電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.485 (3/3)

2006年03月25日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/03/18~06/03/19

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第50話)
 プロミネンスの力でブライトを救い出す晴雨姉妹だけど、ブラッククリスタルはおひさまの国に取り付き、おひさまの恵みは奪われたまま……悲しみにくれる住民たち。もはやおひさまの国の国王夫妻まで悲しみに沈んでしまってブラッククリスタルの威力はとどまるところを知らず……
 ついに意を決した晴雨姉妹はおひさまの国に乗り込み、グレースストーンが1つ足りない状況でファイナルプロミネンスを発動させてるけど……さて。
 う~ん、なんか全然話が進んでないね。

◎BLOOD+
 (第23話)
 おやま、ジョエルって赤い盾の総帥が代々受け継いでる名前かい。
 近付いてきたソロモンにいきなし戦闘モードのハジ。戦いに来たのではないというソロモンに、ハジを止める小夜。
 おいおい、ジョエルって新しい生物を作り出すための材料として小夜とディーヴァを飼ってたってかい。
 小夜たちって数年の活動期の後は30年間繭の中で眠るってかい。それが宮城家の墓の中にあったやつだな。
 小夜を殺したくないからって仲間に引き入れようとするソロモン。それを阻止しようとするハジ。
 動物園で小夜を探し回ってるデヴィッドたちだけど……ディーヴァの歌を耳にし、引き付けられていくリク。その気配を感じて急ぐ小夜だけど、すでにリクはディーヴァの歯牙にかかった後ってか……
 さて、ディーヴァに血を吸われたリクってどうなるんだ。別に血を吸われたから翼手になるってわけじゃなくて、あれは血を入れられた場合の話で、吸われるだけならそういうことにはならないだろうけど……逆に血を吸われた人間が生き残るかどうかってのもわからないわな。
 しかし、ここでリクがやられると、ますます悲惨な展開になっていくんだろうな。ま、カイはある程度しぶとく残りそうだけど……

◎MAJOR(第2期)
 (第40話)
 中学生編が終わって、何か色気の無いEDに変わったね。ま、2期も2クールなら海堂編の途中か、早く進んでも海堂編の最後までで終わってしまうだろうから、もう清水の出番はその次まで待たないといけないからねぇ……

◎蟲師(終)
 (第20話)
 巻物を前に頭を抱えてるねーちゃん。
 そこの書庫を訪れたギンコだけど……なんか相当に特別な書物みたいね。地下の洞窟の中に書庫が作ってあるし……
 左足全体が真っ黒な痣になって生まれてきた女の子。それは遠い昔の先祖が蟲を封じた跡だってかい……そのままでは足は動かないし、やがて全身に回って死んでしまうみたいだけど、それを眠らせることが出来れば長生きできるってか。
 蟲を抑える方法。それは蟲師が話す蟲を封じた話を書き留めること……その話自体が体内の蟲に苦しみを与えて活動を抑えさせるって話ね。その代わり、その時には痣に激痛が走るって大変だね。
 そうして巻物に書き綴った字そのものが蟲の封って話だけど……
 書庫の巻物に紙魚が付いて、一部の封が解けたって……なんか文字の並びが逃げ出してるって、シュールな光景だね。で、一目散に逃げてる文字列だけど、少女のいる部屋からは逃げられないって……糊で動きが止まるってか。で、新しい巻物にその文字列を正しく書き写していく少女。いずれ紙は朽ちてしまうから封はこうして書き移していかないといけないって、開き直って紙魚をペットにしてるってか。
 日々そうして徐々に封を書き続けていても、痣はわずかにしか消えていかない。死ぬまでに消えなかったら、それは子孫が引き継ぐことになるってか。大変だね。

