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まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

がれき焼却と「プラスチック・スープの海」

2012年10月17日 | 活動
町田市では11月から災害廃棄物の焼却を始める予定です。
東京都の試験焼却で「安全」のお墨付きを得ているので 市としての検査焼却はなされません。
そもそも 焼却の決定については市長会で合意しただけで ゴミの広域処理に法的根拠はない、との事。 
(ユーストリームで山本節子さんの講演をお聴き下さい)
先日 町田で開催された学習会での資料によると 町田市の2号炉・3号炉はとても古い炉のため
ダイオキシン類の年間総排出量が他の焼却炉と比較して著しく多く、絶句しました。

  データは2009年。 単位 mg-TEQ

中央清掃工場   0.00061
世田谷清掃工場  0.000036
板橋  〃    0.018
足立  〃    0.000095
江戸川 〃    0.18
練馬  〃    0.0018
立川市 〃   45

などなど。

ワースト1は 奥多摩クリーンセンター 117.0006
町田市は ワースト2 60.007 です。

もともとダイオキシンの排出量が多かった町田で さらに災害廃棄物まで焼却するのかと 信じられない思いです。
焼却について住民監査請求をした会についても報道されましたが
いろいろな行動で焼却を止められたらと考えます。

ようやく「プラスチック・スープの海」を読み終えました。
3.11の津波による プラスチックを含め様々な環境負荷のの高い化学物質の海への拡散についても書かれています。
ぜひ 多くの人に読んでいただきたい本です。


                                  (じ)