電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.459 (4/4)

2005年09月20日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/09/17~05/09/18

◎絶対少年
 (第17話)
 マッキーとの待ち合わせ中にコスモクロックに乗ってたらいきなし停止して閉じ込められてる須賀原。こいつも何かと事件に巻き込まれるタイプだね。しかし、こういう時に一人で観覧車に乗ってたら空し過ぎるだろうね。
 親切顔で成基に希紗のことで相談しようとしてる理絵子だけど、そういうのはおまいの自己満足だと言われて突き放されてるとは悲惨ね。
 おや、この料理屋のババア、将棋が出来るんかい。
 8時間後にようやく動き始めたコスモクロック。降りてきたところでTVのインタビューのマイクを向けられた須賀原。いきなしマイクを奪い取って状況アナウンスを始めてるって……同業者に対する嫌がらせかい。
 今回はマテリアルフェアリーというより成基の将棋関連の話(と、希紗や理絵子との関係)が中心だったみたいだけど、いったい何を描きたい物語なんだ?

◎今日から(マ)王!
 (第59話)
 最後の箱を求めて地球に来ることになったグエンダル、コンラッド、ヴォルフラムの3人と有利、村田はいいけど、何か届け物を忘れたとかで間違って飛び込んでるギュンター……たどり着いた先は渋谷家の風呂はいいけど、ギュンターだけニューヨークらしきとこに飛ばされてるとは悲惨。いや、風呂と入浴を掛けたんだろうけど……
 そこに現れた母親や父親から正体を隠そうとしてる有利だけど、ま、みんな魔族のことは知ってるって話。しかし、勝利が魔族のこと知ってたって両親すらしらなかったって、どういう家族じゃい。
 箱の件で地球の魔王のボブと連絡を取ろうとする父親だけど、アフリカに行って連絡不能って……きっとそのアフリカに箱があるって話なんだろうな。しかし、その連絡の取れないはずのボブからのメールを受信してる勝利……なんか陰謀の臭いがするな。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第25話)
 9月のプリンセスパーティはベストフラワー・プリンセス。てっきりタネタネの国が会場かと思ってたら月の国が会場かい。
 月の国の大臣の手下たちの陰謀を知ったために監禁されてるアルテッサ。それを探しに出てる晴雨姉妹と、それを見て事態に気付いてるブライト。
 自分が何も出来ないことに焦ってるブライト。結局のところ大臣の手下を追うエクリプスの邪魔しかしてないってのが惨めなところね。
 アルテッサを見付けた晴雨姉妹はいいけど、大臣の手下の落としていったポットを開けたためにイナゴの大群がプリンセスパーティー会場に。で、フラワーアレンジメントの花が食われてるって展開。ま、プロミネンスの力で解決はいつものことなんだけど……
 その騒ぎの中でアルテッサの花を守ってたからと言って、ベストフラワー・プリンセスに選ばれたのはソフィー。これでアルテッサとは負け組み仲間でいられなくなったと言って残念がってるソフィーだけど、傍から聞いたら半分嫌みにしか聞こえないんだけど、本人にはそういうつもりなんか無いまったくの天然なんだね。
 それにしても、アルテッサを探しに出たまま帰ってこなくても誰からも心配されてないし、フラワーアレンジメントは審査すらしてもらえなかった晴雨姉妹……なんか悲惨すぎだね。
 ところで、ファインはエクリプスの正体に気付き始めたみたいだけど……さて。

◎ウルトラマニアック
 (第16話)
 架地の野球の応援に出掛けようとしてる仁菜。ジジイからの手紙を忘れて魔法で探そうとしたらパソコンが使えなくなってるって、いきなしの事態。とりあえず試合の時間が迫ってるからそのまま出掛けてるけど……
 試合の土壇場で頭に死球を食らって救急車で運ばれてる架地。見舞いに行った亜由だけど、まだ意識が戻ってないって明穂に追い返されてるとは災難ね。
 亜由の書いた手紙を架地に渡そうとパソコン抜きで魔法を使おうとしてる仁菜だけど……なかなか大変みたいね。その仁菜を追いかけてる川中島……先週のことが全然触れられてないから不自然だと思ってたんだけど、一応写真は撮られてたのね。もっとも、もっと状況証拠を集めようとしてるみたいで表沙汰にしてないだけかい。
 夜遅くまで粘って、ようやく亜由の手紙を架地に届けてる仁菜。パソコンなしでもそれなりには魔法が使えるようになって良かったね。
 おや、仁菜のパソコンを封じてたのは校長だったんかい。仁菜をホーリーストーン争奪戦から脱落させるためかと思ってたら、仁菜に努力させてレベルアップさせるためだったんかい。ま、マジックキングダムの関係者が校長ってことに何か意味があるとは思ってたけど、やっぱしこの校長、ホーリーストーン探しに関わってるみたいね。

