台風が来ますね。
台風が来ると、宮沢賢治の「風の又三郎」を思い出します。
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう
声に出してみるとなおよく判るのですが、賢治の作るオノマトペはリズムがよくて、楽しいです。
岩手の森が強い風になぶられて、空も、木々も鳴っている感じがします。
ところで・・、今日の今日まで吹き飛ばされるのはくるみと林檎だと間違って覚えていました。
ほんとの台風の雨風の音を聞きながら、「風の又三郎」を読み返すのもいいかもしれない・・・・・・・と言いたいところでしたが、実は明日、会津へ行く予定になっているのです。
こうも見事に台風が来るとは・・。一昨年の会津では帰る日に大きな地震がきて足止めをくらったし、私と会津の相性はあまり良くないようです。
新幹線が止まればもちろん中止ですが、さて一体どうなるでしょう。
実は、新幹線でカンヅメになったときのために、うちわを用意しました。(笑)
もちろん使うはめにはなりたくありませんが・・。
初心者より
宮仕えの悲しさ、そうそう休みは取れません。たった一泊のツアーでした。
母と行ったのですが、色々な話をし、お土産屋さんをひやかし、楽しい旅でした。
禅問答はうちわのくだりですね?
ちょっと話の飛び方が唐突でしたね。
なんのことはありません。
嵐で架線が切れて新幹線が止まり、カンヅメになると冷房も切れてしまいます。
そこで、ウチワの登場です。
せめて風をつくってアタマを冷やそうかと。
幸い新幹線は時間通りやってきて、定刻に郡山に到着しました。
日本の鉄道はすごいなあと改めて思いました。
「写真」の単語がぬけていました。 上下カット!された林檎の想い、うしろの正面さんのすてきな感性に思いめぐらせてみても、 蛙には何も判らなかった。 分かったのは、ほんのり頬を染めたこと。哲学する林檎は、難しくて、禅問答のようだと。
会津の旅になかなか進めない! いい写真ばかり見せつけられて。 大内宿の俯瞰写真、とくにすばらしい。好きです。