パレスサイドビルは地下鉄竹橋駅を含んでおり、それは東京国立近代美術館の最寄駅であるため幾度となくこの建物を見てきたのですが、こんな素敵な表情を持っていると気づいたのは近年のことです。全く、目が開いていても何も見ていないんですねえ。今までどれだけの美しいものを見逃してきたのか・・・トホホ。
横に伸びる桟は日よけのルーバーで、それを竪樋がささえています。(?支え合っているのか?)竪樋も、ズドンと下まで通っているのではなく、各階ごとにお椀のようなもので受け、また下の階へ降りていくようになっています。
このお椀が実に可愛らしく、これに惹かれて中もよく見てみたいと思ったのです。
また、このルーバーはメンテナンス時の足場を兼ねているとのことです。合理的。
このお椀はオリジナルなのか、それとも何か他の用途に使われているものを持ってきたのか、気になります。合理性を追求した建物だということなので、その精神で、何かをパクってきたのであって欲しいところです。
上から見たところ。
雨の日、お椀が雨水を受けるところを見ていたら和みそうです。
>素敵な空間・ディテール「夢の階段」
>合理性を追求した建物だということ
うしろの正面さんが「シロート」とおっしゃるならぼくは例えようがありませんけど。でも階段や手すり、外壁など見える部分の心遣いには遊びのようなものを感じます。もちろん合理性を追求した中での遊びですけれども。
超ど・シロートの不見識な感想としてはもっと曲線が見たい、ということかな。
>うしろの正面さんが「シロート」とおっしゃるならぼくは例えようがありませんけど。
私なんてシロートもシロート、ただの聞きかじりの羅列ですから~。ただ、好きなものですから調べるの楽しんでします。
玄人は大抵理系ですからね、私は文系の人間が見た場合の目でもって鑑賞しています。なーんちゃって。
>でも階段や手すり、外壁など見える部分の心遣いには遊びのようなものを感じます。もちろん合理性を追求した中での遊びですけれども。
合理性と追求した上での遊びっていうのは器を作る時にも言えることだと思います。
やはり、使い勝手。量産するなら経済性。人間が作って使うものですから、みんな同じにおいがします。
>超ど・シロートの不見識な感想としてはもっと曲線が見たい、ということかな。
・・・・・・・・やっぱり、tarutaruさん、予知能力あるって。