本屋で見つけた
シャーロック・ホームズのDVD・BOOK
親子でシャーロキアンの私たちは、迷わず購入
小学生の時から、推理小説大好きっこの私
学校の図書室にあった推理小説を、夢中になって読みつくした
なかでも、明智小五郎とシャーロックホームズは
2、30冊あるシリーズを何度も読破した
1985年から1995年に某国営放送で放送された、
イギリス・グラナダテレビ制作の「シャーロック・ホームズの冒険」は好評で、
その後何回も再放送された
主演のジェレミー・ブレットのホームズぶりは、世のホームズファンをうならせ、
‘前にも後にも彼以外のホームズ役者は現れないだろう,とさえ言われた
確かにイメージ通り
丹精な顔立ち、紳士的な身のこなし、複雑かつエキセントリックな雰囲気を漂わせ、
活字の上での人物を、見事に実写化した
他の出演者たちもすばらしく、
また、ロンドンの街の喧騒や事件の舞台になる景色や人物像が、
どれも期待を裏切らない
私は、再放送もビデオに録ってまで見た
長男がホームズファンになって、語れるようになり
また楽しくなってきた
去年、レンタル屋さんでそのDVDがレンタルできることを初めて知り、
毎週のように借りてきて、親子で見た
今、私たち親子の夢・・・・・
もし宝くじが当たったら、
ロンドンのベーカー街に行くこと、である
私は、小学校の卒業アルバムに、
‘将来の夢は、探偵の助手か推理小説の作家,と書いた
・・・ちょっと本気だったかも・・・
そんな私に数年前、事件はおきた
ある日、我が家の洗面所の片隅で腕時計をみつけた
その前の年に、Birthday Presentとして夫に買った時計だ・・・
はっはー・・・
さては昨夜、酔っ払って帰って来て、
ここで服を脱ぎ、
その際、洗面台で外した時計が、何らか事情でココへ落ちた・・・
容疑者はそれに気付かないまま・・・
名探偵あっこは、そう推理した・・・
なん10万もするような、そんなに高価なものでもないが、
我が家にとっては高価なモノだ
本人が欲しそうにしてたので、「いいよ」と言ったら、
すごく喜んで「大事にする」と誓った
それなのに・・・
もう飽きたのか?
それは、時計に?
それとも時計をくれた私に?
ちょっとカチンときた・・・
ヤツ・・・いや容疑者がどう出るか、
カマをかけ・・・いや罠を仕掛け、様子を見ることにした
その証拠品は、そのころモノ置き状態でカバーをかけた、ピアノの上においた
いつもなら、いろんなものがおいてあるのに、すっかり片づけて、
腕時計だけをおいておいた
ある意味、‘おとり捜査,だ
それに、いつ気づいて、どう説明するのか?
それとも、全面自供になるのか?
その夜・・・
いつもなら就寝時間なのに、一向に寝室へ上がろうとしない
おとり捜査官あっこは言う
「私そろそろ寝るけど、まだ寝ないの?」
・・・う~ん、完璧な演技だ
「うん、もうすこし・・・読みたい本があるから・・・」
「じゃあ、私さきに寝るね」
・・・う~ん、なかなかの名演技
そう言って2階に上がった・・・
どうやら、容疑者は物的証拠を残すまいと、証拠隠滅を図るようだ
そんな日が、2,3日続いたある日の朝、
仕事に出る夫の腕に、例の腕時計がはめられていた
そう、容疑者はとうとう見つけたのだ
「いってきま~す」の声がいつになく、弾んで聞こえた・・・
その日の夜、
仕事から帰ってきた夫に、何の前ふりもなく言ってみた
「あら、時計みつかったんだ~」
容疑者は、不意をつかれ、少し飛び上がった
床から2センチは上がった・・・
「えっ・・・・・」言葉が出ない
「最近時計してなかったから、どうしたのかなあと思ってた」
「あっ、いや、それは・・・」
さあ、どうする?
言い訳?それとも素直に全部ハクかい?
