電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.516 (1/3)

2007年08月13日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/10/16~06/10/18

◎乙女はお姉さまに恋してる
 (第2話)
 転校2日目、すっかり人気者の瑞穂ちゃん。隣の席は昨日、帰りにすれ違った十条紫苑……って、昨日は教室にいなかったのか?
 さすがに2日目はちゃんと女子トイレにトライしてるけど、出てきたところを紫苑に呼び止められて、いきなしピンチ。速攻で男ってバレてるとは悲惨ね。おまけにまりやとグルになって瑞穂ちゃんをからかいそうな感じだし……
 それにしても紫苑って学園でも相当に人気があるみたいだな。
 更衣室で他の女子の着替え姿に目を奪われてるのを咎められ、下着姿のまりやと紫苑に嬲られてる瑞穂ちゃん。いや、どう考えてもそれ、逆効果だと思うんだけど。瑞穂ちゃんも快感に目覚めたみたいだな。
 体育の授業で力をセーブし損ねた瑞穂ちゃん。たちまちスポーツ万能だとばかりに余計に人気が出て、今年のエルダー候補だと目され始めてるけど……
 エルダーは紫苑が良いという瑞穂ちゃんだけど、紫苑は留年してて資格がないって話。しかも、去年のエルダーだったのに病気で入院してて役目を果たせなかったって、なんか悲惨な過去だね。
 そんなエルダー騒ぎの中で生徒会長の厳島貴子に呼び止められてるまりや。何か以前から犬猿の仲って感じで、まりやも地を出して反発してるって感じなんだけど……まりやが瑞穂ちゃんをエルダーに仕立てて裏で糸を引こうとしてるって疑ってる感じだな。
 それより、まりやってあんまり目立たない感じでいて、実は学園の影の支配者だとかいうんじゃないだろうな。

◎N・H・Kにようこそ!
 (第15話)
 母親からの電話は、父親がリストラされたから仕送りを半減するという内容。これまで失業保険とへそくりで何とか仕送りしてたというけど、都会で1人暮らしさせてるんじゃ、家賃だけでも大変だろうに、失業保険ってそんなに出てるのか? ま、実家が持ち家ならそっちで家賃とかは掛からないんだろうけど……
 大学中退したんなら働けというのは正論。働く気も無いんなら、余計に金が掛かるだけだから実家に帰れって話になりそうだけど……。しかし、この母親、岬のことを買いかぶりすぎ。
 で、自分の金は自分で稼げと言われてRMTに手を出そうとしてるあたりがダメ人間の典型。ま、手堅くオンライントレーダーで稼ぐにはそれなりに元手が入るから、暇なニートでも金持ちのボンボンじゃないと始められないってのが現実だからねぇ。
 で、『アリティメット・ファンタジー』とかいうありがちなファンタジー系のネトゲを始めた佐藤。しかし、速攻でモンスターにやられてるとは間抜けすぎ。ま、地道にスライム退治からレベルを上げることに気付いたのはいいけど、パーティー組まずに一人でやってたら、先は長いだろうね。
 そんな時、モンスターに追われてる女の子を助けてパーティーを組むことになったんだけど……すっかりネトゲに没頭して現実世界を忘れてる佐藤。もう人間終わってるな。

◎僕等がいた
 (第16話)
 後夜祭のキャンプファイヤー。竹内に告白させないために手下を使って縛り付けてる矢野。卑怯なヤツだな。
 しかし、肝心の七美に逃げられてるとは、悲惨ね。
 女子トイレに隠れてる七美にドア越しで声を掛けてる竹内。よく七美の居場所がわかったものだね。結局、自分は告白せずに七美を矢野のところに向かわせてるって、いいやつ過ぎるな。
 で、矢野と付き合い直すってお約束の展開ね。

