かつて信濃川にかかる橋で日本海に一番近いのはかの有名な万代橋でしたが、私が新潟を訪れるようになった頃、さらにその下に「りゅうと大橋」というのが架かりました。
最初「りゅうと」の音に、勝手に「龍吐」の文字をあてはめて、荒れ狂う日本海に向かって龍が信濃川を吐き出しているイメージを抱いていたのですが、のちに「柳都」だと知りました。
新潟市には昔たくさんの掘割があり、それに沿って柳の木が風に揺れていたそうです。
柳が優しい色で春の訪れを告げるとき、「ああ、ようやく春がきたんだなあ」と、この雪国の人々は長い冬が終わった喜びを感じたのでしょうか。
新潟の人が、この一番新しい橋に「柳都」の名を付け、昔の町の姿を偲ぶよすがにしているのを知ったとき、わたしはなお一層この街とこの街に暮らす人々が好きになりました。
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新潟はたったの2泊で、その前はインターネットのトラブルやらなんやら(一番大きいトラブル?は撮影に行けなかったコト)で、間が空いてしまったのです。
ホントの「見納め」になっちゃうかと思った。(苦笑)
>文と写真の両方に持ち味がありますね。
文を褒められると激しく嬉しいです。
写真の方は、まぐれのお陰ということもありますが、文はまぐれを頼みにするわけにもいかず、無いアタマを振り絞っているので。(笑)
ほんとは25mくらい泳げるのですが、25mでは日本海の幅で考えれば、カナヅチ同然ですね。さらに、トシをとってますます泳げなくなっているので、夕方海岸へ行っても拉致られないだろうか、と友達に聞いてから出かけたものです。
うしろの正面さんは文と写真の両方に持ち味がありますね。柳の話なんかもリズム感があって読んでいて心地がよかったです。
カナヅチなんですか。はっはは。どっちみち麻袋の中ではね、どうしようもないですもんね。