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まちだ ひろがりネット

ネットワークで豊かな町に!
人と人との繋がりの道具になりますように

町田・生活者ネットワークの活動日記

ビックイシュー 1月号  2016.1.14

2016年01月14日 | 活動
「今月の人」では ギリシャ「シェディア」販売員の紹介。

ギリシャの北部にある島出身の男性。
「僕はギリシャ・ロマで」
「一度学校に行ったが、袋叩きにされ金を奪われ、二度と行かなかった」
「若いころ事故で歯を全部失った」
「家を出て 路上暮らしをしていた時、警官達に手助けされその極端な考えに影響を受けたが、亡命希望者や移民に敵意を持つのは間違いだと気づいた」
「民間の支援センターで ギリシャ語を学んだ」
「販売員になり、2か月後には貯めたお金でアパートを借り、「シェディア」の人が歯の治療を手助けしてくれた」

ロマへの差別が残るギリシャ、一人の路上生活者に援助する組織があること など 興味深く読みました。


本日は 東京ネットで 委員会や 学習会「電力自由化が日本をどう変える」などに メンバーが参加。

 

小林聡美 「散歩」 を読んでいましたら  2016.1.5

2016年01月05日 | 活動
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
今年もよろしくお願いいたします。

柳家小三治さんと散歩され、師匠の俳句が紹介されていました。
お題は「春嵐」
「誰がための 原発なるや 春嵐」
再稼働や輸出に怒りを込めて。
小林聡美さんは 何百回も高座を聞いているそう。
今年は 一度聞いてみようと思っています。

明日は2016年最初の運営委員会。


「日本人はどう住まうべきか?」 養老孟司 / 隈 研吾

2015年12月29日 | 活動
新潮文庫の新刊。

2012年2月に刊行されたそうですが 鴨居のマンション群の事件を予言しているかのような帯…
「コンクリート建築って 中身が見えないから 詐欺の宝庫です (隈)」

隈氏については 初めて知ったのですが 根津美術館を建てた方だそうで。
あの 竹の壁まわり、入ってすぐのアプローチ、庭、茶室…
印象に残る建物です。

「基本的には日本全国どこでも建設業と政治家がグルになって」
「コンサルが行政に呼ばれて役場の人たちと一緒に絵を作る」
「行政とコンサルと政治家というのは、一つの『アミーゴ』になっています」 … 44頁

はたして。 町田市は 基本的?

 


「ぼくがいま、死について思うこと」 椎名誠    2015.12.28

2015年12月29日 | 活動
帯に 「うつ、不眠、大事故。実は何度か、死の淵を覗いた――。」

様々な葬儀を知ることにより、死や葬儀について 考え直すとっかかりになります。
モンゴルの鳥葬については 渡辺一技さんの本に詳しくありますが そのことにも触れています。
自然で、昔ながらのしきたりもあるようで 私は嫌だとは思いません。
死者の送り方は 民族・地域によって様々です。 
今の都市の一般的な葬儀も、業者任せにしない方が良いかと思います。

椎名氏の 毎日の15分ほどのトレーニング・メニューも かかれていました。 
ヒンズースクワット 300回
腹筋 200回
腕立て伏せ 100回
背筋 20回。

それで 体形が維持できていると。

食事・運動・睡眠。 元気に生きる上で、大事ですね。

「チェルノブイリの祈り」 スベトラーナ・アレクシェービッチ 2015.12.25

2015年12月25日 | 活動
2015年、ノーベル文学賞受賞作家が チェルノブイリ事故後10年に纏めた本です。
受賞により、岩波より文庫化され、書店で目にして購入しました。

読み始めてすぐ この本がノーベル賞を受賞した事は素晴らしい(村上春樹よりふさわしい)、と思いました。
絶望と悲しみの重さに圧倒されます。
石牟礼道子の「苦界浄土」のように 深く考えさせられる一冊です。
この作家の他のすでに絶版になっている、入手しがたい本も 2月ごろに復刻されるようで ぜひ読みたいです。

本日は 午前 政策委員会、 午後 運営委員会。

事務所は来週からお休みで 1月は5日からです。