◎らぶドル ~Lovely Idol~
 (第3話)
 社長に直談判して強引にメンバーに加わってきたマネージャーの妹を何の疑問も無く受け入れてる3期メンバー……こいつらぬる過ぎ。そんな他人に甘いことで芸能界で生き残っていけないぞ。
 それにしても、まだデビューに必要なのは6人揃うことだって説を捨てて無い瑠璃。他のメンバーからはジョークと思われてるけど、本人は本気みたいだな。
 で、噂の6人目候補の瑞樹は智弘に言われたことが気になって悩んでる様子。1話ぐらいだとけっこう芯が強くて他人のいうことなんかに左右されないって感じだったのに、それは見せ掛けだったのか?
 第1期生のショコラのライブのついでに、ショコラの2人に会いに行く3期メンバーたち。妹の比奈が一番喜んでるだけど、おまいら姉妹なのにそんなに会ってないのか?
 ところがライブ直前になってショコラの衣装が届いてないことが判明。それが届くまで3期メンバーで何とか場を持たせようとするのだけど、こいつらも知ってる第1期の歌を歌うには一人足りない……
 そこに智弘にもらったライブのチケットを返そうとやって来た瑞樹。いきなし強引にステージに上げられてるって、災難だね。だいたい、こいつ第1期の歌を歌えるのか? 歌は知っててもパート分けまでマスターしてるとは思えないし……
 で、なし崩しにメンバーに入れられてる瑞樹……哀れね・

◎ちょこッとSister
 (第15話)
 いつものごとく珠美先輩の紹介でプールの監視員のバイトが入ったはるま。ついでにちょことプールに行くことになった管理人。新しい水着を買おうとしたら、自分は仕事で行けないからって真琴に過激な水着を買わされてるけど……
 さすがにそれは着れないって、古い水着のままか。しかし、ちょこの水着が管理人のお古は良いんだけど、いくら捨てられないからって、そんな小学生時代の水着なんかわざわざ実家から持ってきてたのか? いや、実家といってもそんなに遠いわけじゃなさそうだから、取りに帰ったのかもしれないけど……
 一方、ようやく1人でブラが付けられるようになったゆりぴょん。ちょこのところに来るのはいいけど、当然留守。背後でドアの開く音に、一瞬、真琴の気配を感じでびびってるのがいいね。
 仕方が無いから公園に行ったら、犬に襲われてワンピが食い破られてパンツ丸見えとは踏んだり蹴ったりで悲惨だね。
 それにしても、プールまで来て「ねこにゃんダンス」をやってるオダエリ。ドサ回りもご苦労さんね。おまけに一緒に出てきたグラビアアイドルが意味不明だし……

◎Pumpkin Scissors
 (第3話)
 陸情3課に配属されても橋の下で野宿してる伍長。3課には隊員宿舎が無いんかい。それに比べると、貴族のお姫様は……
 次期当主として家名を重んじ、貴族の誇りとして軍務を勤めようとしてるアリスだけど、父親は違うみたいね。で、貴族と平民の垣根をなくしてもっと交流すべきだというアリスは、平民と違って自分が何不自由なく食事が取れることを指摘されて落ち込んだみたいだけど……
 今回の任務はトンネルの復旧。しかし、現地で労働力を確保しようとしたところ、3年前にも同じように復旧工事があった時のことで軍に不信感を持つ住民たちは協力を拒否。3年前の時はまだ戦争中で、労働力の対価は兵役の免除でチャラにされて1円も支払いが無かったって話。酷いね。
 貴族の名誉と私財を賭けて報酬を約束するアリスに、住民たちもようやく信頼を示すようになってきたけど……
 ガキがシールド車を勝手に動かしてトンネルに入り、落盤で生き埋めって展開で、アリスが自分の身を顧みずに飛び込んでいったことで住民とのわだかまりがなくなったってのは、ありきたりの安っぽい話だな。