◎機動戦士ガンダムSEED DESTINY
 (第48話)
 確かに埋もれた才能を引き出すことで立場が向上するなら受け入れたくはなるだろうけど、必ずしもそれが約束されてるものじゃないからねぇ。たとえ自分の意志と努力で克服しようと思ってもそれが許されない世界になるってことだから。
 月面の連合アルザヘル基地の一部はカガリのディスティニープランへの拒否発言に呼応して動きを見せてるけど、デュランダルは修復したレクイエムでこれを殲滅。完全なる恐怖政治の始まりだな。口でいくら素晴らしいこと言ってても、実行に移すにあたってこんなことしてたら正当性も何も無いぞ。
 ……というか、これまで口先三寸でやってきたデュランダルらしくないんだよな。レクイエムを使うにしても自分が直接指示を出したりせず、そういう状況に事態を追い込んでいくのがこいつ流だろうに。やっぱし、自分を脅かす敵がいなくなったら緊張感が解けてボロを出すのかねぇ。
 しかし、これじゃ、ますますザフトの中に不信感を抱くやつが増えるだけだろうに。製作スタッフは何か勘違いしてるのか知らんけど、デュランダルって別にプラントの中で絶対権力握ってるわけじゃ無いはずだから、いきなしこんな計画立ててもプラント内で実行するには議会の承認とかを経ないと独断で実行できないはず。ましてや戦争で負けた形とはいえ、連合はプラントに従属してるわけでもないんだし……

◎ツバサ・クロニクル
 (第22話)
 大量の鬼を従えてる星史郎から何とか逃げ帰ってる小狼と龍王。それを監視してる飛王が星史郎のことを魔女の干渉だと言ってるんだけど、魔女ってのは次元の魔女・侑子のことか?
 新種の鬼のことを市役所に聞きに行ったら、新種の鬼なんていないって答え。しかし、鬼を従えるものについては塔の写真を示してここに行って聞けと……で、鬼退治をしながら塔を上っていくというお決まりのパターンだけど……たどり着いた先にいたのはすももと琴子……元の頭身のまま巨大なキャラになってるから違和感ありまくり。
 で、そこで教えられたのは、鬼を従えてるのは「イの一」の鬼で、唯一人間の姿をしている鬼だという話。そして新種の鬼と言われてるのはただの干渉者だって話なんだけど……ま、星史郎が鬼じゃなかったのは良いとして、「イの一」の鬼って、誰じゃい。ま、今までに登場したキャラの中でそれらしいのといえば、織葉が一番怪しいんだけどね。
 で、小狼の留守中に喫茶店に現れてる星史郎。いったい何しに来たんだ? いや、目的は小狼だろうけど……

◎ギャラリーフェイク
 (第36話)
 万華鏡は灯台の光を遠くに飛ばす研究で偶然生まれたとか言ってるけど、そりゃどういう敬意じゃい。ま、鏡の組み合わせの話なんだろうけど……
 ハワイで三田村と鉢合わせしてる藤田とサラ。なぜか藤田といい感じの三田村を見て嫉妬してるサラ。
 骨董屋で万華鏡を見付けたサラだけど……おまい、万華鏡も知らんのかい。で、その万華鏡がなんか由緒正しいものらしいけど、意固地になって渡さないサラ。
 で、ハーフマラソンでサラに勝負を挑んでる三田村だけど……おいおい、リタイヤするならともかく、最後までちゃんと勝負しろよ。
 遊覧船を鯨に揺らされて万華鏡を落としてるサラだけど……おいおい、万華鏡って海に沈むのか? ま、外装が金属で鏡の重さとか考えたら相当に重いのは確かだけど、筒の中の大半は空洞だろうから浮力も強いはずだぞ。そりゃ水密構造じゃなけりゃいずれ浸水して沈むだろうけど、そんなすぐに沈んでいくってものでもないだろ。
 マウアケア山頂にある世界最大の光学望遠鏡すばるだけど……光学望遠鏡だからといって直接覗いて見られるってわけじゃないのね。