 どうでもいいけど、わざわざフジテレビに付き合って打ち切りにすることはないだろ>関西テレビ。ま、『サムライチャンプルー』と同じパターンだけど……

◎BLACK CAT
 (第20話)
 星の使徒を壊滅して万々歳の掃除屋同盟。女の子も無事に親と再会できて良かったね。それを見て「家族っていいな」と思うイヴだけど……
 単独行動をとっていたリンス(いや、そもそも最初から仲間じゃないんだけど)、いったい何を調べてるのかと思ったら例のトルネオ事件の発端である遺伝子研究施設の爆破事件のことみたいだけど、それで行き着いたのがティアーユ博士……このねーちゃん、アニメ版は出て来ないのかと思ってたらクリードより後回しにしたか。原作ではトレインがナノマシンでガキになったのを直しにもらいにティアーユ博士を探して、そこでレールガンの能力を得た後にクリードとの対決だったんだけどねぇ……
 セフィリアの前に現れた敵。てっきり星の使徒のタオ使いの連中だけかと思ってたら、ナンバーズの中にも内通者がいたってか……
 一連の事件が終わって落ち着いたからそろそろ身の振り方を考えろとイヴに迫ってるスヴェン。ま、スヴェンにすりゃ学校に行かせてちゃんとした社会教育を受けさせるのも親心なんだろうけど……
 スヴェンに厄介払いされそうに思って飛び出したイヴ。港で一人たたずんでるところに現れたのがドクター……そういや、こいつ、手下のナノマシン兵器を送り出して後はずっと姿をくらましてたな。こいつも例の連中の一味だったってか。しかし、こうなるとクリードって自分では世界を動かすつもりだったみたいだけど結局はこいつらに利用されてただけって感じで、なんかかわいそうだな。
 ドクターにコントロール装置を仕込まれ、あっけなく連れ去られてしまうイヴ……
 イヴを探すスヴェンとトレインだけど、操られたイヴは容赦なく襲い掛かり、一味とともに去っていくけど……
 一方、爆破事件後にティアーユ博士が運び込まれた病院を探り出し、従姉妹と偽って潜入してるリンスだけど……このねーちゃん、記憶喪失ってか。イヴそっくりのティアーユ博士を見て驚いてるけど、そりゃイヴはこのねーちゃんのクローンだからねぇ。
 何かラストに向けて完全にアニメオリジナルの展開になってるみたいだけど、そうなると助っ人としてキョウコ&シャルテンの再登場とかもあるのか?

◎灼眼のシャナ
 (第23話)
 この前、カムシンが調律していったばかりというのに、こんな大規模な自在法と封絶を長時間続けてたら、結局は歪みが余計に酷くなってるんじゃないのか?<御崎市。
 星黎殿に突入するシャナとヴィルヘルミナ。意外と徒がいなくて空っぽかと思ったら、探耽求究が罠を仕掛けてたってか。侵入者の存在の力を吸収してしまうって、凶悪だね。ヴィルヘルミナは仮面が取れ、シャナは翼を失ったどころか炎髪灼眼さえも消えて、贄殿遮那を振り回す力も無くなってるって……戦いの頼みは体術だけってか。ま、相手が探耽求究の機械燐子だから何とかなるかもしれないけど……
 悠二と一体化して悶えてるヘカテー……なんか思いっきし深夜アニメらしい展開なんだけど……
 おもいっきし余裕をかましてるベルペオルとシュドナイだけど……しかし、この機械燐子、なんか無数に沸いて出てきてるね。
 しかし、玻璃壇にあそこまで大きく映し出されてるって、相当に大掛かりなことやってるな。で、零時迷子から御崎市一帯に湧き出た存在の力はその総量が限界を超えて飽和を始めてるって……いったいどれだけキャパシティーを持ってるんだ?<ヘカテー。それとも、時間を0時のまま止めて延々と零時迷子を発動させ続けてるのか?
 存在の力があふれたら世界がどうなるかはわからないから、実際に実験して確かめて見るって……そりゃ無責任な<探耽求究。
 この土壇場に戻ってきて星黎殿に乱入していくマージョリー。自在法の中心を突いて探耽求究の罠を消滅。こうなるとさすがにベルペオルとシュドナイもフレイムヘイズの迎撃に出てるけど……
 前にシュドナイが最初に来たときには何かビビってた感じのマージョリーだったけど、あれはエロ兄妹も一緒で3対1じゃ圧倒的に不利だったからか? 1対1なら臆するところは無いって感じね。
 一方、零時迷子の破壊に拘るヴィルヘルミナだけど、シャナが決然と悠二を助けるって決めたことを聞いたら、それをあっさり認めるか。
 シャナだから自分を助けたって、何をいまさらなことに気付いてる悠二。そして、ヘカテーの元にたどりついたシャナ。さて……