◎金色のコルダ ~Primo Passo~
 (第2話)
 音楽科の連中にバイオリンを弾くように迫られた香穂子だけど、魔法のバイオリンのはずなのにまともに音は出ず……ま、世の中そんなに甘いものじゃないわな。その場は報道部の天羽菜美の助け舟で切り抜けられたけど……
 リリを探す香穂子は音楽室から聞こえてくる月森蓮の弾く『アヴェマリア』に聞きほれてしまうけど、それを演奏してみようと思ったら今度はちゃんと弾けたって話。要するに自分がどう音楽を奏でるかというイメージングが大事って話だな。しかし、譜面どころかタイトルも知らない曲をすらすらと弾いてしまうのって、やっぱしインチキだね。
 その音を聞いて現れたリリ。こんなインチキでコンクールには出られないという香穂子に、恩人との約束を果たすためだから参加だけはしてくれと泣いて訴えるリリ。気の毒がった香穂子がOKすると、途端に態度が豹変。おいおい、今のは作り話かい。
 リリに渡された教材で『ガボット』を練習する香穂子だけど、出てくる音はへたれた音だけ。要するにイメージングが足りないってことね。連日、バイオリンを弾く練習は続けるんだけど、こいつの場合、技術的な練習は要らないからイメージングを鍛える方が重要だろ。
 コンクール前日、屋上で練習しようとやってきた香穂子は先客の火原和樹と鉢合わせ。そこで火原がトランペットで吹く『ガボット』を聴いてようやくイメージングできたって感じ。
 約束通りに柚木親衛隊たちの前で『ガボット』を弾く香穂子だけど……この曲って音楽科の連中からは簡単だって馬鹿にされる曲なのか。ま、そんなこと香穂子には関係ないわな。
 最初のうちは順調に弾いていた香穂子だけど、いつの間にかギャラリーが集まってることに気付いてミス。なんかそのままプレッシャーで弾けなくなっちゃったみたいだけど、そんなんじゃコンクールで弾けないだろ。

◎ネギま!?
 (第3話)
 ネギを倒そうとするエヴァを阻止しようとした高畑だけど、エヴァの手下になった朝倉和美、雪広あやか、他2名に邪魔されて手も足も出せないとは悲惨ね。
 明日菜が中古で買った『ゾンビライダー婿養子編』……婿養子のゲームって、『藍青』かいっ!
 エヴァに血を吸われそうになるネギだけど、そこにスニーカーの直撃。顔面にスニーカー投げつけられて吸血を中断させられたヴァンパイアって初めてだろうね。しかし、上空にいるエヴァにボートまで投げ付ける明日菜って、どんな怪力の持ち主じゃい。そのまま明日菜VSエヴァの対決が続くかと思ったら、茶々丸に阻止されるか。
 ネギと仮契約する明日菜だけど、おでこにチュ!ってお約束のボケですか。口じゃないとダメだと言われて、
「そんなの無理!」
 でも、そんなの状況がゆるしてくれないわな。
「パートナー、神楽坂明日菜。我に示せ、秘められし力を!」
 変身した明日菜だけど、茶々丸と一緒にどこかに行ってしまいましたってか。結局、エヴァはカモくんに振り回されて転落死……のところをネギに助けられてギブアップ。

 ネカネさんからの手紙が何かやけに時間が経ってるように感じさせると思ったら……
「今日から3年生です」
 おい。

◎夜明け前より瑠璃色な Crescent Love
 (第3話)
 巷で話題の「キャベツ」の回。なんか聞きしに勝る作画の悲惨さだね。昔はヤシガニみたいに4話目で崩れたものだけど、最近はすでに3話目で崩れてしまうのね。
 バイトを知らないからって達哉に付いて来てレストランのバイトを手伝い始めてるフィーナ。それはいいけど、成り行きで菜月と料理対決する羽目になってるけど……
 確かに凄いキャベツだな。パプリカは色が変だし……おいおい、切ったキャベツはどこに行ったんだ?
 どう見てもフィーナの料理も美味そうには思えないんだけど、審査陣の絶賛のコメントと言うのはやっぱし外交辞令みたいなものだろうね。それにも増して悲惨なのが菜月。何を作っても炭ばっかりって、ある種の才能だな。