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第22話)
 家出したのは良いけど、野宿してる間にホームレスのおっさんにボード以外の持ち物を全部持ち逃げされてるとは間抜けすぎ<レントン。しかし、枕を抜かれて気が付かないとは……おまいは神奈以下だな。
 公園でヒップホップのダンスを見てたらいきなし地殻変動……は良いけど、筍のようなのがニョキニョキって、いったいどんな世界なんだ? いや、それよりも降り注いできた3本の杭って……
 そこで出会ったチャールズとかいうおっさん。流儀や形で無く、自分が何を感じて満足するのかが大事って、大人の道楽だね。ゲッコーステートにはこの手の大人がいないから人と違うことをやってたらからかわれるか変人扱いだな。
 しかし、ボードに乗らずにKLF自身に飛行機能を持ってるって、単純に考えたらこっちのほうが便利なのにそれが一般的じゃないってのは、地上での機動性と武器の関係なのかねぇ。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第30話)
 ビリヤードをしながらルルンのことを語ってる闇の3人。こういうとこで個性を強調せんでも、実際の作戦行動で個性を出してくれよ。
 初めてのジェットコースターで全然動じていないひかり。いや、なんか感受性に欠乏してるんじゃないのか? ま、さすがにフェスティバルゲートのデルピス・ザ・コースターみたいなのだったらそんなへいぜんな顔してられないとは思うけど。

◎雪の女王
 (第17話)
 ラギとの待ち合わせより2日も早く着いたからって、洗濯場で働き始めてるゲルダ。どうでもいいけど、通りすがりの旅人が日銭稼げるような仕事なのか? どう考えても仕事の総量に限度があるし、慢性的に人手不足で仕事が滞るなら顧客が減るだけだから、労働力と仕事量のバランスは常連だけで安定してるはずってのが経済学的な常識だと思うんだけど……
 ま、近くの町で大きな市があるとかで宿泊客がいっぱいだとか言ってたから、その宿泊客分の洗濯物の需要が増えてるのかもしれないけど……
 その洗い場で酒を飲みながら仕事をしてるヘレーネってねーちゃん。そりゃ仕事が出来てりゃ文句は言われないだろうけど……そんなにしょっちゅう酒飲んでたら完全に慢性アル中だろ。
 その息子がとてもいい子なんだけど……何でも自分でやれって……ゲルダはひどい母親だと思ってるみたいだけど、それ、ちゃんと一人で生きていけるようになれってことじゃないのか? なんか不治の病に侵されて余命幾許も無いとかいう話じゃないのかなぁ。
 とか思ってたら、いきなし洗い場で倒れてるヘレーネ。診察した医者はなんかもう重病みたいなこといってるけど……それで自分の死を察知して、酒で痛みを誤魔化してたってかい。
 医者に掛からなかったのは息子のために貯めた金に手を付けたくなかったんだろうけど、それで自分が死んでしまったら、後に金が残ってもどうかと思うぞ。
 しかし、昔、金持ちのぼっちゃんと駆け落ちして、相手は家に連れ戻されて離れ離れになったとかいう話は蛇足だからやめたほうが良いぞ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第21話)
「世田谷区に住む会社員・さかいのぶお氏の末っ子・みかこちゃん5歳……」
 なんか犯罪報道のような説明だな。しかし、真夜中のTVに飛行機が映ってるのは良いけど、なんでそれが東シナ海上空の旅客機だとわかるんだ? それにそんな深夜に瀬戸内海上空を旅客機が飛んでるわけ無いだろ。
 夜中に南に起こされてTVを見せられてる郷だけど……おいおい、そんな時間でも今は平気で番組放送してるぞ。
 レーダーが使えない状況で目視でビーコンを発見して本部に連絡しようとしてるマットアローだけど……通信不能が信じられないって話をしてるんだけど、レーダーも電波なら通信も電波だろ。レーダーが吸収されて機能しないんなら通信だって出来るわけないじゃないか。
「江戸川区に住む土建業・なかむらしんさんの長男・つとむくん11歳……」
 だからその犯罪報道のようなナレーションはやめろよ。
 どうでもいいけど、延々と映してるこの白黒ドラマは何なんだ?
 ビーコンを東京上空から海上に誘い出すために東京中の電波を止めるって……現在じゃとても無理な作戦だな。そりゃ放送や通信会社の公共電波は止められても、携帯電話とか無線LANとか違法電波を飛ばしてる自動車無線とか、絶対に指示に従わないやつが出てくるだろうからねぇ。
 ま、今じゃなくてもアホなガキのアマチュア無線ってオチか。いや、そんなのそのガキだけじゃないだろ。