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第47話)
 ダイアンに駆け寄ったレントンだけど、たちまち周囲の光景は図書館に。それはスカブコーラルの考え方を視覚化したものだというダイアン。そして、その図書館にいるダイアンや他の人間たちは、スカブコーラルの考えに触れ、自らの意思でそこに留まっているとも……
 おいおい、この星は地球そのもので、あるとき宇宙から飛来したスカブコーラルが海中で他の生物を取り込みながら成長して、その結果、世界はこういう姿になったってか。
 人間もスカブコーラルも一緒に共存の道を考えようというレントンだけど、時すでに遅く、まもなく件の限界が引き起こされるというダイアン。その結果、宇宙が裂け、何もかもみんな飲み込まれてしまうって……いったいどんな宇宙観なんだ?
 それを防ぐためには司令クラスタが破壊される前に人間とスカブコーラルが融合するしかないというダイアンだけど……
 ガキたちの前に現れたおっさん、何者かと思ったら、アドロック・サーストンだったってかい。
 結局、レントンとエウレカが地上からの攻撃を阻止することを待つという司令クラスタの意思を伝えたダイアン。しかし、時を同じくして地上では地球をスカブコーラルの手から取り戻すとばかりに最終決戦を開始しようとしてるデューイ。最悪だな。

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第7話)
 奇跡のしずくの力が強くなってきたから、フェアリーキャラフェを探せというフラッピ。なんか露骨におもちゃ屋商売だな。
 カレハーンは枯葉に還り、7つ揃ったしずくで何とか木の泉が甦えったけど……これで終わりじゃないのか? 最終目的がなんなのか漠然とし過ぎだな。フィーリアとかいうどこかで見たような感じの王女が出てきたけど、最終的にはこいつを見つけ出せとか言う話なのか?
 どうでも良いけど、戦いが片手間過ぎるな。何かと日常生活が邪魔されることを怒ってるんだけど、そんなの社会人になったら日常茶飯事だぞ。それで日常生活を優先させられたらいいだろうけど、現実は甘くないからね。プリキュアになって戦うと決めたんなら日常生活は捨てろよ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第47話)
 郷&南、岸田&上野と2班に分かれてパトロール中のMAT。いつも本部にいて息抜きの出来ない丘を気遣ってる伊吹隊長だけど……
 いきなり機体の不調で墜落してる郷と南。本部に連絡するも、通信装置のスイッチがオフになってて繋がらず、消息不明に……
 二人の捜索に出掛けた隊長と岸田。日没で捜索を断念し引き上げようとしたところで旅客機とニアミス。本部の管制レーダーのスイッチがオフになってたって話。
 相次ぐミスで1ヶ月の休養を命じられた丘だけど、その直後に怪獣出現。隊長と岸田、上野の3人で対応しなければならないMAT……なんか組織のピンチだね。誰が本部に残るかって話になってるけど、本部を守るより国民を守る方が大事だと3人とも出撃。ま、なんとか怪獣を撃退して帰って来るけど……
 怪獣出現の騒ぎでも連絡の無い丘を心配して実家に連絡する隊長だけど、まだ帰ってないという話。ちょうどそこに帰ってきた丘。何か酔っ払った感じで石油臭いというのは良いんだけど……何故にセーラー服? いつも常勤してるってことは女子高生のアルバイトとかいう話でも無いだろうに……というか、そんな歳でも無いだろうに。
 トランプで次の出撃の際に本部に残る者を決めようとしてる隊長だけど、それを破り捨てる岸田。隊長は若い2人のどちらかを生き残らせようと考えてるんだろうけど、組織力のある隊長が残らないと次世代のMATを作れないって話……なんか悲壮感漂うんだけど……そんなに人材が逼迫してる組織なのか?<MAT日本支部。
 そこへ千葉の海岸に泳ぎ着いてる郷と南。伊豆から千葉って、いったいどんな泳ぎ方してるんじゃい。そこに怪獣出現。実家から消えてる丘。
 ウルトラマンから逃げて海に入る怪獣……はいいけど、何か露骨にスケール感がなくなって、こりゃ普通の海辺で水に入っていく着ぐるみの2人だな。で、行き先はMATの海中本部……話が唐突過ぎ。
 結局、ウルトラマンにやられた怪獣。爆発の中から何か光るものが海岸へ……と思ったら丘が倒れてたって話。何もわからず、ここしばらくの記憶も無いような丘。またミスをして責められてるのかと怯えてるんだけど……宇宙怪獣に乗り移られていて、ミスはそいつの仕業だったっていう伊吹隊長。おいおい、どんな根拠があってそんな解釈に?