容疑者はどうやら観念したらしい
「気づいてたんだ」
「どこにあったの?」
「ピアノの上・・・実はどこに置いたか覚えてなくて、すっごい探した」
「そこに置いたの、わ・た・し」
そこでネタばらし
容疑者は、肩をがっくり落とした・・・
・・・私の推理は完璧だった
こうなったら、素直に‘自白,するしかない
「すごく、焦ったよ~失くしたなんて絶対言えないし、
最悪の場合は、同じもの探して買おうかとも考えた」
‘配偶者の愛を邪険にした罪,で、逮捕した
「まったく~、今度やったら許さないから」
今回は初犯ということと、反省が見られるということで、
1週間アルコール禁止にして、不起訴となった・・・
主婦探偵あっこの生活は、
まだまだ続く・・・
シャーロック・ホームズのDVD・BOOK
親子でシャーロキアンの私たちは、迷わず購入
小学生の時から、推理小説大好きっこの私
学校の図書室にあった推理小説を、夢中になって読みつくした
なかでも、明智小五郎とシャーロックホームズは
2、30冊あるシリーズを何度も読破した
1985年から1995年に某国営放送で放送された、
イギリス・グラナダテレビ制作の「シャーロック・ホームズの冒険」は好評で、
その後何回も再放送された
主演のジェレミー・ブレットのホームズぶりは、世のホームズファンをうならせ、
‘前にも後にも彼以外のホームズ役者は現れないだろう,とさえ言われた
確かにイメージ通り
丹精な顔立ち、紳士的な身のこなし、複雑かつエキセントリックな雰囲気を漂わせ、
活字の上での人物を、見事に実写化した
他の出演者たちもすばらしく、
また、ロンドンの街の喧騒や事件の舞台になる景色や人物像が、
どれも期待を裏切らない
私は、再放送もビデオに録ってまで見た
長男がホームズファンになって、語れるようになり
また楽しくなってきた
去年、レンタル屋さんでそのDVDがレンタルできることを初めて知り、
毎週のように借りてきて、親子で見た
今、私たち親子の夢・・・・・
もし宝くじが当たったら、
ロンドンのベーカー街に行くこと、である
私は、小学校の卒業アルバムに、
‘将来の夢は、探偵の助手か推理小説の作家,と書いた
・・・ちょっと本気だったかも・・・
そんな私に数年前、事件はおきた
ある日、我が家の洗面所の片隅で腕時計をみつけた
その前の年に、Birthday Presentとして夫に買った時計だ・・・
はっはー・・・
さては昨夜、酔っ払って帰って来て、
ここで服を脱ぎ、
その際、洗面台で外した時計が、何らか事情でココへ落ちた・・・
容疑者はそれに気付かないまま・・・
名探偵あっこは、そう推理した・・・
なん10万もするような、そんなに高価なものでもないが、
我が家にとっては高価なモノだ
本人が欲しそうにしてたので、「いいよ」と言ったら、
すごく喜んで「大事にする」と誓った
それなのに・・・
もう飽きたのか?
それは、時計に?
それとも時計をくれた私に?
ちょっとカチンときた・・・
ヤツ・・・いや容疑者がどう出るか、
カマをかけ・・・いや罠を仕掛け、様子を見ることにした
その証拠品は、そのころモノ置き状態でカバーをかけた、ピアノの上においた
いつもなら、いろんなものがおいてあるのに、すっかり片づけて、
腕時計だけをおいておいた
ある意味、‘おとり捜査,だ
それに、いつ気づいて、どう説明するのか?
それとも、全面自供になるのか?
その夜・・・
いつもなら就寝時間なのに、一向に寝室へ上がろうとしない
おとり捜査官あっこは言う
「私そろそろ寝るけど、まだ寝ないの?」
・・・う~ん、完璧な演技だ
「うん、もうすこし・・・読みたい本があるから・・・」
「じゃあ、私さきに寝るね」
・・・う~ん、なかなかの名演技
そう言って2階に上がった・・・
どうやら、容疑者は物的証拠を残すまいと、証拠隠滅を図るようだ
そんな日が、2,3日続いたある日の朝、
仕事に出る夫の腕に、例の腕時計がはめられていた
そう、容疑者はとうとう見つけたのだ
「いってきま~す」の声がいつになく、弾んで聞こえた・・・
その日の夜、
仕事から帰ってきた夫に、何の前ふりもなく言ってみた
「あら、時計みつかったんだ~」
容疑者は、不意をつかれ、少し飛び上がった
床から2センチは上がった・・・
「えっ・・・・・」言葉が出ない
「最近時計してなかったから、どうしたのかなあと思ってた」
「あっ、いや、それは・・・」
さあ、どうする?
言い訳?それとも素直に全部ハクかい?
容疑者はどうやら観念したらしい
「気づいてたんだ」
「どこにあったの?」
「ピアノの上・・・実はどこに置いたか覚えてなくて、すっごい探した」
「そこに置いたの、わ・た・し」
そこでネタばらし
容疑者は、肩をがっくり落とした・・・
・・・私の推理は完璧だった
こうなったら、素直に‘自白,するしかない
「すごく、焦ったよ~失くしたなんて絶対言えないし、
最悪の場合は、同じもの探して買おうかとも考えた」
‘配偶者の愛を邪険にした罪,で、逮捕した
「まったく~、今度やったら許さないから」
今回は初犯ということと、反省が見られるということで、
1週間アルコール禁止にして、不起訴となった・・・
主婦探偵あっこの生活は、
まだまだ続く・・・