◎ウルトラマンマックス
 (第12話)
 勤務中に音楽聴いてるのもどうかと思うけど、司令室にそんな曲響かせてたら緊急通報とか聞き漏らすんじゃないのか? おまけに(間接とはいえ)飛行中のパイロットに聞かせるのもどうかと思うぞ。
 ダッシュバードβのパワーブースターの実験中に後方から接近した不明物体に撃墜されてるコバ。今回はラドンかい。
 このヘイレンって怪獣、いきなし街に下りてきたと思ったらバッド・スキャナーズの曲に反応してたってか。それはいいけど、ダッシュバードβのブースター音とバッド・スキャナーズのギター音が似てるって、メチャクチャだね。
 コンサート会場に怪獣が来るからって現場に向かったDASH隊員たちだけど、緊急事態だといっても入れてくれない警備員のおっさん。UDF法120条って、いちいち法律の名前出さないとダメなんかい。お役所仕事か、おまいは。
 高速移動でマックスを包囲攻撃してるヘイレンだけど……おまいら慣性力というものを知らないのか? ヘイレンが高速で移動すれば移動するほど慣性力が大きくなるから方向転換しにくくなって来て、とてもマックスを包囲し続けるのは無理だろ。マッハ10の高速飛行能力なんて、空中での追撃戦か出会い頭の一撃にしか使えんぞ。

◎仮面ライダー響鬼
 (第32話)
 強盗事件の検問で警官に呼び止められて免許証の提示を求められたら、いきなし口の利き方を怒り始めてる謎のおっさん。おい、おっさん、無免許を誤魔化すなよ。たちばなでは小暮とかいう人が来るとかいって怯えてるんだけど……このおっさんがそうか?
 童子と姫があんまし見掛けなくなったと思ったら人知れず人員整理をして少数精鋭を目指してるってか。
 体育の時だけ足を怪我してる桐矢。ガキのことをつまらないとかさんざん言ってるけど、おまいのそのセコさの方がよっぽど人間としてつまらないぞ。たちばなで何とかヒビキに取り入ろうとしてるけど、部外者扱いで追い返されてるとはマヌケね。
 そこにやってきたダンキとショウキ。小暮の作ったアームドセーバーを実験台に使わされたら変身できなくなったってか。
 で、それは鍛え方が足りないからと殴りこんできてる小暮。でも、みどりがアームドセーバーを調べたらどんなに鍛えても人間には扱えない武器だって……鍛えたら何でも出来ると思ってるあたり、昔の体育会系の発想だな。
 トドロキの愚痴を聞いて逃げてるザンキ……このおっさんも小暮が苦手だってか。
 宴席で歌ってる小暮……ああ、どこかで見たおっさんだと思ったら布施明だったか。しかし、いくらうまくてもこんな歌、延々と聞かされたら大変だね。で、あきらから童子と姫の情報が入ったら、これ幸いとみんな逃げ出してるってか。
 どさくさにまぎれてアームドセーバーを持ち出してるトドロキ。案の定、使えずに変身が解けてしまってるし……
 それを拾ったヒビキも使えずに剣に弾かれてるんだけど、こっちは変身は解けてないみたいね。でも、落ちたアームドセーバーを童子に拾われてるとは凶悪。もっとも童子が使える剣かどうかはわからないけど……