◎ウルトラマンマックス
 (第38話)
 いきなし壊滅してるベースタイタン。M78星雲に帰らないといけないというウルトラマンマックス……なんかいきなし終末的状況だね。
 ミズキに未来を占えと言われて、1年以内に死ぬ確率が48%……戦闘での帰還状況等から割り出した純粋に確率的な話なんだけど、半分ってのはよほど普段の行動が危ないんだな。
 地球環境を破壊する経済活動を30時間以内に停止しなければ世界中のUDF基地を破壊するというデノス。モホロビチッチの不連続断面の中に存在してる地底文明だってかい。ダッシュバード3でデノスとの交渉に向かうカイトとミズキだけど……
 交渉決裂に備えて基地を放棄してるDASHの面々だけど……ダッシュバード3の不時着でミズキの生命反応が低下……カイトの叫びも届かず、地上のUDF基地への攻撃は強行……
 地上に現れた塔は高濃度の酸素を生み出し、大気組成を太古の昔に変えようとしてるって話だけど……地上人の環境破壊によってオゾン層が破壊され、有害な宇宙線によって滅びようとしてるって言ってるけど、そんな地下深くに住んでたらオゾン層の変化の影響なんかあんまし受けないと思うぞ。
 塔が生み出してる酸素濃度の濃い大気も、人間どころか脊椎動物一般が生まれる前の環境だろ。そんな環境ならデノスだって生きられないんじゃないのか? なんかメチャクチャだね。そんな地下に閉じこもってるから外部の状況がまともに判断できなくなってるんじゃないのか?
 もう後戻りが出来ないと悲嘆し、生命活動を停止したミズキ……ま、デノスにやられたわけじゃないから怒って仕返しとかいうわけにもいかないところだけど……マックスは地球上の文明同士の争いだからって中立を決め込んでるし、いったいどうなるのかねぇ。でも、昔のウルトラセブンは地球先住民のノンマルトとの争いに平気で加担してたんだけどねぇ……

◎仮面ライダーカブト
 (第8話)
 ワームを1匹取り逃がしたというカブトに問答無用で襲い掛かるザビーと部下のシャドウ部隊。その乱戦の中で傷付いた影山。部下のことを気遣って戦いを止める矢車に、去る天道。その天道を仲間を傷付けたと言って非難する加賀美だけど、手を出してきたのは相手の方なんだから、それは言いがかりというものだろ。
 矢車の下で働きたいという加賀美。おいおい、そこまで矢車に心酔するのはいいけど、シャドウ部隊なんかに入ったらバイトと掛け持ちなんか出来ないような気がするぞ……と思ったけど、矢車だってけっこう暇そうに出歩いてるな。
 影山に麻婆豆腐が食いたいと言われて例の豆腐屋に行く矢車だけど、豆腐は天道に買い占められてしまった後。おいおい、豆腐屋なんかそのへんいくらでもあるだろ。それともそこの豆腐は何か特別に美味いとかいう話なのか?
 取り逃がしたワームが出現。万全を期して警備に当たった矢車だけど、警備の漏れ落ちで聖歌隊にワームが紛れ込んでたことを天道に指摘されて面目丸潰れ。そのワームもカブトが倒して矢車に良いとこ無し。
 完全に面目を失った矢車は天道の出した豆腐を叩きつけ、決闘を挑んでるけど……