫌なガキだな。
 そこに麗奈たちワームを連れてやってきてる影山。多勢に無勢って感じでさすがの天道もやばいって状況だけど……そこにいきなし現れた矢車。悲惨な人生を見てきたのか何かずいぶん人格が変わってる矢車だけど、いきなしバッタのライダーに変身したと思ったら影山を一撃で粉砕。ザビー・ゼクターは天道のもとに。惨めね<影山。
 天道は矢車のゼクターも回収しようとするけど、今度は天道に襲い掛かる矢車。さて……。